ソードワールド2.5キャンペーン 黒い月と星の雪を巡りて

データセクション

聖戦士の武器について

このキャンペーンにおいては特別な武器「聖戦士の武器」が登場しました。

こちらでは、物語中に登場した聖戦士の武器のTRPGキャンペーンにおけるデータ的な扱いについて解説します。

プレイヤーサイドが使用可能になったものとして

３－２「白日と青月」で”翠星の弓キルキナエ”

３－３「夜明け裂く流星の如く」で”天空の槍グングニル”

３－４「燃ゆる陽炎」で”紅灼の拳オヴェロン”

３－６「星雪の降る日」で”希望の杖コルヴァーナ”（※）

４－１「シュプールに花束を」で”守護の斧スワンチカ”

４－４「魔王訣戦」で”聖心の剣ティルフィング”

（※）：コルヴァーナは４－１で魔界剣士シモンに奪われ再び使用不可に

また、”蒼玉の剣グレイプニル”、”神滅の銃ラグナレク”、”真理の杖ル＝ニィダ”は最終話でのみ使用可能となりました。”曙光の槌クラウストルム”も使用可能でしたが、担当プレイヤー（セルゲイ＝ゲラシモア）が敢えて使用しない選択をしました。

これらは以下のルールに則って運用していました。

・メインストーリー限定で使用可能

このキャンペーンは常に２卓立てての集会でしたが、えるしぃがGMをするメイン卓でのみ使用可能としていました

・自身の所有する武器ランクまで能力の使用が可能

基本はBランクの能力のみが使用可能ですが、選択特技として《武器習熟A》《武器習熟S》《武器の達人》の取得に合わせてA・S・SSの能力が使用できるようになっていました。これによって、通常の理論とは違う形のキャラビルドを行うプレイヤーも存在しました。

また、一定のガメル銀貨を支払うことで自身の武器ランクよりも一つだけ高いものを使用できる、としました。これはSSランク能力を使用するために取得する《武器の達人》にはビルド都合上到達出来ないキャラクターも存在していたためです。

各武器は、それぞれのプレイヤーのビルド方針やパーティー内での役割に応じて、GMとPLの打ち合わせの末に能力を決定しており、武具間でのバランスをとることよりも優先しています。

各武器詳細

◎翠星の弓キルキナエ

必要筋力：１５　威力：２０　クリティカル値：１０

所持ボーナス：器用度＋３、生命力＋３

Bランク能力

命中＋１、追加ダメージ＋１

追加能力「芽吹きの賦活」（常在能力）

自身がHPまたはMP回復の能力を他者に与えるとき、その回復量に＋１します。各種回復魔法の他、薬草やポーションの効果にも有効です。ただし、自身への回復に効果は及びません。

Aランク能力

命中＋１、追加ダメージ＋１、威力＋５（合計２５）

追加能力「魔力増強」（常在能力）

自身の保有する魔法使い系技能の魔力を全て＋１します。選択特技「魔力強化」と重複します。

追加能力「拘束する根と枝」（宣言を必要とする特技）

自身の主動作で１点以上の実ダメージを与えた敵部位１つを選択します。「抵抗：必中」で、選択した部位の命中と回避に対して１ラウンドの間、－１のペナルティを与えます。

Sランク能力

命中＋２、追加ダメージ＋１、威力＋１０（合計３０）

能力強化「芽吹きの賦活」（常在能力）

他人に与えるHPとMPの回復量に、さらに＋１（合計＋２）します。自身に対して効果がないことは変わりません。また、戦闘ラウンド中のみ、自身の手番が終了したとき、自身のHPが５点回復します。

追加能力「分裂する光の矢」（宣言を必要とする特技）

妖精魔法「シュートアロー」を使用するときに宣言します。消費MPを「部位数-1倍（最低１）」して、敵単体の複数部位を攻撃できます。この時、矢は１本のみ消費します。（２部位攻撃時は「２－１＝１倍」なので、通常のコストで攻撃できます）

