第31話 春の日の

 春なのに寒い。冷え性には辛い季節。

 指先から足の先まで、イイ感じに冷えてます。


 娘の入学式も昨日、無事終わりました。

 桜の花びらが風舞って、何とも美しい景色。今その瞬間にしかない風景。


 歴史ある娘の通う学校は京都御所の近くにあって、それがまた風情のある土地柄なのかな、と思いながら、もうウン十年前になる自分の高校の入学式を思い返そうとして、全然覚えていないという。


 桜が葉桜に変わり、新しい生活のスタートに体も心も慣れていくのに皆必死な時期やけど、流れる時間は実にあっという間に過ぎ去る。何事も、今この時しかないのだと実感しながら頑張って欲しいと願う。

 春が過ぎ去り、暑い夏がやってくるまで、新しい自分を楽しんでいて欲しい。


 我が家は子だくさん。毎年入学卒業があって、親はなんだか「慣れ」がちやけど、子供にとったら初めての経験だらけ。

 しっかり寄り添ってあげられるよう、親も「初めて」気分で楽しまないとな、と気持ちを新たにした日でした。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る