汚れへの応援コメント
第一部が終わり、浜本の死刑執行が行われた辺りまでで、一つ感想を記させていただきます。
キリスト教神学と教誨師という(自身にとって)関心の湧くテーマの下、重厚なヒューマンドラマ小説で非常に面白かったです(具体的にどこといえず恐縮なのですが、第一部50エピソード中、半数近くは文章も上手く好きでした…)。
多くの登場人物の視点ごとのエピソードも、クオリティが高かったですし、まさか政治暗部にまで話が広がるなんて、話の重厚性に舌を巻きました。
第二部も第一部が繋がりながらも、新しい話が展開していくのですかね、折々ではありますが、引き続き拝読させていただきます!
作者からの返信
ありがとうございます!
実は春ごろからこの作品はおろか、小説が書けなくなってしまい、どうにもならない状態でした。
最近になって、少しずつまた筆が進むようになり、この作品だけはどうしても完結したいと思っているところでした。
このようにご精読いただき、応援のお言葉もいただけたことは非常に励みになります。
よろしければ、これからも見守っていただければ幸いです。
北川学(きたがわ・まなぶ)への応援コメント
ここまで読んできて、おお、こういう構成好きなんだよな、と思いながら、ふと気づいて
「あれ、これそういえばミステリとかじゃなかったんだっけ……?」と😅
とはいえ、探求は物語の華。どのような方向に行くにしろ、その行先を楽しませていただきたいと思います。
余談ですが、慶智は、名前はアレですけど、ソフィアのイメージかしらん🤔
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ジャンルはミステリーではありませんが、「カラマーゾフの兄弟」的なミステリー要素はあって楽しいかなと思っています。根がミステリー好きなもので……
大学名は既存大学への匂わせはありますが、特にモデルはありません。ただ、神学は日本のいくつかの大学神学部で教えられていることを踏襲しているつもりです。
適性への応援コメント
神は存在するのか?というのは、昔から
議論されているものですね。
デカルトは、
「私は神を知っている。故に神は存在する」
カントは
「次元の違う世界の神を私は認知する事が出来ない。
故に神の存在を証明は出来ない」
古代宇宙論だと
「物事の結果には必ず原因が存在する。
故に全ての結果の元となる原因が存在しなくてはならない。
何故なら、無限に原因があるとするなら、宇宙はいつまで
経っても生まれない。その原因を作った者が神である」
現代宇宙論だと、
「この世界は人類の生存に対して、あまりにも都合良く
出来過ぎている。確率上だと偶然生まれたものとは
考えられない。故に何者かが故意に作ったものである」
奥が深いですね。
神社とかに住んでいると、不思議な事はそれなりに
あります。神の存在を空気で感じる…。
そんな感じでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
たしかに奥深いテーマです。宗教者であっても無神論者であっても神を考えることは避けて通れない……
本作では、特にキリスト教世界の範囲内で様々に語られる神観念について取り上げつつ、作者読者共に考えていけるような作品を目指したいと思っています。
古川晋也(ふるかわ・しんや)への応援コメント
緋糸様
コメントするの、失礼します。
この裁判所においてのワンシーン、上手に描かれていると思いました。コメントを書き記しておきたくなりました。
応援しています! お辞儀
作者からの返信
ありがとうございます。地味で辛気臭いところのある作品ですが、個人的に気持ちの入っている作品なので、応援して下さりとても嬉しいです。これからもよろしくお願いしますを
御供と浜本 その1への応援コメント
うまいですね。二人の全くタイプの違う教誨師たちと、別の問題を持った違う死刑囚。教誨師たちの性格と死刑囚の組み合わせもいいですね。この四人が関わり合っていくうちにどう変わっていくのか楽しみです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
登場人物はみなそれぞれの立ち位置で死に直面し、どう行動し、どう考えていくのか……ということをあれこれ思考しながら執筆していました。
これからもよろしくお願いいたします。