SSランク能力

命中＋２、追加ダメージ＋２、威力＋２０（合計４０）

能力強化「拘束する根と枝」（宣言を必要とする特技）

命中と回避に与えるペナルティがマイナス２となります。

追加能力「殲滅する光の矢」（宣言を必要とする特技）

妖精魔法「シュートアロー」を使用するときに宣言します。

次のうちから１つを選びます

「「シュートアロー」の消費MPを＋２し、威力を＋１０（合計３０）する」

「「シュートアロー」の消費MPを＋８し、威力を＋２０（合計４０）する」

どちらの場合も、発動判定に失敗（１ゾロ）した場合、矢は回収出来ず、失われます。

ルールの例外として、「分裂する光の矢」と同時に１つの特技扱いとして宣言できます。

◎天空の槍グングニル

必要筋力：２０　威力：２５（騎乗時＋１０）　クリティカル値：１０　用法：1H/2H（両手持ち時、命中＋１、威力＋５）

所持ボーナス：器用度＋３、筋力＋３

Bランク能力

命中＋０、追加ダメージ＋１

追加能力「蒼天の守護」（常在能力）

自身の物理または魔法攻撃が命中し、クリティカルが発生した時に発動します。３ラウンドの間、自身の回避力に＋１、防護点に＋２のボーナスを得る。効果時間中に再度クリティカルが発生した場合、効果は重複しないが、持続時間は更新されます。

Aランク能力

命中＋０、追加ダメージ＋１、威力＋５（合計３０）

追加能力「龍鱗の守護」（常在能力）

生命抵抗力及び精神抵抗力に、＋１のボーナスを得ます。戦闘ラウンド中のみ有効。

追加能力「寄り添う龍の意思」（補助動作扱いの特殊能力）

自身のHP、または騎獣の１部位のHPを、自身の「冒険者レベル＋精神力ボーナス」だけ回復させます。１ラウンドに１回のみ使用できます。コストとしてMPを７点消費します。

Sランク能力

命中＋１、追加ダメージ＋２、威力＋１０（合計３５）

能力強化「蒼天の守護」（常在能力）

クリティカルが発生した時の自己強化が「命中＋１、回避力＋１、防護点＋３」となります。効果時間は変わりません。

追加能力「流星の連撃」（常在能力）

自身が「蒼天の守護」による強化状態のときに、自身の白兵攻撃が命中してクリティカルが発生した場合、追加でもう一度攻撃を行うことが出来ます。（エネミーなどが持つ「〇連続攻撃」が発動するのと同等です）

このとき、別の攻撃対象を選ぶことは出来ません。戦闘ラウンド中、１ラウンドに１回のみ発動します。

SSランク能力

命中＋１、追加ダメージ＋３、威力＋１５（合計４０）

能力強化「寄り添う龍の意思」（補助動作扱いの特殊能力）

１回の発動で、自身と騎獣の１部位のHPの「両方」が回復するようになります。また、消費するMPコストが７点から５点に軽減されます。

能力強化「流星の連撃」（常在能力）

「蒼天の守護」の強化状態にあれば、自身の攻撃が命中すれば連続で攻撃できるようになります。（クリティカル発生の必要がなくなります）

◎紅灼の拳オヴェロン

必要筋力：１５　威力：１５　クリティカル値：１１　用法：２H拳

所持ボーナス：筋力＋３、生命力＋３

Bランク能力

命中＋２　追加ダメージ＋１

追加能力「怖れる刻印」（常在能力）

自身の拳による白兵攻撃が命中したときに発動します。攻撃対象の弱点が、魔物知識判定に失敗していたとしても、自身にのみ効果を発揮するようになります。もし、魔物知識判定に成功し弱点が判明した状態の場合、自身のみその効果が２倍になります。「抵抗：必中」で効果時間１８ラウンド。

Aランク能力

命中＋２、追加ダメージ＋１、威力＋５（合計２０）

追加能力「鋼の肉体」（常在能力）

自身のHPを＋１５します。《タフネス》や《頑強》と重複します。

追加能力「己が復仇」（常在能力）

自身が「射程：接触」の能力や動作の「対象となった」とき、その対象に３点の魔法ダメージを与えることを選ぶことが出来ます。このとき、攻撃属性は「炎/断空/衝撃/純エネルギー」の中から選ぶことが出来ます。１ラウンドに何度でも使用できます。

