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2024年8月5日 19:42
弓とか弩とか投石機とか長槍とか廃れて使われてない感じですか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。 弓と弩と投石器は第一線からは退いていますが長槍は使われています。弓と弩は小銃に、投石器は大砲に座を譲りました。ただ、大型の弩であるバリスタは爆弾を遠くまで投射するために残っています。 長槍は騎馬突撃への対抗手段として残っています。 通常ならば騎馬突撃や白兵戦への対応のために小銃と銃剣の組み合わせが最適になるはずですが、この世界では鉄が貴重なため鉄砲も大砲も青銅(厳密には砲金)で作られています。銃剣で騎馬に対抗するためには銃剣を取り付けた状態での銃身の長さを長くする必要がありますが、青銅製の銃身で十分な長さを確保しようとすると重くなりすぎるのと、ゴブリンやドワーフといった小柄な種族が使いづらくなることから銃身をあまり長くできません。 銃剣を長くすると今度は接続部の強度に問題が生じます。 このため、この世界では銃剣は一般的ではなく、騎馬突撃に対抗するための槍がまだ第一線で持ちられています。 また、アルトリウシアは年中雨が多く湿気が強いため、野戦で鉄砲に頼り切るには不安があり、やむなく投擲用の槍も現役となっています。 これからもどうぞよろしくお願いします。
弓とか弩とか投石機とか長槍とか廃れて使われてない感じですか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
弓と弩と投石器は第一線からは退いていますが長槍は使われています。弓と弩は小銃に、投石器は大砲に座を譲りました。ただ、大型の弩であるバリスタは爆弾を遠くまで投射するために残っています。
長槍は騎馬突撃への対抗手段として残っています。
通常ならば騎馬突撃や白兵戦への対応のために小銃と銃剣の組み合わせが最適になるはずですが、この世界では鉄が貴重なため鉄砲も大砲も青銅(厳密には砲金)で作られています。銃剣で騎馬に対抗するためには銃剣を取り付けた状態での銃身の長さを長くする必要がありますが、青銅製の銃身で十分な長さを確保しようとすると重くなりすぎるのと、ゴブリンやドワーフといった小柄な種族が使いづらくなることから銃身をあまり長くできません。
銃剣を長くすると今度は接続部の強度に問題が生じます。
このため、この世界では銃剣は一般的ではなく、騎馬突撃に対抗するための槍がまだ第一線で持ちられています。
また、アルトリウシアは年中雨が多く湿気が強いため、野戦で鉄砲に頼り切るには不安があり、やむなく投擲用の槍も現役となっています。
これからもどうぞよろしくお願いします。