エンディングフェイズ:シーン14「私の傍には」

GM:羽衣たゃです

羽衣:はーい

GM:羽衣は晶の部屋に呼び出される。支部は無いので、仮設住宅。

 どこかぎこちない晶にテーブルに案内され、部屋にはしばし沈黙が流れる。

結塚晶:「いや、あのな。用件と言うのはまぁその…うん。待て、気合いを入れる」

GM:頬を両手で思い切り叩く晶。

 少し赤くなった頬を摩り、躊躇いながらも口を開く。

結塚晶:「お前は私の親友だ。お前は行動でそれを示してくれたし、私はそれに応えたい。私は天涯孤独の身だ。失ったのではなく、最初から一人だ。だからお前に…どんな形でもいい。ずっと私のそばにいて欲しいんだ」

GM:晶は羽衣の手を握り、照れくさそうに言う。

羽衣:その言葉を聞いて。テーブルを挟んで向かい合ってたのかな、晶ちゃんの側に行きます。

 「もちろん……! それにね、」そっと、晶ちゃんのヘアピンに触れて。

 「これ、ずっとつけててくれたでしょ? だから、離れてても、ずっと一緒にいる気持ちだった。これだけがその証、ってわけじゃないけど……。これがあれば、ずっとそばにいられる気がするの。今までも、これからも、ね?」

結塚晶:「これを外したら…本当に終わってしまうと思ったんだ。そうだな。これからも…な」

GM:晶がそう言った瞬間、二人を引き離すように羽衣の足元の影からミードが現れる。

白藤ミード:「…黙って聞いていればプロポーズですか? ご主人様、こんな尻軽の言葉に耳を貸してはいけませんよ。あっちにいったり戻ってきたり…」(舌打ち)

結塚晶:「プロポーズ…そうなのか…? いや違…違うということもない…か?」ブツブツ

羽衣:「わ、みぃちゃん!? でも晶ちゃんは、もうどこにも行かない……でしょ? だからきっと大丈夫よ。ね、晶ちゃん?」

結塚晶:「ん、あ、あぁ! もちろんだ。…私はもう逃げない。全てを受け入れる。過去も全て含めて私だ。私は、結塚晶だ」

GM:いつも通りの自信に満ちた表情を浮かべる

羽衣:「うん、それでこそ晶ちゃん、だね。わたしも、どんな感情も全部わたしのものって分かれたから。一緒に前に進んでいけるよ。わたしは、白藤羽衣。あなたの1番の親友。ずっと、ね」わたしも、いつも通りの笑顔を向けます

結塚晶:「改まるとこう…照れくさいな。これからもずっと、ずっとよろしくな。羽衣」

GM:少し頬を染め、羽衣の手を握りながら

結塚晶:「あと…ミードもな」

GM:わざと意地悪な笑みを浮かべる晶に、ミードは不服そうに鼻を鳴らす

白藤ミード:「…まぁ、いいでしょう」

羽衣:「ふふっ、ずっとよろしくね、2人とも!」

 晶ちゃんと、みぃちゃんの手も握って、そう返します

GM:二人共どこか照れくさそうなのは気のせいだろうか。

 過去を受け入れたキミの親友に何の不安もないと言えば嘘になる。

 だがもう大丈夫。キミがいれば、きっと。

羽衣:ロイスの感情を変えてもいいですか?

GM:Good!

羽衣:晶ちゃんへの感情なんですが、クライマックス前に実は「〇尽力 / 寂寞」に変えてましたという事後報告と、今ここで「〇幸福感 / 不安」にして、Sロイスにも指定したいです……!

GM:いっぱい許可します

羽衣:ありがとうございますー!


羽衣:その日の夜、わたしは日記を書きました。

 今までのは燃えてなくなってしまったけれど、新しいものを用意して。

 『わたしたちの日々は、ここにある。ここから、始まる』

GM:と言うところで、PC②のエンディングは終了 幸あれ

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