ミドルフェイズ:情報収集
GM:では一旦ゼノスの拠点に戻ります メイドが出迎え、休憩室に通されますね。
昴:「羽衣ちゃん」拠点に帰り着き、一息ついたところで彼女に声をかける
羽衣:「……はい」ゆっくりと先輩の方を向きますね
昴:「いや……聞くのもアレなんだけどさ。……大丈夫?」
羽衣:「……はい、大丈夫ですよ」どう見ても強がってるとしか思えない声色です。でも、わたしが大丈夫って言わないと。
昴:「……そうか。なら、いいんだ。……さっきさ、言い返せなかったって言ってたじゃん。俺、羽衣ちゃんがあんなに声荒げるの初めてで、びっくりしちゃってさ。ブチ切れる寸前だったんだけど、なんだ、水差されたっていうか。……言い返せなくったって、いいだろ。羽衣ちゃんはアイツが、間違ってるって思った。だからヤツに立ち向かった。だったらやることは決まってら。わざわざ言い返す必要なんてない……だろ?」
羽衣:「……。あ……」はっとした顔をします
「そう、ですよね。やるべきことをやればいい……ですもんね。……せんぱいは、やっぱりすごいです」
以前晶ちゃんの部屋でお話をしてくれた時のように、強がりが、少しだけ和らいだような気がしました。
昴:「俺は考えらんねーからさ。いつもキレて回り見えなくなって当たり散らすだけ。だからさ。そうやって考えて、悩んで……そんな羽衣ちゃんのことは、すげーって思う」
羽衣:「すごい……すごいですか、わたし? でも、ありがとうございます」
昴:ではそれを聞いて羽衣ちゃんに背中を向け自分の定位置に戻りつつ
「……俺はアイツをぶっ飛ばしてついでに晶を取り戻す。あの馬鹿が抵抗するなら引きずってでもだ。いつぞやの問答は忘れちゃいねえ。まだ化け物気取りなら、嫌というほど教えてやる。それだけだ。他に何もいらねえ。……羽衣ちゃんは、どうだ?」
羽衣:「晶ちゃんを、ゆるしてあげたいです。あの子があの子をゆるせないなら、わたしが、あの子をゆるしてあげたいです。これで……答えになってるでしょうか」
昴:「ゆるしてあげる、か。……やっぱすげーよ羽衣ちゃんは」
そう返して終了ですね
羽衣:こちらも大丈夫です!
昴:情報収集イクゾー
GM:いぇー
香凜:いえー
【情報収集項目】
・「結塚焔」<知識:レネゲイド><情報:UGN>5,8
・「結塚晶の状態」<知識:レネゲイド>8
・(任意)「支援要請:ゼノス」<交渉>9
・「桔梗原学園:現地調査」<攻撃または回避>19
GM:じゃあ好きなのどうぞ
まずは昴と羽衣が上2つの情報収集判定に成功。
「結塚焔」
<知識:レネゲイド><情報:UGN>5
結塚晶の一つ前に造られた実験体。
結塚晶とほぼ同等のスペックを持つが、ジャーム化しているため全てのステータスが底上げされている。
晶の賢者の石の力を奪い取り、この街を炎の海に沈めた張本人。
<知識:レネゲイド><情報:UGN>8
結塚晶が完成品として認められた為不用品となった。
廃棄される直前にウロボロスシンドロームに覚醒しジャーム化、紫藤市で起こった結塚晶を巡る事件全てを水面下で操っていた。
「結塚晶の状態」
<知識:レネゲイド>8
結塚晶は朱崎香凛の賢者の石に宿る形で存在を維持していた。
現在は賢者の石の力を吸い取られた影響か結塚焔に囚われており、結塚焔を倒せば彼女も命を落とす。
強力なレネゲイドの反応からジャーム化している可能性がある。
香凜:じゃあはい、現地調査行く前にちょっと支部長とお話を
一行:はいよー
香凜:ちょい時間戻って、さっき二人が話してたところで。
とりあえず話を終えた二人を、支部長と一緒に離れたところで見てた体で。
不安と不満が入り混じった顔で二人を見てた香凜ちゃんが、カウンターだかテーブルだかにため息と一緒に突っ伏すかな
一行:「一先ずあちらは……というところですな」
香凜:「ですね……ちょっと妬けるなぁ」と後半はボソッと
一行:「私としては香凛さんも心配ではあるのですが?」
香凜:「……まぁ、ある程度整理は付いたというか……気持ちは追いついてきました」
二人に比べれば、比較的落ち着いた調子ではありますかね。
