小さな氷を

ひとつ

口に放り込む

それは舌の上で溶けて

少しづつ

少しづつ

私の

熱を奪いながら

私の

生ている証を奪いながら

形を失っていく

あの日の君のように

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夏の日記 ひとつき @hitotsuki_f

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