ミドルフェイズ:シーン7「決別の塔」
GM:例の廃工場、キミたちは瓦礫に腰掛ける結塚晶とその傍らで腕を組み不機嫌そうにする舞香を見つける。舞香はキミ達に気がつくと苛立ち混じりに溜息をつく。
朱崎舞香:「ほら、私の言った通り。…来たわよ」
一行:「ははは、急いで来ましたとも」
GM:晶は手のひらの中に小さな結晶作り出しては消しを繰り返し、そして最後に結晶を握りつぶし立ち上がる。
結塚晶:「…お前達まだいたのか。さっさと逃げろと言ったはずだ」
GM:彼女は冷たく言い放つ。
昴:「ところがそうもいかないもんでね。まだやることが山ほど残ってるんだ。といっても、実際は一つこなせりゃそれでいいんだが……」
結塚晶:「私の知ったことではないな。…これ以上話すことは無い。消えろ」
GM:晶は顔をしかめそう言う。舞香がそれに対して舌打ちをし、
朱崎舞香:「いい加減にしなさいよ。目を逸らして何とかなるとでも思ってるわけ?」
結塚晶:「…そうだな。言ってわかる連中ならここまでは来ない」
GM:そして右腕を剣へ変化させ、切っ先をキミ達に向ける。
昴:「ああご尤も。悪いがお前のいうことなんて聞いてやれないね。用があんのは、お前にだからな……晶ァ!」
結塚晶:「私に用はないが…目障りだ。…ならば、力でねじふせるのみ。お前達が私に勝てるはずがない」
朱崎舞香:「だ、そうよ。ほんとにめんどくさいわ、あんた達」
一行:「ミードではありませんが、猫の手も借りたい状況でしてな。それで納得して来ていただけるなら致し方ありますまい」
朱崎舞香:「馬鹿は死んでも治らない。本当に馬鹿ばっかり、私にもうつっちゃったのかしら?」
GM:舞香も晶に続き朱色の槍を作り出す。
朱崎舞香:「で、今どんな気分? "ホムラ"先輩」
昴:「ああ最悪だね。まるで悪夢だ、これ以上ないくらいにな。俺馬鹿だからさ。毎回思うんだ……"今度こそ大丈夫かもしれない"、ってな。んで、たいてい裏切られる。今回だってそうだ。晶が死んだって最初に聞いた時はまあまあ凹んだぜ。……反吐が出る。そんなことになってんのは、たいてい俺のせいなのにな。だから……俺は、俺の真似事をしてるらしいアイツを許さねえ。ぶん殴ったらさぞ気持ちいいだろうよ」
朱崎舞香:「ホント呆れ…いや、呆れるのも馬鹿らしいくらい馬鹿ね。どいつもこいつも…本当はわかってるはずなのにウジウジと…。…アンタもよ。まさか覚悟もせずに来たわけじゃないわよね?」
GM:槍を羽衣に向ける
羽衣:「──わたしは、消えないし、逃げない。やることをやるために、ここに来たから」
朱崎舞香:「…そう。納得はいかないけど良い機会じゃない? 化け物同士、殺し合う方が似合ってるわ。先輩達、勿論付き合ってくれるわよね?」
GM:そして口の端を少し吊り上げ舞香はキミ達を見据える。
結塚晶:「…そうだな。言葉もなにもかもいらない。これは正真正銘の命のやり取り、手加減など無用だ。もっとも、お前達にその余裕があるとは思えないが」
GM:晶は周囲に青い結晶を展開し、キミ達に再び切っ先を向け殺気を放つ。
舞香も…それに続く
昴:「言うじゃねえか化け物気取り。だけど、いつかのセリフを忘れたわけじゃあねえだろ!?」炎を纏いながら
「化け物ってのは、俺みたいなやつのことを言うんだよ。やろうぜ晶ァ! ……化け物同士なら、せいぜい化け物らしくな」
朱崎舞香:「その往生際の悪さ、あんたが一番人間ごっこしてるわよ」睨みつける
香凜:香凜も螺旋をかたどった槍を生成しながら、羽衣を庇うように舞香の正面に立つ。舞香を睨む目は、しかしどこか確信を抱いたようなものになっているかな。
「いまさら負けるつもりは、ない」
白藤ミード:「ご主人様」とだけ言って羽衣の隣に並ぶ
羽衣:「言葉はいらなくないよ」
香凜ちゃんと、みぃちゃんが立つのを見ながら、晶ちゃんの方を、向いて。
「きっと、届くって信じてるから」
GM:晶は一瞬目を伏せ再び羽衣を睨むかな…戦闘だー!
