第7話


「おはようございます。」


「おはようございます。勇者様」


 と大事な挨拶を行った。そんなに驚くことだったのか驚いたような顔をしながらも挨拶をメイドさん?は返してくれた。




 そういことで、大きな部屋へときている。まぁさっき寝ていた部屋もでかいのだが、、、それよりもさらに大きな部屋だ。一軒家が2~3ぐらい入りそうだ。


 

 話をメイドから聞いた感じだと、これでも一番小さい食事場らしい。メイド曰くほんとなら、王族と一緒に予定もあったらしい。だが、数人今予定が空いていないので後日になるみたい。そんなことを聞いてると、とても美味しそうな食事が来た。パンとスープとサラダだ。


 パンは綺麗に焼かれており、中はふわふわしている。次にスープは玉ねぎをベースにお肉や野菜が入っている。最後にサラダはキャベツやトマトと言った野菜とドレッシングだった。


 おいしかった。そう美味しいのだ。思ってたよりも美味しかった。あんまり期待せず食べたのだが普通においしいのだ。なんでだ?と考えながら食べているとメイドさんが、


「この世界の食事は歴代の勇者様が改良してくださって、国民全員にいきわたるほどよゆうがあるんです。それでも、、、お残しはゆるしまへんでぇ!!」


「ブフォッッ!!」


 びくった。いきなり食堂のおばちゃんが出てくるもんだから、すこし吹いてしまった。しかし一番おいしく感じるのあっちでの生活が影響していると思うけど。それでも決心が多少なりともついた。


「勇者様お気に召しましたか?」


「はい!すごくおいしいです。今までの勇者様に恥じないように頑張らせていただきます。今はまだ大きな大義名分はありませんが、それでも私はこの世界を愛し、わたしがこれから愛すこの世界を守ってみせましょう。」


「まぁ、本当ですか?」


「ええ、王様にも宣言を近いうちにしておきます。」


 自分にとって小さな一歩である決意、そしてこの世界にとって大きな跳躍となり得ることをしていたら、視線を感じていた。感じたのは、大体左後ろから。だったというのはもういなくなったみたいだからだ。


 そんなこんなでありながら、ご飯は食べ終わって休息を自分の部屋でしていると、ドアから「コンコン」となった。来客みたいだ。なんか来客の予定あったっけ?と考えながら


「どうぞー。」


 と入る許可をする。するとドアが開く


「失礼します。私はジーン王国第2王女アイリス・ジーン・フォウです。」


 ジーン王国?と考えて、そういえばこの国の名前は知らなかったと考えていると


「勇者様そのお顔では分かっていらしゃらないようですね?ジーン王国はここの国のことです。そして私はこの国の王様の娘でります。ので一応王族であります。」


 教えてくれた!
















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る