応援コメント

5-6 その感情の正しい名前は」への応援コメント


  • 今回のお話も、とても楽しかったです。

    最も印象に残ったのは、やはり最後のチェシーレさんの言葉です。

    慕さんが恋をしているんじゃないかと言ったチェシーレさん。
    飄々とした態度で、お店に連れてきた後もお茶の準備をし始めたりして、なかなか慕さんに対して本心を見せない雰囲気のチェシーレさんの、『直球』とも言うような、最後の一言。

    ここまで読んでいて、チェシーレさんがここまで直接的に、慕さんの恋心について言及するとは思っていなかったので、とても驚き、とても楽しかったです。
    (今回ももなか様のほんとうにすばらしい文章力に楽しませてもらいっぱなしです)


    また、その前に、レディグレイを飲んでおいしいと言った慕さんを見て、『それならよかった』と言うチェシーレさんもとても好きな場面です。

    少々無理やりな手段で慕さんのことを連れてきましたが、そこまでして連れていたのは慕さんのことを心配してくれていたんだなというのが改めて感じられて……

    その後の慕さんの『一人だけで抱えて帰るつもりだった』という文章から考えても、このタイミングで強引にでも慕さんを連れてきて、思っていることを話させた……話させてくれたチェシーレさんの選択に、読んでいて感謝したい気持ちでいっぱいになりましたし、
    あらためて、慕さんはほんとうにすばらしいひとたちに囲まれているのだなと感動しました。


    次回も読むのが今からとても楽しみです。
    ありがとうございました。


    作者からの返信

    今回も嬉しいコメントをありがとうございます。

    ここまでのお話でも読み取っていただけたかもしれませんが、慕は自分の気持ちに理由をつけて嘘をつくのが上手な子です。
    チェシーレもそれを感じ取っていたため、一気に踏み込みました。
    また、チェシーレから見た慕は幼い子のような感じなので、それもあっての行動でもあります(慕は年齢的には幼い子というわけではありませんが)
    チェシーレが踏み込んだ結果、慕がどう反応するのか、楽しみにしていただけたら嬉しいです。

    いつも励みになるコメント、本当に感謝しております。
    また次回も、お時間のあるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。