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これから何処へ行くのだろう

これからどうなるのだろう

誰も知らない

知らないけれど 感じていた


周りには 女の子ばかり

髪をたらして 三つ編みにして

数えるなら10人

中でも少女が一番 幼かった


木の実を拾って 歌っていた少女たち

水をんで 運んでいた少女たち

祭りの準備に 浮かれていた少女たち

暖かい寝息に 眠っていた少女たち


きらきらとなびかせた細く豊かな髪は

溌溂はつらつとした瞳の青は

ふっくらとした柔らかな頬は

瑞々みずみずしい桃色の唇にのぞく歯の白さは


どれもこれも 嘘のよう

あまりにも唐突とうとつすぎて

少女たちが生きている事さえあやふやで

もう 戻れない ただそれだけで

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