第9話 ダンジョンの死闘

 突然に現れたアンデッドの軍勢に気迷いになった。ルーナとフェインさんの不屈さを見る。やっと冷静に戻る。それで、三人の力を合わせて、反撃するよ!

 「ルーナ!障壁を解除する後、わたくしはすぐデスナイトに向かって行く。その後、計画通りに、スケルトンの軍勢を任せるよ!」

 「わかったよ!私に任せて!」

 「エステルさんは気を付けて!」

 

 私の計画では、前に練習していったバリアーと魔法攻撃の連携戦法である。スケルトンの種族はアンデッド、フェインさんの炎属性の魔法が大きいダメージを与えられる。私は身体強化を使って、全速でボスの前に突き進む。マンツーマンでボスを倒すこと。ルーナとフェインさんの魔力を考えると、最速でボスを倒す後、二人に加勢する。一緒にすべてのスケルトンを退治する。

 「では、ルーナ!お願いよ!」

 「わかった!エステル、頑張るよ!」

 私は魔法を右手に集中する。風の障壁が解ける瞬間に一気に放つ。

 「シャイニングスピアー!!」

 光のやりがスケルトンに飛び出す。一直線の道を作った。

 「二人とも、後はお願いよ!『身体強化』!!」

 「ウィンドフィールドオール!」

「スリーショットファイアアロー!」

 私は全速で前に突き進める。後ろから彼女たちの声がする。頼むよ!私の役目は一撃でボスを倒すこと!!


 スケルトンの包囲から突破した。デスナイトには既に近くなる。敵に向け走りながら、構えを備える。今の剣に光属性を付加エンチャントしている。アンデッドに対して、聖属性のように絶大な効果は言えないけど、火属性とほぼ同じ大ダメージを与えられるよ。

 「一閃!」

 近接する瞬間に、剣を抜き払い、ボスを切る。慣性を利用して敵の背後に来た。これで倒したよね。しかし、ボスがこっちに振り返る。

 「無傷?どうして!あっ、あれは?」

 私は気づいた、ボスの鎧に剣の痕がある。もしかして、鎧を破壊しないと、直接にダメージを与えられないの?なら、その鎧を粉々になるよ!

 「かなりの頑丈の奴だよね!でもよ、わたくしはそんなの暇はないよ!!」

 速くボスを始末する、彼女たちを助ける。そう思いながら、魔力を両足に集中する。

 「迅雷!」

 私は姿を消す。迅雷の如く速さで敵の背後に移動する。

 「纏い!」

 剣で迅速で敵を連続切る。剣とボスの間に光が花火のように散っている。

 「迅雷」とは「身体強化」の原理に基づき、速度を最大化に実現するスキルである。「纏い」は「迅雷」の状況の上に、敵を剣で素早い連続斬るというスキルである。元々、剣に風属性を付加エンチャントは一番相性いいだけど… 今は敵の鎧を破壊することを最優先するよ。

 私は全身の力で連続斬り続ける。彼女たちはあのスケルトンの軍勢に対し、長く耐えられないよ!早くボスを倒し、助けていく。

 「キン!」と声がする。ボスの鎧は粉々になる。やっと、破壊した。あと最後の一撃で… 

 そう思う時に、ボスの剣が既に私に斬る。避ける時間がない!はやり… 化け物は化け物のように、また一人ぼっちよね… しかし、魔力を解放しないと… 今一番大切なことは彼女たちを助けるもの!


 「魔力マジックロックかいっ…!」

 「アクアシールド!」

 魔力マジックロックを解除する前の瞬間に、ボスとの間に水の盾が現れ、私が守られる。これは、ルーナの防御魔法よ!どうして、彼女は…

 「エステル!早くボスを倒すよ!」

 後ろからルーナの声がする。ようし!まずはボスを倒す!

 「一閃!」

 今回の斬撃が功を奏し、ボスが光の中に悲鳴して、浄化された。でも、今は構う時間がない。早く彼女たちをたすけないといけない!