Sランク能力

命中＋３、追加ダメージ＋２、威力＋１０（合計２５）

追加能力「炎舞灼熱拳」（宣言を必要とする特技）

自身の「パンチによる白兵攻撃」１回に有効です。命中して１点以上の適用ダメージを与えたとき、「威力１０/追加ダメージX/クリティカル値：なし」の炎属性魔法ダメージを対象に追加で与えます。

Xは、自身が対象にこれまで白兵攻撃を命中させた回数（最大値は８）です。

追加能力「紅蓮爆砕脚」（宣言を必要とする特技）

自身の「キックによる白兵攻撃」１回に有効です。命中して１点以上の適用ダメージを与えたとき、「威力１０/追加ダメージX－２（最低０）/クリティカル値：なし」の炎属性魔法ダメージを「攻撃対象の全部位に」追加で与えます。

Xは、自身が対象にこれまで白兵攻撃を命中させた回数（最大値は８）です。

SSランク能力

命中＋３、追加ダメージ＋３、威力＋１０（合計２５）、クリティカル値－１（合計１０）

能力強化「己が復仇」（常在能力）

敵に与えるダメージが、３点から６点に強化されます。

能力強化「炎舞灼熱拳」「紅蓮爆砕脚」（宣言を必要とする特技）

追加の魔法ダメージのクリティカル値が１２となり、クリティカルが発生するようになります。

◎希望の杖コルヴァーナ

必要筋力：１０　威力：１５　クリティカル値：１２　用法：２H

所持ボーナス：知力＋３、精神力＋３

Bランク能力

命中＋２、追加ダメージ＋１

追加能力「女神の慈愛」（常在能力）

自身が魔法によって誰かにHP回復の効果を与えるとき（自身も含む）、その回復量に＋２します。

（キルキナエと違い、薬草・ポーションの使用に効果は乗りません。ただし、自身への回復にも効果は乗ります）

Aランク能力

命中＋２、追加ダメージ＋１、威力＋５（合計２０）

追加能力「魔力増強」（常在能力）

自身の保有する魔法使い系技能の魔力を全て＋１します。選択特技「魔力強化」と重複します。

追加能力「雪華の壁」（特殊な補助動作）

エネミーの手番中、味方がダメージを受けた時、１ラウンドに１回のみ使用できます。「射程：20m」以内の対象の適用ダメージを４点軽減します。物理ダメージにも、魔法ダメージにも使用できます。コストとしてMPを４点消費します。

Sランク能力

命中＋２、追加ダメージ＋１、威力＋５（合計２０）

能力強化「女神の慈愛」

自身の魔法によるHPの回復量に、さらに＋１します（合計３）。

また、神聖魔法によるHP回復量をダイスによって決定するとき、2d6の代わりに「1d+3」を使用することを選択できます。

追加能力「運命流転」（特殊な補助動作）

戦闘中のみ使用できます。味方陣営の誰かが判定のダイスを振った「直後に」使用できます。その出目に＋１します。このとき

「自動失敗（１ゾロ）に使用しても、自動失敗は防げません」が、

「１１の出目に使用すると、６ゾロ（自動成功）扱いにすることが出来ます」

１回のシナリオで３回まで使用できます。また、使用したときにコストとして１０MPを消費します。この消費MPを魔晶石やマナチャージクリスタルで肩代わりさせることは出来ません。必ず自身のMPを消費します。MPが不足している場合は使用できません。

SSランク能力

命中＋３、追加ダメージ＋２、威力＋１０（合計２５）

能力強化「雪華の壁」（特殊な補助動作）

軽減するダメージが＋４（合計８点）されます。

追加能力「星空の加護」（常在能力）

ハルーラの特殊神聖魔法「リブート」が使用できるようになります。

◎守護の斧スワンチカ

必要筋力：２５　威力：３０　クリティカル値：１１　用法：１H/２H（２H時、威力＋１０）

所持ボーナス：生命力＋３、精神力＋３

Bランク能力

命中＋１、追加ダメージ＋１

追加能力「切り裂く振り子」（常在能力）

この武器は投擲攻撃に使用可能です。射程距離は15mとなります。さらに、命中の可否に関わらず必ず手元に戻ります。ただし、命中判定で１ゾロ（自動失敗）時のみ、戻って来ず攻撃対象の足元に落ちます。

