幕間 第一章までの登場人物
どうしても毎回は登場しない人物もいるので、一回ここらでまとめてみました。
第十九幕までのネタバレも含みます。
◇市川 新太郎
高校二年生。本作の語り手にして主人公。
幼馴染の時介のドタキャンが原因で何となく足を運んだ映画館にどっぷりハマってしまって以来、無類の映画好きに。
故にあまり話の合う友人はできず、時介と同じ幼馴染の水月以外にはあまり交友は広くない。
自分でも「同窓会でああ、そんなやついたなレベルの同級生になる」と自負している。
偶然映画館で号泣する詩子を目撃して以来、同じ映画好きとして彼女を今までの不良としてみるのではなく、仲のいい同級生の友達として接するようになった。
が、おやおや、何やらおかしな感情もあるような無いような。
作者「歌舞伎役者の屋号と昭和の名優からお名前拝借しました」
◇英 詩子
高校二年生。学校随一の不良少女。
銀髪ヘアに不機嫌な顔で過ごす学園生活のイメージとはうって変わって、その中身はただの映画好き。
新太郎にその姿を見られて以来、彼を貴重な映画好きの仲間として慕うようになる。
実はハナブサグループという大企業のご令嬢にあたり、実家は金持ちだが、それ相応のものを求められた彼女は居心地の悪さから不良のような見た目に。
年の離れた兄からDVDを貰い見た映画がきっかけで、その非現実性に没入することとなる。
何かと新太郎に対しては積極的ですねえ。
作者「日本初の映画女優といわれている方からもじった名前に。ちなみに兄からもらった黄色いパケのDVDはアカデミー賞もとったあのロードムービーをイメージしてます。あれめっちゃ好きなんすよ……」
◇森 水月
高校二年生。新太郎の幼馴染の美術部員。
新太郎とは両親同士が仲良しなため、古い付き合い。美術部では水彩を得意としていて、その進路も美大一本で考えている。
映画には興味があまりないが、なにかと新太郎のことを気にかけてくれるほか、誰に対してもぐいぐい行けるコミュ力の持ち主。眩しいぜ……。
詩子との仲も急速に縮まってきており、今後どうなるやら。
作者「あの名舞台女優さんからお名前もじりました」
◇岡田 時介
高校二年生。新太郎の幼馴染でサッカー部員。
新太郎とは小学生の頃からの付き合い。自身がきっかけで新太郎が映画好きになったことをなぜか誇りに思っている。
映画については知識は浅いが、新太郎から色々話を聞き出しているため、割と話は通じる。そしてイケメンであり、何かと察しがいい。
サッカー部でイケメンか、そりゃモテるわな。がしかし恋人はいない。
作者「昭和の二枚目俳優から名前をもじり……ほぼそのままじゃねーか!」
◇高島 キャリー
高校二年生。生徒会長にして実は詩子とは小学生から一緒の学校。
一見不良の詩子を厳しく接しているが、実は昔のように仲良くしたいだけ。
結局詩子と二人でミニシアターに行くの? どうなの?
作者「あのSFシリーズ作品の某姫を演じた女優さんとそのソフト版吹き替え声優さんからそれぞれ拝借。なぜソフト版の吹き替え買って? 他キャラの苗字との兼ね合いだよ」
◇市川 穣
中学三年生。新太郎の妹。
才色兼備、新太郎の自慢の妹。本人は自覚していないが相当なブラコンである。
作者「あ、とくに名前のモデルとかありません……スイヤセン」
以上、稚拙な文章ではありますが、引き続き何卒よろしくお願いします。
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