第4話 不正を阻め、評価システムを考える!!
やっ太郎は悩み倒していた。
新たなサイトを立ち上げるにあたって、作品の評価をどうするべきなのか。
小説屋になろうの方式ではいくらでも不正が出来てしまう。しかしながら、ではどうすれば不正を極力排除しつつ面白い作品が上に来られるような評価の仕組みを作る事が出来るのか……
まず第一に、客観的な評価を下すには客観的な基準が必要だ。
前回、小説屋になろうの場合だと、作品を★5段階で評価出来ると書いたが、ここにも問題があって、★の基準が明示されていないのだ。
という事は……
Aさんの基準だと★1〜2はつまらない、★3~4が普通、★5は面白い
Bさんの基準だとつまらない作品は★無し、★1は普通、★2はまぁまぁ面白い、★3は面白い、★4はかなり面白い、★5は死ぬほど面白い!!
と、いう事が起きる。
つまり、評価の目安を読者側に委ねると、同じくらいのクオリティの作品でも評価にとんでもない差が出てしまう恐れがある。これでは名作が埋もれて発掘されにくくなる恐れがある。
なので、まだ見ぬ投稿サイトでは、名作を埋もれにくくする為に、★……にするかどうかは分からないが、★1つはつまらない、★3つなら普通、★5つならとても面白いなどの『評価の目安』をサイト側から読者側にハッキリと明示しておく事が重要なのだ。
だがここで、問題になってくるのが……
「利用者にはガンガン作品を評価して欲しい。でもそうすると複数アカウントや相互クラスタなどの不正による水増し評価をどうやって防げば良いんだ…………」
やっ太郎は悩んだ!! 悩みに悩みに悩み倒した!!
やっ太郎の脳汁がグツグツと煮えたぎり、脳みそが “パーン!!” となろうとしたまさにその時!!
“ピピピ……ピピピ……”
昼食のカップ麺を作る為にセットしていたタイマーが鳴った。
「少し休憩するか……」
やっ太郎は割り箸を取り出し、割った。
「……ん?」
やっ太郎は二つに分かれた割り箸をジッと見つめた。
「分ける……? そ、そうかーーーーー!!」
やっ太郎は、意味も無く駆け出した!!
~~~ 次回予告 ~~~
さーて、次回の『新たな小説投稿サイトを自らの手で作りたい!!』は!?
作者です。この前、夜中に仕事から帰ってきてご飯を食べようと思ったら、食料がサトウのご飯とアイスの実 (ピンクグレープ味)しかありませんでした……チクショオオオオ!! orz
さて次回は、
・分別!! やっ太郎の思いつき!!
・この評価方法面白くね?
・作者、早くも次回予告の元ネタが尽きかけて焦る!!
の三本です!! 次回もまた見て下さいね!!
(・3・)V〈じゃん・けん・ぽん!! うふふふふふふ…… (サ○エさん風)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます