第6話
なるほどねせめて三年か、頑張らなくては。俺も前の世界には帰りたいし。ってもう復活しそうな時期が15年近く経とうとしてるのか?やばくないか?俺らの世界の基準で考えれば、南海トラフがいつ起きてもおかしくないの状態だろ?いやそれ以上かもな。
そうなると俺の夢がどうとかじゃなくて何か一つのことを極めるしかないのか?
俺のなんらかのエネルギーはもうある程度は検討がついてる。だからそれを上手く利用できたらいいな。
スキルみたいなのがあるといいな、もしあれば少し戦い方を考えれるのに。
「それでさっき倒せる者って言ってましたよね?俺そういう“戦う”ってことをしてきてないのでできるかわかりませんよ?」
「そのことは心配しなくても良い!これから内の自慢の精鋭に3ヶ月鍛えてもらおうと思っている。」
3ヶ月ってことは、急ぎ足みたいだな。しかも精鋭って絶対厳しいやつじゃん。
「内の自慢の精鋭達は優しいから安心せい。数より質だからな」
「それを聞いても本人達を知らないからどう返せばいいかわからない。」
「フォフォそうかそうか。まぁこれから3年間よろしく頼むぞ?」
「了解いたしました。私も頑張らせていただきます。」
という感じで話をして、鍛錬は明日からということで今日は終わった。
それにしても俺はやっていけるのかね?帰れるみたいだから、俺は帰る。なんとしても帰りたい。姉貴と母さんが残っているんだそんな凹んでられるか!
そんなことを考えていると、思っていたよりも疲れていたようでいつの間にか寝てしまっていたようだった。
~~~~~~
「起きてください、勇者様!城の中でのことを説明したいので朝食をとりながらでお願いします。」
女性らしい声を聞きながら目を開けると右側にメイド服で合ってるのだろうか、メイド服を着た女性がいた。可愛い!
そんなこと考えている場合ではないので素直に体を起こす。
「おはようございます。」
「おはようございます。勇者様」
と大事な挨拶を行った。そんなに驚くことだったのか驚いたような顔をしながらも挨拶をメイドさん?は返してくれた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます