中学生①

──何でもかんでも真面目に取り組むと後で痛い目にあうってさ。



・一年生

入学してまもない頃、確か斜め右前の背の高い女の子に

「それラブライブのクリアファイルだよね?」

みたいなことを言われた。話しかけられたのはとても嬉しかったし、ラブライブを知っているのも嬉しかった。

その子とは今でも遊んだりしている。毎日いろんなことを頑張っててとても尊敬出来る存在だ。コロナ終わったらまた遊びたい。


部活動体験に行った時、とても元気(活気がある?)同学年の男子がいた。なんかよくわからないけど、とりあえず部員が来るまで話をしていた。先輩に「幼なじみなの?」って聞かれるほど一瞬で打ち解けた。

その子はやる気だと活気だとか、そういったものがたくさんあるように見えた。初めて異性の親友ができた。

年明けの2月に2人でディズニーシーに行った。あれは今思い出しても、輝かしい青春のような思い出だ。近いうちにまた一緒に行きたい。


勉強は大変だった。何にしろいろんな小学校から来た頭のいい生徒ばかりだからだ。私は見事に落ちこぼれた。成績もあまりいい方ではないし、最初は早く来ていた学校もいつの間にか遅刻をするようになった。

朝早く起き、準備をし学校へ行く。帰ってきてからは宿題をやり、ご飯を食べお風呂に入れば寝る時間。今考えれば、よく行けていたな、と思う。



そんな1年生が終わろうとしていた最後の週、私に異変が起きた。


朝の朝礼に遅れて着き、先生の元へ。


先生に

「どうして遅れてきたの?」

と聞かれたその瞬間、涙が溢れてきた。


自分でもよくわからなかった。


ただ泣いている私、それを見て担任は驚いていた。

怖そうに見える学年主任も心配そうに見ていた。


直ぐに保健室へ連れてかれた。



保健室の先生が、私の話を聞いてくれたのを覚えている。

ただ、そのとき何を話したかはほとんど記憶にない。

ひたすらに苦しかった。


その後どうしたかは覚えていない。




そんな中一年生が終わった。

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