第8話 物忘れ

 さっき自分の考えをここに書こうと思って、「ああ、凄く良い考えやん」とひとりご満悦だったのに、家事を優先して後で戻って来ていざ書こうとすると、「はて、何について書くのだったか」と悩んでしまいました。


 物忘れ。物凄く多い。子供産んでからかな、物忘れひどくなってきたのは。

 あれもしないと、これもしないと、そっちも忘れずやらないと……。

 そうして一日中やってると次から次へ出てくる案件に翻弄されて、もうちょっと前の記憶なんざ、どっかにいってる。


 最初の頃はメモしてたんやけど、今はそのメモも面倒だし、どっかにいっちゃうし、活用できないので止めました。

 聞くところによると、作業を一旦中断して再開できない人は頭が悪い人だ、というので、はい、もう確定やなあ。頭、悪いねん。

 それはつまり、子供産んで頭使うようなことがなくなったってことなんやろうか。

 いやいや、母親たる者、頭使わなくてどうすんですか。

 実際、頭悪いなあってこの頃思うから、もう否定できない。


 頭が良くても使い方間違っている人がいるんだし、頭悪くても、使い方次第で何とかなるはず。

 がんばれ、私。

 今日も何とか生きてます。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る