Aランク能力

命中＋１、追加ダメージ＋１、威力＋５（合計３５）

追加能力「防刃の意思」（常在能力）

防護点が＋１されます。

追加能力「鎮める息吹」（補助動作扱いの特殊能力）

自身と、それに加えて「自身と同じ乱戦エリアにいる、５人までの任意のキャラクター」を対象とし、「自身の冒険者レベル＋精神力ボーナス」だけHPを回復します。この時、コストとして１２MPを消費します。

この能力は、１ラウンドに１回のみ使用できます。また、連続した手番で使用できません。

Sランク能力

命中＋１、追加ダメージ＋２、威力＋１０（合計４０）

追加能力「嗤う鉄心」（主動作を使用する特殊能力）

スワンチカによる白兵攻撃を行います。「命中しても、回避されても」、攻撃の対象は「挑発攻撃Ⅱ」と同じ効果を受けます。

追加能力「滾る合鐵」（宣言を必要とする特技）

白兵攻撃１回に使用します。命中した場合、対象に付与されている任意のプラスの効果１つを「抵抗：必中」で解除します。また、この攻撃が命中したとき、自身のMPが５点回復します。回避された場合は回復しません。

SSランク能力

命中＋１、追加ダメージ＋３、威力＋２０（合計５０）

能力強化「防刃の意思」

防護点がさらに＋１（合計２）されます。

能力強化「鎮める息吹」（補助動作扱いの特殊能力）

消費MPが１２点から８点に軽減されます。また、自身のみ精神効果属性による任意の効果１つを解除できます。

能力強化「滾る合鐵」（宣言を必要とする特技）

命中を＋２して攻撃が出来ます。また、投擲攻撃によるものでも解除とMP回復の効果が発動します。

◎聖心の剣ティルフィング

必要筋力：１５　威力：１５　クリティカル値：１０　用法：１H

所持ボーナス：器用度＋３、精神力＋３

Bランク能力

命中＋１、追加ダメージ＋１

追加能力「視えざる盾」（常在能力）

あらゆる属性の魔法ダメージを３点軽減します。

Aランク能力

命中＋１、追加ダメージ＋１、威力＋５（合計２０）

追加能力「視える剣閃」（常在能力）

選択特技「双撃」を取得しているものとして扱います。

追加能力「しなやかな祈り」（常在能力）

自身の現在HPが「自身の冒険者レベル＋生命力ボーナス」点以下まで減少したときに発動します。次の自身の手番開始時まで、自身の回避力、生命抵抗力、精神抵抗力がそれぞれ＋４されます。

Sランク能力

命中＋２、追加ダメージ＋２、威力＋１０（合計２５）

追加能力「運命を斬り拓く」（常在能力）

自身の現在HPが「自身の生命力ボーナス」点以下まで減少したときに発動します。もし自身の《剣の加護/運命変転》が使用済み状態であったならば、未使用の状態に戻ります。１回のシナリオで１回のみ発動します。条件を満たすHP減少時に《剣の加護/運命変転》が未使用状態のままであった場合は発動とは見なされません。

追加能力「我が血に誓う」（宣言を必要とする特技）

１回の白兵攻撃に使用します。コストとして自身のHPを「２点から１０点の間の任意の点数」消費します。命中が「消費したHPの半分（端数切り捨て）」上昇し、ダメージを「消費したHPの半分（端数切り上げ）」上昇させます。（１０点の消費であれば命中＋５、ダメージ＋５となります）

この能力は「自身の現在HPが、最大HPに等しい」状態のときは宣言できません。

SSランク能力

命中＋２、追加ダメージ＋２、威力＋１５（合計３０）

能力強化「視えざる盾」（常在能力）

軽減する魔法ダメージが＋２されます。（合計＋５）

能力強化「しなやかな祈り」

条件を満たしたときの修正ボーナスが＋２されます（合計＋６）。さらに、加えて防護点も同じだけ上昇します。

◎蒼玉の剣グレイプニル

必要筋力：１２　威力：１２　クリティカル値：１０　用法：１H

所持ボーナス：器用度＋３、敏捷度＋３

Bランク能力

命中＋１、追加ダメージ＋１

追加能力「流水の構え」（宣言を必要とする特技）

次の自分の手番まで、乱戦エリア内で白兵攻撃を受け、その回避に成功した場合、手持ちの白兵用武器で反撃が出来ます。反撃は必ず命中する。回避に成功する限り何度でも反撃できる。

