応援コメント

6-2 抱えた想いを手放さない」への応援コメント

  • 今回のお話もドキドキしながら、とても楽しく読ませていただきました。

    慕さんがフィデリオさんをデートに誘う場面では、読んでいて思わず笑顔になって、喜びの声を上げてしまいました。

    『デートに誘う口実を作るチャンスかもしれない』と、少し前からドキドキ感を高めていただいてからの、デートしてくださいね、という慕さんの一言……
    もなか様の盛り上げ方がほんとうに巧みというか、読み手の気持ちを良い意味で操っていただけている気がします。

    その後のフィデリオさんの返事もうれしそうなものでしたし、どんなにすてきなデートになるのかなと思いつつ、二人が手を離す描写があって……
    読み手としても、それは残念だけれどしかたないことだな……と思っていたところで、最後の文章が目に飛び込んできて……!

    手を離すというごく自然な動作が最後に伏線としてかかってくるところと、ここで6章のタイトルの「手放さない」も目に入ってくるところが、非常に見事で……思わず唸ってしまうほどでした。


    うつくしい心理描写と、よどみない文章構成を堪能させていただき、ありがとうございました。
    次回もとても楽しみです


    作者からの返信

    今回も嬉しいコメントをありがとうございます。
    お返事が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。

    エリュティアに言われていたこと、慕はもうずっと覚えていたんですよね。
    なので、ついに思い切ってフィデリオにお誘いをかけた、彼女なりにとても頑張ったところでもあります。
    今回の章はサブタイトルにも含まれているとおり、「手を離す」「手放さない」ことがテーマ……テーマ?になっているので、これらの動作がどう物語に関係しているのかも想像しながらお楽しみいただけたら幸いです。

    いつも本当に嬉しい感想、ありがとうございます。
    また次回も、お時間があるときにでもお楽しみください。