 振り返って後ろに向かって行く。間に合った!ルーナの障壁がまた維持している。スケルトンはまた20体くらい残っている。私は最後の魔力を全部集中して、渾身の魔法を放つ。

 「グレイブソード!!」

 地面から岩石の剣が上に突き出し、スケルトンに突きつける。しかし、倒していなかった。魔力が足りないの!!やはり、先の「迅雷」と「纏い」が大量な魔力を消耗した。もうダメなの…

 「イラプション!!」

 この時、フェインさんの声がする。地面から赤い溶岩を噴出し、スケルトンを全部倒した。

 「もう、終わったよね!?」

 彼女たちを守る風の障壁が消えた。無事なの?息が急ぐだけど、怪我がないらしい。特にルーナは地面に横にする。障壁を長い時間に維持する。そして、フェインさんの攻撃魔法のタイミングを配慮し、緻密な魔力をコントロールする。これは誰でもできるわけではないよ!さらに、障壁を維持しながら、シールドを使って、私を守ること。彼女の魔法使いとしての才能は私以上だと思うよ!

 フェインさんもすっかり疲れるようだ。壁をもたれかかっている。魔力を過度消耗し、顔が真っ白になる。100体以上のスケルトンの軍勢に対し、一人で攻撃魔法を絶え間なく放ち続ける。さらに、最後の「イラプション」は炎属性の中級魔法だ。ただ二週間の間に、すでに中級魔法を身に着ける。しかも、無詠唱だよ!!彼女の魔力量と魔法への執着は一体どれほどなのよ!


 「ルーナ!フェインさん!よく出来たね!私たちの勝利よ!」

 「やっと勝ったよね!?エステル!私はどう!?凄いでしょう!」

 ルーナが立ち上がり、満面に微笑みが浮かぶ。疲れが吹き飛んだようにぴんぴんしている。私に飛び出し、地面に押し倒した。

 「離せよ!ルーナってば!」

 「嫌だ!今のエステルパワーが足りないもの!補充させてくれよ!」

 何よ!エステルパワーって何!?私は魔力回復の魔法薬マジックポーションなの!?フェインさんは?彼女に助けを求めよう。あぁ!もうダメだよ!彼女の目がキラキラと光っているよ!!!

 …………


 「それじゃ、そろそろ離脱魔法陣で帰りましょう!」

 ルーナに抱き枕のように抱きしめられた10分後に、彼女はやっと手を離した。そして、「エステルパワーを補充完了!三日間何も食べてなくてもいいよ!」は何よ!?わけわからないよ!

 でも、彼女たちはこれほどに強くなることを本当に思い掛けないよ!三人の力を合わせる。強いモンスターを倒すなんて考えもしない。今日は本当に疲れたよ!早く帰り、お風呂に入りたいよ!

 何よ!この魔力!!突然、物凄い魔力を感じる。これは、先のデスナイトより、数倍強くなる。このまま戦いなら、彼女たちは絶対に無理よ!!そう、彼女たちを先に脱出させる。


 「エステル!早く帰るよ!」

 「あぁ、わかったよ!急かさないでよ!」

 彼女たちが魔法陣に入り、入口に転送した。私はここに残っている。まずは、魔力マジックロックを解除する。この時、後ろから男性の声がする。

 「あの二人と一緒に出でもいいのか?それとも、オレの魔力を感じる。怖くて動けないよな!」

 振り返って後ろに見る。頭の上に二つの角があり、紫色の皮膚。そして、後ろに揺られるしっぽと背中に生えているコウモリのような翼。この男は、魔族だ!

 どうして魔族がここに、40年前に魔王と共に消えたはず!そして、先に魔力を感じられないことと関係あるの?でも、魔力マジックロックを解除する今、こいつは一撃で倒せる。一応、話して、情報を集めよう!