この特技を宣言すると、自身の主動作で武器による白兵攻撃は出来なくなる。

Aランク能力

命中＋２、追加ダメージ＋１、威力＋５（合計１７）

追加能力「霧隠れ」（常在能力）

自身の回避力＋１

追加能力「奈落囲う意思の壁」（主動作による特殊能力）

自身の手番で移動を行わなかった時のみ使用出来る。「射程：30m以内」に存在する、任意の６名までを対象に出来る。対象の生命抵抗力を＋２し、病気・呪い・毒属性のダメージを２点軽減する。コストとして６MPを消費する。効果時間１８ラウンド

Sランク能力

命中＋２、追加ダメージ＋１、威力＋１０（合計２２）

能力強化「流水の構え」（宣言を必要とする特技）

「宣言特技は１ラウンドに１つまで」の制限が無くなり、他の宣言特技と同時に使用出来るようになる。武器による攻撃を行ったラウンドに宣言できないことは変わらない。また、宣言中は回避力が＋１される。

追加能力「幻惑の閃き」（宣言を必要とする特技》

白兵攻撃１回に対して有効。

自身の白兵攻撃が「回避されたとき」、攻撃対象の敵部位の命中－１、打撃点－８。

自身の白兵攻撃が「命中したとき」、攻撃対象の敵部位の回避－１、防護点－４。

これらのペナルティは「抵抗：必中」で「効果時間：１ラウンド」

SSランク能力

命中＋３、追加ダメージ＋２、威力＋１０（合計２２）

能力強化「奈落囲う意思の壁」

全ての魔法ダメージを２点軽減できるようになる。

追加能力「行川の流れは絶えず」（常在能力）

自動習得特技「影走り」と同じ能力を得る。

◎神滅の銃ラグナレク

必要筋力：１４　基礎射程：２０ｍ　クリティカル値：１１　用法：１H/２H（基本は２H。１H時、命中－１、追加ダメージ－２、射程半分）、装弾数４

所持ボーナス：器用度＋３、知力＋３

Bランク能力

命中＋１、追加ダメージ＋３

追加能力「踊る薬莢」（常在能力）

この銃は用法：１Hで扱っても良い。また、１Hで扱っていても２H専用の魔動機術を使用して良い。ただしその場合、命中－１、追加ダメージ－２のペナルティを受け（１H使用時の減衰と重複する）、さらにクリティカル値が＋１される。

Aランク能力

命中＋２、追加ダメージ＋５、射程＋１０ｍ（合計３０ｍ）

追加能力「魔女の瞳」（常在能力）

選択特技「鷹の目」と同じ能力を得る。

追加能力「俊敏な撃鉄」（特殊な常在能力）

戦闘開始時、自身の先制判定が「自動失敗では無かった（≒１ゾロではない）」時にのみ、使用出来る。

先制判定に失敗時、敵陣営が行動する前に、自身のみ行動しても良い。その場合、後攻の自陣営の手番のとき、自身は行動出来ない。

先制判定に成功時、１ラウンド目に自身が味方陣営で一番最初に行動した時のみ、自身の主動作の命中＋２、与えるダメージ＋２

Sランク能力

命中＋３、追加ダメージ＋６、射程＋３０ｍ（合計５０ｍ）装弾数＋１（合計５）

追加能力「精確な殺意」（宣言を必要とする特技）

移動を行わなかった手番のみ、宣言できる。１回の射撃攻撃に使用出来る。

ダメージを「相手の回避力を上回った達成値分」上昇させる。上限はマギテック技能レベル。

追加能力「加速する閃光」（補助動作扱いの特殊能力）

味方陣営で最初に行動する時のみ行使できる。主動作が終了したあと、１ｄ６を振り、５か６が出た場合、追加の主動作を行っても良い。操霊魔法「ヘイスト」とは重複しない。追加の主動作を行った時のみ、コストとして２０HPを消費する。（※MPではなくHPを消費する）

