応援コメント

第1373話 出かける前の……」への応援コメント


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    現代の娯楽に慣れてるとクソ退屈そう
    景色やら建築様式やら見て回る以外だと美女美食くらいしか楽しむ物無さそう

    娼婦に対する見下しや貴族という特権階級に対する憧れや反発とかないんですか?表面に出ずとも真相心理に何も無いなんてことはないような
    主人公を置物にするためとはいえリュウイチに欲が無さすぎる。腹八分の極みというか足るを知るというか
    チートが無くなるかもと怯えてるでもなく、ただ今は困惑してるだけなのか?

    絶妙に不快感のある人物描写は滅茶苦茶リアリティーあっていいと思った。邪悪過ぎず馬鹿過ぎない自然さ
    召還問題の誰が悪いか論争は何らかの上位存在が悪いの一言に尽きると思う

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。

     ご指摘のことはおおむね理解しております。
     拙著『カクヨムに投稿して思った事・・・』でも述べておりますがラノベは文芸世界での『能』だと思っています。省ける説明や表現を省けるだけ省いてストーリーだけに絞り込んだ結果がラノベであり、そうだからこそ従来の作家や文芸ファンからは軽蔑され、同時に昨今の読者の人気が集中するのだと……本著は本来、そうしたラノベで扱っている題材を従来の文芸スタイルで仕上げたらどうなるかを意識して作り上げたものですので、ラノベ作品を期待して読む人には堪えられないと思います。
     かなりの部分で実験的要素の強い作品ですが、残念ながら私自身の力量に見合ってないのは否定できません。素人作家が処女作で挑むような作品ではありませんでした。

     娼婦に対する見下しはもちろんありますし、貴族に対するあこがれのようなモノは平民なら誰もが持っています。ただ、同時に住む世界の違う相手に下手に近づいて無用なトラブルに巻き込まれることも、貴族側も平民側もどちらも恐れており、今は互いに様子を見合っているような状態です。
     今はトラブルの火種があちこちに芽吹き始めていっている段階です。

     リュウイチに関しても同じで、元の世界に帰る気でいるのでひとまず邪魔にならないようにしようと大人しく様子を見ています。作品を書き始めてもう4年経ちましたが作品内ではまだ1か月ですので、唐突に見知らぬ世界に行ってしまった大人がひとまず現状に不満を抱かずに様子を見ていつづけるにはまだ長すぎるということはないでしょう。

     これからもどうぞよろしくお願いします。