第7話 超絶合体!! 小説+○○○!?
「…………ッシャオラアアアアアッッッ!!」
やっ太郎は、勝利の雄叫びを上げていた。
前回、ホームページを作る為の知識を得るべく本を買ったやっ太郎は、悪戦苦闘、四苦八苦、七転八倒しながらも、死闘の果てに
『
小説投稿
次へ
』
……と、書かれたページを画面に表示し、『次へ』という所をクリックすると、
『
ページ2
』
と、書かれたページに飛ぶという動作が出来たのだ!!(マジでしんどかった……)
『PCに詳しい人には小さな一歩だが、やっ太郎にとっては大きな一歩である』と言うのは初めて月に降り立った宇宙飛行士の言葉であっただろうか。
まあ、何はともあれ、まだ見ぬ新しい小説投稿サイトに少し近付いた。
そして……その先にあるものにも。
やっ太郎は、カキヨミに作品を投稿しながら考えていた。小説の楽しみ方とは
『小説を書く』と『小説を読む』だけなのだろうかと……
やっ太郎は無謀にも、そこに新たな要素をブチ込もうとしていた。それは……!!
『小説を使って遊ぶ!!』
であるッッッ!! 具体的には……
『小説と!! ゲームを!! 超絶合体させるッッッ!!』
読者諸兄の中にはきっと、この無謀極まりないあまりにも突拍子も無い野望を聞いて、
「ま…まさか!!」
「小説とゲームのドッキングなんて…」
「こんなことが……!!」
「物理的に可能なのか」
という、ロ○ンマスクやモ○ゴルマンもいるだろう。やっ太郎が一体何を目指しているのかというと……
皆様は覚えているだろうか、やっ太郎が、まだ見ぬ新しい小説投稿サイトにおける作品の評価方法で、
①文章の読みやすさ
②キャラクターの魅力
③ストーリー展開
④世界観
⑤作者のアピールしたい項目(胸キュン度とか、熱血度とか、ホラー度とか……ご自由に!!)
みたいな項目を5段階くらいで評価してもらってそれの平均点をゲームみたいに五角形のグラフで表したら面白くね!?
などと言っていたのだが、実はそれは作品や読者が作品の傾向を把握しやすくなるというだけではない。
例えばここに、一つの小説がある。
タイトル:斬られ役、異世界を征く!!(良かったらこっちも読んでね←オイ!!)
ジャンル:コメディ → 属性:火(ジャンルによって属性が変化)
評価
①文章の読みやすさ 4 → 攻撃力 +4
②キャラクターの魅力 5 → 防御力 +5
③ストーリー展開 5 → 素早さ +5
④世界観 3 → 魔力 +3
⑤時代劇愛 5 → 運 +5
達成項目
ブックマーク50達成 → 全ステータス5%アップ
感想10件達成 → スキル『聖剣イットー・リョーダン』使用可能
★30達成 → 経験値30%アップ
……みたいな感じで、OKを頂いた作者様の作品を『装備アイテム』としてゲーム内に登場させ、作品の評価ステータスをゲーム内の装備アイテムのステータスに変換して装備可能みたいな。(あ、ゲームのジャンルはRPGを想定してます)
そして、このアイテムも有料にして、購入されたアイテム代金の一部を作者に還元!!
でも、それだとプレイヤーがとっつきにくいかな……? という盛大な皮算用(笑)
……で、作者様は原作者特典で、自分の作品を装備したら作者様にしか使えないスキルが使用可能とかどうですかね? 異世界ラノベでよくある『自分だけが使えるスキル』とか、ちょっとワクワクしませんか……なんて(笑)
ま、読者様がアイテムを買った瞬間に作者様が作品を削除しちゃったら、読者様が払ったお金はどうなるんだとか、問題も多そうなんですが(苦笑)
とにかく、やっ太郎の最終目標としては、「面白そうだからちょっと俺も小説書いてみようかな?」という方をガンガン増やし、その結果面白い作品がドンドン輩出され、それを多くの人が楽しんで、そしてまた「面白そうだからちょっと俺も小説書いてみようかな?」という人が増えるという好循環を作り出す事であり、その為の新たな小説投稿サイト(+ゲーム……も出来たらいいな)なのである!! サイトが出来たら終わりではないのだ。
道はまだまだ遠い、知識も技術も足りない……だが千里の道も一歩からである。かのアントニオ猪木氏も言っている!!
「迷わず行けよ!! 行けば分かるさ!!」
~~~ 次回予告 〜〜〜
(´∀`=)〈わーっしょい!!
(´∀`=)〈わーっしょい!!
(´∀`=)〈わーっしょい!!
……よし、これで次回予告ネタが思いつかなかったのを勢いでごまかせたハズだ!!(←オイ!!)
次回、新たな小説投稿サイトを自らの手で作りたい!! 第8話『ここまで色々と書きましたけど、どうすかね?』の巻
( ・3・)〈ご意見、ご感想をお待ち申し上げております!! マジで私を助けてください!!(切実)
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