SSランク能力

命中＋４，追加ダメージ＋８、射程＋６０ｍ（合計８０ｍ）装弾数＋１（合計６）、クリティカル値－１（合計１０）

能力強化「俊敏な撃鉄」

先制判定成功時、自身が最初に行動するときの命中＋１（合計＋３）、ダメージ＋１（合計＋３）

能力強化「加速する閃光」

追加の主動作を行うときのコストの２０HPが、１０HPに軽減される。

◎真理の杖ル＝ニィダ

必要筋力：１０　威力：１５　クリティカル値：１２　用法：２H

所持ボーナス：知力＋３、生命力＋３

Bランク能力

命中＋１、追加ダメージ＋１

追加能力「賢しき授与」（補助動作扱いの能力）

自身が取得している、「常時発動している、宣言を必要としない特技」１つを選ぶ。この特技の効果を、「射程：視界」にいる任意のキャラクターひとりも習得しているものとして扱う。コストとして３MPを消費する。効果時間１ラウンド。

Aランク能力

命中＋２、追加ダメージ＋１、威力＋５（合計２０）

追加能力「賢者の系譜」（常在能力）

自身の真語魔法、操霊魔法の行使判定＋１、自身が真語魔法、操霊魔法で与えるダメージ＋２

追加能力「理力の護法」（常在能力）

自身が、「形状：範囲」「形状：貫通」による魔法や特殊能力に巻き込まれたとき、その適用ダメージを物理魔法問わず４点軽減する。（※単体対象の攻撃は防げない）

Sランク能力

命中＋２、追加ダメージ＋１、威力＋５（合計２０）

追加能力「虹色の理」（常在能力）

特殊魔法「プリズマティックウェイブ」を使用可能になる。また、この魔法を使用するとき、魔法行使判定に＋１する。（「賢者の系譜」の行使判定ボーナスとは重複する）

特殊魔法「プリズマティックウェイブ」

対象：１体　射程：５０ｍ/起点指定　時間：一瞬　抵抗：半減

属性：特殊　消費ＭＰ：１６

対象に魔力の奔流をぶつけ、威力６０＋魔力点の魔法ダメージを与える。

この魔法の属性は「炎/水氷/風/土/衝撃/断空」から使用時に選ぶことが出来る。

能力強化「理力の護法」

軽減出来るダメージが４点増加する。（合計８点）

また、「形状：範囲」「形状：貫通」の攻撃や能力に対して、回避力・生命抵抗力・精神抵抗力に＋１する。

SSランク能力

命中＋２、追加ダメージ＋２、威力＋１０（合計２５）

能力強化「賢者の系譜」（常在能力）

魔法行使判定にさらに＋１（合計＋２）、魔法で与えるダメージさらに＋２（合計＋４）

追加能力「聖戦の支配者」（主動作による特殊能力）

聖戦士の武器を持つ者を何人でも対象に出来る。対象は本来より１ランク高い能力を使用出来る。この効果は戦闘終了まで続き、いかなる能力でも解除されない。コストとして１５MPを消費する。

◎闇夜の棍アイムール

◎曙光の槌クラウストルム

この２つをプレイヤーサイドが使うことはありませんでした。

アイムールは４－３「偽りの太陽に祈りを」で名前と設定のみ登場。キャンペーン当初はシアン＝ノウフェイスが最終的に所持することを想定していましたが、シアンの担当がゲームマスター本人であり、物語の構成上、自PCをメインとする機会を用意することに少し抵抗があったこともあり、武器として設定することもなく完結を迎えました。

クラウストルムは物語の大部分でNPCのクリスティーナ＝コーサルが所持していました。クリスが４－４「魔王訣戦」で物語から退場した後にプレイヤーサイドに渡る形になりましたが、この武器を持つことを想定されていたセルゲイの担当プレイヤーがロールプレイ的こだわりから使用しないことを宣言したため、こちらも設定されない形になりました。