続・プロローグ
まだまだ続くよ、プロローグ、前は魔域が出現し、その魔域を攻略しようと言う所で止まった、それじゃ早速外郭域の攻略からスタートしていくぞ。
・ザイの魔域Ⅰ
テオは、薄暗い通路にいる。不意に傍らから灰色の長い髪を束ねたナイトメアの男が現れる。男はザイと名乗り。
「俺の上官が、この遺跡で消息を絶った。捜索に協力してもらえると助かるのだが」
「ふむ、魔域の記憶か……」
「何か言ったか?」
「いや何も、上官の捜索、俺も手伝おう、俺はテオフェラトゥスだ」
と言う。ザイの説明によると、蛮族と戦うために結成された義勇軍の舞台の隊長であるスミア(人間/女/23歳)が率いる小隊が、この遺跡の探索から帰還していないらしい。部隊内では、捜査隊が編成されようとしていオルガ、ザイは一人で一足先にスミアの捜索にやって来たのだ。なお、これは魔域が見せている記憶で現在進行形の話では無かったりする、まぁ、それでも助けようとするのがテオという男だ。
さて、ほどなくしてT字路にたどり着く、この場所で足跡を調べるなら
「探索判定:スカウト:目標値13」か、スカウトのレベルは2、補正は知力だから5
判定は2Dだから出目8以上で成功かやってみる価値はあるな……出目は5、失敗。
さて、北か南、あてずっぽうで向かうしかない、これもダイスで決めるか。
奇数で北、偶数で南、出目は7、北へ出発。
1.北の通路
通路は、やがて東に向かって折れ曲がっている。この東の通路には、毒ガスの罠が仕掛けられている。
この罠には、通路を調べて「探索判定(スカウト):目標値13」に成功するか、通路を通り抜けようとした時に「罠回避判定(スカウト):目標値17」に成功すると気づく事が出来る。この罠は、通路の特定の場所を通り過ぎると作動する者で、その存在に気付いた場合は「解除判定(スカウト):目標値13」に成功すると解除できる。
さて、どれにしようか解除か探索のが確立は高いな、スカウト用ツール持ってるし、ここは解除で行こう指輪で目標値を超えれるかもだし、それと魔法も使おう。
妖精使いの基本魔法、フェアリーウィッシュだMP1消費と、これで行為判定が+1される、成功しやすくなるわけだ、ついでに契約も今のうちに決めておこう。
妖精使いは属性4つを選んで契約を結ぶ必要がある、結んだ属性以外は使えない。
とりあえず回復と補助優先で、光、闇、土、炎としよう、それじゃ長くなったが判定だ……出目3、駄目だ失敗する、今日はついてない日か。
失敗すると毒ガスを浴びる「生命抵抗:目標値14」を行わなければならない。
こっちは成功、生命抵抗は冒険者レベルだからな、期待値である7が出れば成功するそれでも2d+3ダメージの半分を受ける訳だが。11半分で5点ダメージ(端数切捨て)
喰らったんだ、このまま強行突破するぞ、あ、回復はしておこう。
光の妖精魔法ヒールウォーターで水袋に飲むと傷を癒す水を作って飲む。
魔力+4なので全快だ(テオの魔力は6と高め)
3.円形広間
通路を進んでいくと、ほどなく剣劇や銃撃と思われる音や悲鳴、怒号、罵倒する声などが聞こえてくる、この先で、誰かが戦っている様だ。ザイが走り出し、テオはその後を追う。
やがて、テオたちは、瓦礫が散乱しているかなり大きな円形の広間に出る、ここでは、義勇軍の兵士達と蛮族たちが戦っている。義勇軍の兵士たちは、瓦礫をバリケード代わりにして抵抗しているが、かなり追い詰められている様子だ。ザイは、その中にスミアの姿を見つけ「なんとか今回は間に合った!」と言い、長銃を構える。
「ふむ、苦戦している様だな、ならば今こそ、出番、俺の名前はテオフェラトゥス、コルガナ一の傾奇者よ! さぁさぁ、勇ある者は俺に挑め!」
戦闘になる! 敵は指揮官である(剣)シザースコーピオン一体のみ。
広間には、他にも多数の蛮族がいるが、そちらは義勇軍の兵士達と戦っているため、この戦闘には参加しない。戦闘開始時、敵はシザースコーピオンは前線エリアか。
相手はレベル7しかも3部位、一体だとしても、NPCとフェローそしてPC一人で挑むには荷が重いな、ええい、ちっくしょう! やるぞ!
勝利
「立て! まだ終わっていないぞ!」
「ああ、分かってる! 何とか勝ったか、新しい技に慣れないとこうも不便とは」
ほぼすべてのリソースを失ったよ、妖精使いの十八番の妖精召喚まで使わされた。
そしてフェローのアレクサンドラの回復魔法や連れて来た首領の攻撃にも頼った。
それでやっと倒せる、そう言う相手何だ序盤のレベル7とは。
戦利品は……自動でサソリの殻(80ガメル)一度はずれを引いたが、毒針と毒袋(800ガメル)を二つ取得。使ったアイテムの代金以上の儲けになるな。3部位はこういう恩恵もある。
さて、勝利したら、ザイがスミアに駆け寄って抱きしめる。スミアは、ザイとの再会を喜んだあと、テオにも。
「救援、感謝する。おかげで助かったわ」
と言い、ザイの頬に口づけをする。そして、スミアはテオの方を向いて。
「ザイと君は、まだ先に進むのだろう? 武運を祈っている」
「ありがとう、それじゃぁ先を行こう!」
と言う、テオは、スミアが見つめた先に【外郭域】からの出口が出現している事に気づく。>>出口から出るなら、★2つを獲得、イベント、エリアごとに指定されている【中央域】へ。さーて、早速出発だが、一端区切る、以下次回!
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