第11話 愛言葉
あなたは《愛している》と言われた事はありますか?
あなたは《愛している》と言った事はありますか?
仔竜はどちらもないと答えます。
親竜もきっとそうでしょう。
親竜は態度で示しているのだからと言わないのでしょう。
けれど、言わないと通じないのです。
当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、大事な事なのです。
もし、明日あなたが死んでも悔いがないように。
直接なんて恥ずかしいと言うなら文章にして。
いつでもあなたを愛していると。
歪ながらも思っていると。
口には出せない、だからどうか。
心を砕かないで、幸せでいて。
出来ることなら笑っていて。
あなたが笑えば私も笑うから。
end
ここまでお読みいただきありがとうございます。
自分本意な物ではありますが、あなたの心に何かしら届かれたら幸いです。
竜の親子は笑うのか こさと @k0sat0
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます