第28話 土と食べ物
つい先日、次女が学校で育てた京野菜を持って帰ってきた。今回はそこからお野菜や食べ物のお話。
次女の学校では一年生の頃から野菜を植えて育てているけれど、各学年の中でも京野菜を学ぶ学年があって、その年に京野菜を調べて班で分かれてレストランを開くのが恒例でした。が、コロナの影響で実施できずに持ち帰ることに。
次女は壬生菜の担当。
「どうやって食べるの?」と言いながら私に渡す次女。授業で調べたんちゃうん、と突っ込むと、「漬物とか」と答えつつ、
「私、あんまり好きじゃないかも」
と、言い出す始末。
その他にも余った九条ネギや人参なんかも持ち帰ってきた。他の子は聖護院かぶらやらも作ったらしいけど、よく聞いてみると、担任の先生ががんばってた、らしい。
先生、子どもたちのためにありがとうございます。
持ち帰った野菜はワイルドで、スーパーでよく見るような繊細そうな印象はない。でも、それが良い。九条ネギは太く青く、かたい。不格好でも太陽を浴びて伸び伸び育った感じといい、虫に食われている葉っぱといい、安心な野菜という気がした。
近頃では無農薬野菜とか流行っているけど、生産性とか考えると農薬を使っているところの方が多いのだろうと思う。それが悪いっていうんじゃなくて、土壌が汚染されないものを使ってほしいな、と思う。
家庭菜園の経験上、土は痩せていくし、肥料を足したり、休ませたり。工夫してみるけど、やっぱりプロの農家さんには敵わない。まあ、当たり前か。
ビニールとかもそうやけど、土の上に落ちてても、分解されずに残るし、環境にあかんものってだいたいそう。っていうことは、体の中にも残ってるんやろうなあ。
今の世の中、そんなもんばっかりやろうし、酸化防止剤とか、添加物がどういう影響を与えるのか詳しくは知らないけど、子どもたちの未来のことを思うと、なんだか漠然とした不安が入道雲のように大きくなっていく。
口に入るものが体を作る。だから食べ物には気をつけようとは思ってる。
でも、時には楽をしたいし、インスタントや冷凍食品も食べるし、長持ちする添加物いっぱいの加工肉とか、買っちゃったりしてるねんなあ。安いのも購入理由にもなっているし。
そんな危ないであろうモノの混じった食べ物、環境に育っている中で、なんだか野菜の種類が増えたり、減ったり。
昔ながらの野菜が手に入らなかったり、一方で、品種改良の鮮やかな野菜が華々しく売られていたり。
これがどういうことかは真実は分からんけども、想像するに作る人が減っているんやないかと思う。それと収穫量が減っているのでは。
そうなると近いうちに食糧難がくるんちゃうかと心配になる。ぶっ飛びすぎ?
でも、野菜を育てるのは、ほんまに大変。まあ、私が知っているのは家庭菜園規模やけど。
枯れるし、美味しくしようとしたら土作りや肥料を工夫しなあかんし、子育てみたいなもんで、手間暇とお金がかかる割には出来は問題外。(うちの子の出来はさておき)
きっと努力の割に見返り(収穫量や収入)が少ないんとちゃうんかな。
そんなんでも、プロの人たち(農家さん)にはどうか続けていって欲しいな。子どもたちの未来を守る選択をして欲しいと思います。
そのために、地元や国産の野菜、買ってますよ。
道の駅の地元野菜販売コーナー大好き。話がそれたか。
なんか思うことがあるのに、うまく書けなかったので、またこの話はリベンジします。ばいなら。
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