PCを1エンゲージとし、5m離れた位置に結塚晶、舞香のエンゲージ。
【戦闘終了条件:結塚晶の戦闘不能】
ではセットアップ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
結塚晶:▼結晶空間【蒼穹】
《集団錬成》ラウンド間対象の攻撃の達成値+5、攻撃力を+10する。>晶と舞香
GM:晶は周囲に青みがかった結晶のフィールドを展開する。では他あれば
一行:「ではお二人とも。全力で皆さんに止めていただきますので。ちぃとばかしお灸が痛いでしょうが止むを得ないでしょう」
《アクセル》+《活性の霧》+《ラピッドファクトリー》を使用
ラウンド間、行動値+14,攻撃力+15,ドッジダイス-2個
結塚晶:《加速する刻》 イニシアチブでメインプロセスを行う
▼クォーツレディ
《インフィニティウェポン》+《骨の剣》 武器2個作成、装備。
▼砕け散る蒼き結晶"エンドクォーツ"
《伸縮腕》+《異形の祭典》+《咎人の剣》+《コンバットシステム》+《マルチウェポン》+《コンセントレイト:モルフェウス》 4体 視界 攻撃+37(ころころ→65)
GM:晶が腰を落とし構えた瞬間、周囲の結晶が砕け降り注ぐ。
その結晶の雨の中彼女は更に斬撃を繰り出す。
結塚晶:「……」無言
全員がダメージを受けて《リザレクト》しつつ、PC側の手番が始まります。
昴:(イニシアチブで)▼コンボ:我が身焼く故を知らず(ローン・イレギュラー)
《バーサークセルフ》/1/イニシアチブ/自動/自身/至近/3/HR_P85
《ワイルドファイア》/5/常時/自動/自身/至近/-/RW_P42
《紅蓮の憎悪》/5/常時/自動/自身/至近/-/CE_P66
[暴走付与][命中判定+2D][行動値+15][攻撃力+15][侵蝕+3]
マイナー戦闘移動 晶ァ! のエンゲージへ行くます 仲良くしましょ(はぁと
GM:はやぁい!
昴:ではメジャー
昴:▼コンボ:天蓋焦がす火の業(イグナイト・プロメテウス)
《災厄の炎》/4/メジャー/RC/範囲(選択)/至近/4/P106
《結合粉砕》/5/メジャー/シンドローム/-/-/4/P110
《コンセントレイト:サラマンダー》/2/メジャー/シンドローム/-/-/2/P129
[範囲(選択)][至近][侵蝕+10](ころころ→20)
GM:晶ァ!はガード 舞香は回避
結塚晶:▼クリスタルラウンド
《砂の盾》+《八重垣》 ガード値:15
朱崎舞香:(ころころ→10)
昴:(ころころ→63)
晶ァの攻撃の中を突っ切る様にして傷つきながら突進し、炎を纏った腕で舞香ちゃんを薙ぎ払いつつ晶ちゃんにも返す刀で叩きこみます
GM:晶は右腕の水晶の剣を盾に変化させ攻撃を受け止める。舞香は思い切りもらいながら突っ込んでくるかな…ギリギリ立ってる
結塚晶:「あそこまでやっても向かってくる…か」呟く
香凜:んじゃ手番行きまっす
【マイナー】
贖罪の槍 《赫き猟銃》 侵蝕値:3
効果:以下の射撃武器を作成 [種別:射撃 技能:<射撃> 命中:0 攻撃力:12 ガード値:− 射程:20m] この武器を使用するとHPを4点失う
結晶の雨にさらされながら、手に持った槍を薙ぎ払って飛び出す。
「ほんっとにアンタは……いつもそういうやり方で……!」
【メジャー】
螺旋槍 《コンセントレイト:モルフェウス+カスタマイズ》 侵蝕値:4
判定:(7+1)dx8+4 攻撃力:30 効果:HPを4点失う
対象はもちろん舞香ちゃん(ころころ→15)
舞香は回避に失敗、35ダメージを与え……?
GM:おぶらば 倒れる
朱崎舞香:「…はぁ、こんなもの?」《魂の錬成》 HP30で復活
香凜:「っ、なわけないでしょ!」といって胸の石に光を宿して力を引き上げていく
羽衣:では手番頂きます!
▼マイナー「勿忘草の蕾む頃に」
《ダークマター》2 / 3:自身 / 至近 バロールのエフェクトを組み合わせた判定のダイス+2 / 3
▼メジャー 「勿忘草の咲く頃に」
《コンセ:バロール》2+《黒の鉄槌》4+《スキルフォーカス;RC》2:RC / 単体 / 視界 C値-2,達成値+4,攻+10,同エン不可
▼メジャー《破壊の光》2:RC / 範囲(選択) / 視界 攻+2,同エン不可 シーン2回
▼オート《紡ぎの魔眼》2:自身 / 至近 判定直前。ダイス+2 ラウンド1回
香凜:魔石の残滓 《援護の風》
効果:判定の直前に使用する その判定のダイス+4個 ラウンド1回
羽衣:対象は晶ちゃんと舞香ちゃん(ころころ→46)
舞香は回避に失敗。
晶はガードを選択……と同時に、「舞香をカバーしたら熱くない?」という会話により舞香のカバーにも入ることに。
羽衣:「雨……泣いてるみたい」結晶に傷つきながら、でも目線は逸らさずに。
「ごめんね、少し──痛いよ……!」
宝石の花が咲いて、ほの暗い光が辺りと、晶ちゃんを照らします。
どうか、雨が、晴れますようにと。
結塚晶:「ッ! 舞香!」
GM:晶は咄嗟に舞香の前に飛び出し構え盾を展開するものの受け止めきれず、膝を折る 戦闘終了だァ!
朱崎舞香:「……………はぁ? 何…やってるわけ…?」
GM:舞香は呆然としてますね
静まり返る工場内に、パチ…パチ…と拍手の音が聞こえる
ゆっくり、ゆっくり手をたたきながら、背後に焔が現れますね
結塚焔:「これはこれは、なんという悲劇だ。仲間だったものと殺し合うなんてな」
GM:嬉しそうに、笑いながら
香凜:虚を突かれたような顔で、賢者の石の稼働を止めて振り返る。
昴:「──テメェ!」
即座に身を翻して炎を宿したまま焔ァ!に襲い掛かります
(適当に受け流すなり受け止めるなりなんなりしてくだしあ)
GM:では焔は自身も燃え上がります
飛びかかった昴はその炎を纏う焔をすり抜け、壁にぶち当たってしまう
昴:ではそのまま向こう側の壁を紅蓮の炎で爆砕しつつ、燃え盛る瓦礫が降る中で彼女を睨みつけます
香凜:「……なにも"今"来なくてもいいでしょうに!」
小さく悪態をついて乱入者を睨みつける
結塚焔:「邪魔者扱いか…傷つくな。だがこれで分かっただろう? "私"はもう手遅れだ」
GM:そういいながら焔は晶の隣まで歩く
晶は傷を負い動けないまま、焔を見上げる
結塚焔:「最後の仕上げだ、派手にいこう」
《フレイムディザスター》建築物を破壊する
《キングダム》建造物を創り出す
GM:周囲の気温が更に上昇するのが肌でわかる。
周囲に黒い水晶と炎が生まれ、廃工場全体を包んでいく。
舞香は焔に槍を伸ばす…が、炎に弾かれてしまう
朱崎舞香:「ちょっと待ちな…グゥ!」
GM:ちょうど香凜の前まで転がってくるね
キミ達はせり出す水晶に阻まれ、晶と焔から距離を取らざるを得なくなる。
焔の傍らで崩れ落ちた晶が何かを伝えようと口を動かしているのが見える。
『支部で待っている』彼女はそう言っていた…気がした。
というところで撤退を余儀なくされます
黒い水晶の塔が天高く伸びていく。
塔からは炎が鞭のように噴き出し、街を破壊していく。
香凜:熱風にあおられてとっさに顔を腕で庇いながら、しゃがみこんで舞香の肩に手を置こう
「流石にここは引くわよ……!」
舞香を見る目に疑いの色はなく、言外に「一緒に逃げるよ」と促すかな
朱崎舞香:「本当に…一つも思い通りにならないわね」無理やり身体を起こしながら
一行:「えぇ、行きましょう」
羽衣:「思い通りにならないけど……でも、何とかしないといけない、から」
舞香ちゃんに言いつつ
GM:舞香は深い溜め息をついてお手上げのポーズ
昴:身を焦がす炎が少しずつ静まりゆく中、荒ぶ火の粉の向こうに彼女の姿が見える
まだそれを恐れている。まだどこかで抑えている。
……奴を焼き尽くすためには、それでは足りない
「口だけか、俺は。クソッ……」
握りしめた拳の中で燻る黒を感じながら、皆の後に続いた
GM:ではシーン終了です!
香凜:おかえり……!
GM:おかえりだ
朱崎舞香:「ただいま…なんて言うわけ無いでしょ」
香凜:「こんの……っ!」
朱崎舞香:「ばっかみたい」
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