②
それから病院に着き手続きを済ませ、すぐ産婦人科へ。
余談ですが産んだ病院は検査してもらった隣の市の大きな病院です。
私たちが住んでた市とぴたろ実家がある市の間だからここで産みました。
あと、初産だから大きな病院にしなさいとお義母さんからの助言を受けて。
話を戻しますね。
産婦人科で診てもらったところ
うーんこれはまだ産まれそうにないね〜。
何だろう、頭が全然降りてないし、子宮口1センチしか開いてないね〜
でも入院しちゃおっか、多分今日、明日で開くでしょ、若いから〜ははは
こんな感じで言われたのを覚えています。
先生かっっっっっっっる!!!!!!
って思いました、正直。
でもまあとりあえず入院することになって個室用意されてたから個室でぴたろとお喋りしてました。
この日ぴたろが東京出張の予定だったんですけど休んでくれたので申し訳なく思い
ごめんね、東京出張のときにこんなんなっちゃって。休まんでよかったかもしれんのに、ほんとごめん。
と言うと
ちゅけが産まれるのを一緒に見たかったから気にせんでいいんだよ〜。それに俺の代わりは職場にいくらでもいるしね〜。夫婦最後の日になるかもしれんし、ラッキーや。
と、こんな感じのこと言ってくれて泣きそうなったらしいです。(日記参照)
ぴたろはスーパーポジティブ人間であり、めちゃくちゃいいやつなんです。多分ここで株が爆上がりしたと勝手に思ってます。笑
まあぴたろの言葉に甘えて私たち夫婦は病院内を散歩したり(歩いたほうが子宮口開くから)病院の食堂でご飯食べたりして2人でいろんな話をしてました。お腹痛い中大笑いを何度も何度もしてました。
そして一時帰宅をぴたろはしなきゃいけないらしく、帰りました。帰った後の個室はしんとしていて寂しかったのを覚えてます。寂しすぎて泣きそうだったから寝ました、わりと秒で。
そしてここから長い闘いは始まります。ぴたろが帰って(私が寝てから)ぴたろも寝ようとしたときでした。
いたいいたいいたいいたいいたい!!!!!!!!!!!
私、これでもかってくらいナースコール長押ししたり連打してました。めちゃくちゃ痛すぎてどうしていいかわからずパニックに。看護師さんが駆けつけてくれて私を見るなり
おお!!!それそれ!!!その感じ!!!赤ちゃんもうすぐ出てくると思う!!!
知ったことか!!!!!!
こちとら痛すぎて辛いんじゃ!!!!!
心の中に閉じ込めてましたが、言いたかったですね。
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