ミドルフェイズ:シーン6「学園防衛戦線」

GM:ではジャームが蔓延る街を駆け抜け学園に向かったキミ達。

 たどり着けばすぐに分かる。ミードがジャームに囲まれ戦闘を行っている様だ。

 背後の校舎には避難してきた一般人の姿が見えた。

 そして、ミードの傍に見知らぬ少女が一人。そこには朱い少女が居た。

 姿こそ違えど、キミ達にはそれが舞香だと確信できる。

 しかしジャームの数が勝っており戦況は芳しくないようだった

香凜:「ここです! ここにみんなが……!」

 一度見たとはいえ、改めて舞香の姿を見て確信するかな

一行:「む、あれは……ひとまず加勢しますか」

羽衣:「みぃちゃん! ……と、あれって……!」

 舞香ちゃん、とは言わないけれど分かってる感じ

昴:「ミード! と、アレは……まさか」 御託は置いて駆けつけようとするぜ

GM:朱い少女がキミ達に気が付き心底嫌そうな顔をする。

朱崎舞香:「…やっぱりまだ居たのね。無駄話は無しよ。私は私、わかってるんでしょ」

GM:ミードも驚いた顔でキミ達を見る。

白藤ミード:「ご主人様…? それに…皆様まで…。良かった…ご無事だったのですね…。…お力を…貸していただけませんか」

羽衣:「もちろんよ」みぃちゃんに「一緒に、頑張りましょう……!」

GM:影とジャームは10数体いますね。ちょっとこのままだと厳しい

昴:「俺がそう簡単にくたばってたまるか」と返しつつ「色々聞きたいことはあるが状況が状況だ。先に片付けるぞ」

香凜:「アンタ……後でちゃんと説明しなさいよ!」舞香を睨みつけてから、ジャームの群れに向き直る

GM:舞香は舌打ちしてから朱い禍々しい槍を振りジャームをなぎ倒していますね。

 ミードは影を影で縛り付けていますが戦闘能力は低いので苦戦しています。

 では、数十体のジャームにいい感じで攻撃をどうぞ

 演出戦闘です!!!!!!!!!!!!!!

昴:やったあ

香凜:やったぁ

一行:やったぁ というわけでいつもの通り霊薬によって皆を支援。


ここでアタッカー組、ダイスで倒した数を決めようということになりました。

「香凜と昴が2d10体、羽衣は範囲攻撃だし5d10体くらいでいいんじゃない?(昴も範囲攻撃が可能ですがなぜか2d10でした)」というふわっとした会話をしつつ……


昴:(ころころ→11)即座に炎を身に纏ってジャームたちの中心へ特攻、逆巻く炎で以て無差別に焼き払います

羽衣:(ころころ→31)ふわり、と咲かせた魔眼から光を放って、影を貫くように、消していきます。

香凜:(ころころ→13)昴が飛び出していったのを見て、慣れた手つきで彼を援護するように槍を飛翔させる。

 とはいえ数が多すぎる。殲滅力に優れる二人がいるとはいえ、すぐに周囲を囲まれ始めてしまう──

 「くっそ、どれだけいるのよ……!」

 表情に焦りが見え始めた時、後衛組が固まっているところに影が押し寄せる……その瞬間

舞香:「こんな形で一緒に戦う羽目になるなんて…最悪」

香凜:そんな悪態が聞こえた瞬間、香凜のものより朱い──紅い槍が、彼女らを囲むように地面から突出する。

 香凜が振り向くと、心底嫌そうな顔をした舞香が地面に手をついている。

GM:ジャームを一掃した後、ミードはキミ達に歩み寄ってきますね

白藤ミード:「ありがとう…ございました」

GM:と、感謝を述べながら羽衣の目の前に傅く。

白藤ミード:「…ご主人様。貴方には…私を裁く権利があります。どうか私を…殺してください」

GM:ミードは俯きそう言った

羽衣:「……みぃちゃん」彼女に目を合わせるようにして、

 「もう2度と、そんなことは言わないで」少しキツい口調で言います。

 「わたし……そのお願いは聞けないもの」

 どことなく、悲しい笑顔で。

 裁くとか、殺すとか、わたしにできるわけが、ないんだから。

  「だから、ここで頑張ってくれて、ありがとう」と頭を撫でます。

GM:ミードは涙をこぼし

白藤ミード:「すみません、お見苦しい…所を。皆様の事をずっと見ていた筈なのに…私は何も学べていないですね。私はこれで終わりというのは間違っていると…何もわからなくても諦めたくはないと…そう思います」

GM:そうポツポツ言葉を紡ぐ

白藤ミード:「だからもう一度…皆さまと共に戦わせて下さい」

GM:そして涙を拭い、立ち上がる

羽衣:「うん、もちろん」自分も立ち上がりますね

昴:「……お前はどうすんだ? そこの、えっと……」

 能力を解除して舞香changのほうを見やりつつ

香凜:「そう、なんでアンタがここにいいるの、"舞香"」

GM:背を向け歩きだしていたが、立ち止まる

朱崎舞香:「私なんか気にしてる場合? そんな余裕あるとは思えないんだけど」

GM:そして当てつけのように大きくため息をつく

朱崎舞香:「最悪よ。今までの短い人生の中で…いや、これから先があったとしても…塗り替えられる事なんかないんじゃないかってくらいに最悪の気分」

GM:吐き捨てるようにそう言います。というか吐き捨てます。

香凜:「相変わらず……」となれたような、しかし今回はついに面と向かっての悪態なのでいつもより青筋が深い

 傍から見たらそっくりなんじゃこれ……

昴:「奇遇だな。俺もそんな感じだ」 気分的な意味で

 「で? そんな最悪の気分の中、お前は一体全体どこでなにしようってんだ」

GM:舞香は振り返って全員の顔をじーっと見る(しかめっ面はデフォルト)

香凜:「……この際話してくれるとは思ってないけれど、とりあえずこれだけは聞いておくわ。アンタは敵? それとも──」

朱崎舞香:「さっきも言ったけど」遮るように

 「無駄話は無し…まぁいいわ。お探しの馬鹿ならすぐ会えるわよ。まだ折れないって言うならね」

GM:舞香はそう言いながら燃える街を槍で指し示す。その方向はあの廃工場がある場所だった。

朱崎舞香:「来いって言っても来るなって言っても結果は同じでしょ? あんた達は本当に…はぁ…待ってるから」

GM:最後にそう言い残し、地面を蹴りどこかに行ってしまう 去り際の彼女の顔はいつもと違い憂いを帯びていましたね

昴:「……今言うようなことでもねえけどよ」その背中を見送りつつ「やっぱあんなでもカリンなんだな」

香凜:「……どういう意味ですか」ジロリ

昴:「いや、態度はキツイが根は……って、やめとくか。藪蛇だ」

香凜:その言葉には相変わらず不満げな顔をするけど、ため息ひとつに矛を収める。

 「……あんなの、私とは違いますよ。……私なんかじゃ、ないですよ」

 なんとも言いえない顔で彼女が去って行った方を見上げておこう

一行:「さてはて、ああ言われた以上あまり待たせてしまうわけにはいきませんね」

羽衣:「待ってる……って言ってましたし、ね。舞香ちゃん」

昴:「さて、それじゃあ向かいますか」

香凜:「"お探しの馬鹿"、か……」

 少し心配そうに羽衣ちゃんを横目に見るくらいにとどめる

羽衣:一応、だいじょうぶだよ、っていう視線を返しておきます

GM:では廃工場に向かってキミ達は…行く…?

昴:ya

一行:行くー

羽衣:行きます……!

香凜:イクゾー!

GM:ではシーンを終了します

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