 「もしわたくしも一緒に出すなら、あなたはどうするつもり?この魔法陣を利用して、外に出る。わたくしたちを追撃するよね!」

 「ホ~ 賢いお嬢ちゃんだね!そうだ!オレは人間たちをまとめて殺せよ!先、あなたたちの戦いを見たんだよ!褒めてやろう!でもよ!あのデスナイトはオレの力の二割の程度だけだ!!お前は勝ち目がない!!たとえ三人ともな!!」

 「あぁ、そう…」

 「そうだ!オレはお前を殺すよ!安心して、お嬢ちゃん!一撃で殺せることがしないよ!ゆっくりで死を味わってくれよ!アハハハハハ!!」


 こいつが獰猛な顔に表す。下品な声で笑って、攻撃の姿勢を構える。こんな奴と話し合い、情報を集めて欲しい私は本当にバカだよね。せっかくのいい気分が悪くなった!今は超ムカムカするよ!早くこいつを倒す、帰るよ!

 「話はもうやめたの?その構えは今すぐわたくしを殺すよね?そいえば、名前も教えなかったよね!」

 「はぁ!?オレの名前だと?!残念ですが、オレはそんなに優しくないよ!何も知らずに殺される人間の恐怖な表情は… もう貯まらないよ!!安心して、楽しいことはこれからだ!!くらえいいい!!!」


 その魔族がこっちに近寄る。おかしいね、こいつのスピードは確実に先のデスナイトより速い。でもよ、恐怖という感じが少しもない。やはり、魔力マジックロックを解除するうえ、「身体強化」の強さも高くなるよね。それじゃ、こいつを片付けましょう!

 指先で魔族に狙い指し、魔力を緩やかに放つ!

 「ライトニングスピアー!!」

 指先を少し紫の光を閃く。目で見えないスピードで魔族の胸に貫く。あそこに残ったのは、胸に大きい穴が開いられた魔族だった。

 「お前は!一体に… 何者… だ!」

 魔族が口から深く青色の血を吐き、倒れた。私はそいつの死体のところに歩む。魔族の目を丸くする。自らの死を信じないよね。

 「確かに、何も知らないうちに殺すのは正しいよね!あの世で、自分の死因を考えてくれよ!わたくしの時間を無駄にする罪ね!あれ?」


 魔族の死体が消えた。その場所に紫色の結晶が残っている。これは「魔核」というものなの?後はシャローナ先生に見ましょう。そして、これはネックレスなの?魔族もドロップアイテムがあるの?やはり魔族は人じゃないよね!これを持って、後で装備の性能を確認しましょう!今は帰るよ!

 魔法陣で入口に戻る。すぐルーナに地面に押し倒された。

 「エステル!一体どこに行くのよ!!私は心配だよ!!!」

 またなの?今日はもう二回目よ!あれ?これは涙?

 彼女の涙が私の顔に落ちた。私の胸に打ち伏せて泣いている。これは… 


 「エステルさん。さっきあなたは出なかった。ルーナさんはかなり心配してよ!」

 そうよね。私は何も言わないで、あそこに残っている。ルーナが本当に私のことを心配したよね。きちんと彼女に謝りなさい!私!

 手を胸に打ち伏せている彼女の頭を撫でる。

 「ルーナ。心配かけて、ごめんね!泣かないでください!さっきはドロップアイテムを確認するため、時間を掛かった。ほら、このネックレスはボスに落ちるアイテムだよ」

 「ネックレス?」

 「そうよ。ルーナと似合いと思うよ。もし悪い効果がないなら、ルーナに贈るつもりよ」

 「本当!?早く返して鑑定しましょう!そして、このようなことを二度としないことを約束する!」

 「あぁぁ!わかった、約束しよう!」

 …………


 彼女は落ち着いてきた後。私たちが立ち上がり、ダンジョンから出た。先に起こったことを先生たちに教えた。もちろん、魔族のことを抜き出した。それは、後でシャローナ先生に相談したい。これで、私たちの初めのダンジョンが終わった。

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