第3話



「さぁ、始めましょうか」


 木崎は優しく語り掛ける

 

「これからどうなるか分かりますか? 」


 女は首をふる。

 

「本当に? もう少し考えてみてもいいですよ? 」


 女は涙をこぼし、必死に何かを言おうとしているが

 

 口枷をしているので何を言っているのか分からない。

 

 木崎はそんな女を冷たい目で見ていた。

 

「簡単ですよ、貴方がこのベットで旦那さんとしている事ですよ。


 まったく困った人だな。子供もいるんでしょ? 」

 

 そう言うと女はさっきよりも一層激しく暴れ出す。

 

 木崎はそんな反応に少しイラっとする。

 

「どうしたんですか急に、びっくりするじゃないですか」


 女は木崎を睨みつける。

 

 そんな彼女に答えるように木崎はナイフを彼女の頬に充てる

 

 女の目が揺れる

 

 木崎はそのナイフを頬から首筋に沿わせて行く

 

 ゆっくり、ゆっくりと。

 

 そうして一気に服を切り裂くと、女の白い肌が露わになる。

 

「んんんんっ!」

 

 女が何やら騒いでいるが、そんな事など気にせずに木崎は続けた。

 


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る