幕間 第二章までの登場人物
例によってネタバレ込みです。次回から三章に入ります。
しれっと章で分けました。当初の予定より長くなりそうだったので。
……その割には急展開では?
◇市川 新太郎(イチカワ シンタロウ)
語り手兼主人公。重度の映画オタクにして映画館オタクである彼だったが、どうも高校二年生の夏はこれまでにないくらい実に楽しい夏を過ごしていた。
一方でひとり映画の回数が減ってしまっているも、楽しいから良しとしている。
夏休み最終日、宿題を写させてほしいと訴える詩子を部屋にあげる。
いろいろあった夏を思い出しながら、あらゆる感情を渦巻かせ、ついに英にあまりにも突然で無骨な告白してしまった。
◇英 詩子(ハナブサ ウタコ)
学校一のヤンキー。だったが、この夏、家庭の事情ですっかり弱ったところを新太郎に助けてもらう。
外見でヤンキーキャラをしているのも、本人は今までとは違う自分になれるなら、ヤンキーでなくてもいい、たまたまそれがヤンキーだった、という新太郎の予想通りの理由であった。
夏休み最終日、宿題を写すために新太郎の部屋にお邪魔する。
……彼女の答えは如何に。
◇森 水月(モリ ミズキ)
新太郎の幼馴染。これまで一緒に遊ぶことに興味を示さなかった新太郎が、海に来てくれたことにこの上ない喜びを感じ、そのきっかけになった詩子に感謝しながらも、どこか引っかかった様子を見せている。
◇岡田 時介(オカダ トキスケ)
新太郎の幼馴染。新太郎、水月のそれぞれの感情をなんとなくで察しているモテ男。水月の複雑な思いを汲み取って、何とかしようと思っているが、一方で新太郎の詩子に対するそれも見届けたいという葛藤があったりなかったり。
◇市川 穣(イチカワ ミノリ)
新太郎の妹。海でしっかり受験ストレスを発散して、この夏は塾の講習に励む中学三年生。頑張れ。
◇高島キャリー(タカシマ キャリー)
学園の生徒会長。あれ、出番あった?
◇英 律花(ハナブサ リッカ)
詩子の従妹。年齢の割に大人びた対応が鼻につく少女。
窮屈そうな詩子をどうにかしてあげたいと思っている。
◇英の親父
新太郎の想像よりは、話せばわかってくれそうな人柄。
名前はまだない。
第三章も引き続きよろしくお願いいたします!
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