まぁそれでも、浮かない顔をしてるのは変わらないですが
一行:落ち着いてるから不安なんだよなぁ
香凜:「……支部長、前に私に言いましたよね。『貴女はどうしたいのですか』って」少し間をおいてから、口を開くかな
一行:「えぇ、聞きましたな」
香凜:「……色々考えてたんですよ、ずっと。どうしたらいいか……って訳じゃないですけれど。どっちかっていうと……ホントにそれを"やっていいのか"、ですかね」そこでいったん一呼吸置くかな
一行:「ふむ。……では、もう一度聞きましょうか。香凛さん、貴女はどうしたいのですか?」
香凜:「……取り返したいです、全部を。奪われたモノを、亡くしたモノを、全部、全部……奪い返してやりたいです」
一行:「なるほど」
香凜:「……実のところ、それだけはずっと同じなんです。あの時、あの石──"舞香"を、手にした時から。私の望まない未来なんていらないんですよ。私の望まない過去なんて否定してやりたいんです。……でも、みんなと──センパイと暮らして、思ったんです。ホントにそれでいいのかって。──それを見せてしまっていいのかって。だって、あの人は優しすぎるから」それでも、うつむかずに
「でも、もう抑えたくないんです。私って、すごくワガママなので」
少し自嘲気味に、それでも本心から笑顔を浮かべる
一行:「ふむ……危うい"願い"ですが……良いでしょう。差し当って、まずは貴女の同居人からですな。ですが、香凛さん。忘れてはいけませんよ。取り戻したいと願う貴女が人であることを。貴女を失いたくない大切な人もまたいるのですから」
香凜:「……分かってます」それには力強くうなずく
「それじゃ、ちょっと探してきますね。色々と言ってやりたいこともありますし」
一行:「わかりました。お気をつけて」
香凜:はいじゃあ(「桔梗原学園:現地調査」を)射撃攻撃で判定しまっす
「桔梗原学園:現地調査」
<攻撃または回避>19
運良く逃げ延びた生存者が校舎内で籠城している。
朱い髪の少女と影を操る少女が校舎に押し寄せるジャームと戦闘を行っている。
だが、状況は芳しくない。
香凜:迷いのない動きで影を排除しながら街を巡っていると、見覚えのあるやつらが戦ってるのが見えるんやろなぁ……
GM:せやね…
一行:ではプランナーに支援要請を
GM:どうぞぉ
(任意)「支援要請:ゼノス」
<交渉>9
ゼノスに更なる助力を要請し、交渉の末協力を得る。
全PC共有の財産点を10点、応急手当キットを 1つ獲得する。
一行:じゃあ拠点でプランナーを探そう
というかそのへんで名前呼んだら来そうだけど
GM:いいよ
一行:では香凛ちゃんを見送った後
「では"プランナー"に改めて頭を下げないといけませんなぁ」
と呟くと後ろから声をかけられるみたいな
都築京香:「気遣いは不要ですよ」
GM:と、いつの間にか背後に立っている…かな
一行:「いやいや、そうもいきませんでしょう。というかいつの間にか背後に立たれるのは心臓に悪いですぞ」
都築京香:「そろそろ頃合いかと。何か言いたいことがあるのではないですか?」微笑む
一行:「敵いませんなぁ……では改めて協力の要請を」
都築京香:「そちらは既に済ませてあります」
一行:「いえ、以前のものとは別で貴女に力をお借りしたい」
GM:黙って続きを促すかな
一行:「この現状と手札の中で……朱崎香凛の"欲望ねがい"を最大限叶える"プラン"を提供していただけますかな?」
ここで! 《デジャヴュ》を使用!
質問内容はプランナーへの質問と一緒。
『朱崎香凛の"欲望"を最大限叶えるための方法』です
都築京香:「……ふ。変わりませんね。貴方は」
GM:呆れたように笑い。"プラン"を開示してくれます…ね! 渋い
プランナーが口を開いた辺りで別の場面にカメラが…みたいな
では香凜の先導で学園に…
《デジャヴュ》での情報はこの時点では一行のPLにのみ明かされたので、内容は後ほど……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます