第2話夜
「そういえば私の名前言ってなかったですね私は北川春香と言いますわからないことがあったらなんでも聞いてください」
「えっとじゃあさっそくえっとなんでいきなりここにきたの?母親との関係性は?」
「蓮さんのお母様の由紀さんは最近蓮さんの生活習慣が乱れまくってると心配してましたそれでちょうど留学から帰ってくるけど雇われ先が見つかってなかった私を雇ってくださいました」
「なるほどそうゆうことだったのか.....えちょっと待てよなんで生活習慣が乱れてるって知ってるの!?」
「由紀さん曰く蓮は彼女としかも浮気されて別れたから思いつめてかなり荒れてるだろうと言ってましたよ。先ほどキッチンの方を見かけましたがかなり荒れた食生活をされてるようで....」
最近はなんかもう何するのにもやる気が起きず3食カップラーメン生活をしていたのだ
「あと由紀さんから手紙を預かってるのでどうぞ」
「ありがとう」
開けて読み始めた長かったから要約すると春香ちゃんと仲良くしてねとか夏には帰って来てねもちろん春香ちゃんも連れてとか荷物とかは明日の夕方届くからよろしくとか別に春香ちゃんと結婚してもいいけどとk......
「な、何言ってるんだこれはーーーーー」
「どうしました?」
「いやなんでもない....」
北川さんは美人だと思う黒髪で出るところは出て引っ込むところは引っ込んでいて身長も多分160くらいはあって多分こんな人滅多に見ないぞ
「そういえば明日から高校通うんですけど日本の高校はどんな感じですか?」
「普通だよテストとかあるし」
「そうなんですか楽しみです」
「イギリスの学校はどんな感じなんだ?」
「日本と違うのは11歳から16まで同じ学校っていうところです私が通っていたところはクラブ活動が結構盛んでした私も料理クラブに参加してましたよあとは宿題が多かったですね大変でした」
「宿題かうちの学校は先生にもよるけどあんまでないかな」
「そうなんですかそれなら目一杯蓮さんにご奉仕することができますね学校でもよろしくお願いしますね」
「えっとまぁよろしく」
「話が長くなってしまいました夕飯を作りますね」
「ぼくも手伝います」
「大丈夫ですこれが私の仕事ですから座ってテレビでも見ていてください」
「は、はい」
「嫌いなものはないですよね」
「はい特には」
そういうとキッチンで料理に取り掛かった
何もすることがないのでとりあえず勉強をすることにした。
高校2年というのは受験も近く志望校を決めていくような時期でもある国公立志望なので勉強には特に力を入れて行かないといけない
30分ぐらいするといいにおいがしてきてもうすぐで夕飯ができるというのがわかった
「できましたよ。冷めないうちに食べてください」
夕飯はカレーだった
「美味しいあれカレーってこんな美味しかったっけ」
「ありがとうございます今回は時間もあまりなかったのでルーから作りました」
「そういえば北川さんは食べないんですか?」
「後ほどいただきます」
「んーなんか一人で見られて食べるのもなんかな....一緒に食べない?」
「蓮さんがそういうのでしたら」
そういうと北川さんも準備をして食べ始めた
夕飯を食べ終わるとテレビをつけた特に見る番組とかも決めてないので適当に見ることにした何やらドッキリの番組がやっていた面白いのもありなかなかだった
北川さんは立ってテレビを眺めていた
「北川さんはなんでメイドになったの?」
「私の家は元々小平家に仕えていたのですが私を留学に出した次の年旦那様の信三郎様が逮捕されたらしくそのまま没落して使用人などを雇う余裕が無くなったみたいで知り合いのつてを辿って行ったところ由紀さんに出会いここにきたというわけです」
数年前そういえば政治家何人か逮捕された事件あったけどそれだよな多分
あと母さんマジで何者いつも家にいたけど昔何やってたのマジで
「今日は夜も遅くなってきましたけどお風呂は入りました?」
「入ったよ」
「では明日もあるのでおやすみなさい」
「ちょっと待ってどこで寝るの?」
「私はどこでもいいですけど」
「えっと布団は一つしかないし女の子を床で寝かすわけにはいかないし...北川さんは僕のベット使ってください僕はどこでも寝れるので」
「そんなのは絶対ダメです」
「これは譲れません風邪とか引いたらどうするんですか」
「その言葉そっくりそのままお返しします」
「ダメです」
正直他にいい考えも浮かばないし.....
「いい事思いつきました一緒に寝ればいいんですよ」
「...........はい?」
「一緒のベットで寝ましょうということです」
「却下」
「なんでですか?」
「なんでってそりゃ色々倫理的にもやばいし理性が多分持たないしとかとか色々です!とにかく却下!」
「私は別にいつでも大丈夫ですよ蓮さん」
結局
ダメだ理性を失ったらダメだ死ぬ死ぬ
な、なんか抱きついてきた?あああああなんだよこの......
なんか背中に柔らかいのあたってるし首筋に息はかかるし.....
なんだよこの状況は!!!!
(結局一睡もできなかった)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます