第2話 異世界に来てしまった…

「ただいまー」

家に帰った私はすぐさま自分の部屋に行き、あのペンダントを調べた。私の持っているペンダントとも見比べた。さほど違いは無い。あんな事が無ければただの普通のペンダントだ。

「何の変哲も無いただのペンダント…だよね?私の名前が書いてある事以外は…」

見た目は、普通のペンダントよりも綺麗なくらい…よく見ないと分からないけど材質はプラスチックじゃなくてガラスみたいな物だ。私の名前はペンダントの表面じゃなくて中に書いてある。

 他にも何かないかと調べている時、二つのペンダントが当たった。すると急にペンダントが光り出した。

「えっ何?!何なの!?」

目を開けていられないほどの強く、眩しい光りに包まれた。

ーーーーー

 気がつけば、私の周りは森になっていた。

「何で??私さっきまで自分の部屋にいたはずなのに…。」

よく見ると木もおかしい。普通は木になってはいないはずの物までなっている。宝石とか。気になってよく見てみると、ペンダントと似たような中身をしている。というか、この宝石が材料として使われた、と言ったほうがいいだろう。他の物もなっているのか、ということとこの世界がどういったところなのか軽く調べるために周りを散策してみた。すると、他のどの木よりも大きく、どの木よりもなっている宝石が綺麗な木があった。比べ物にならないほどの。近くで宝石を見てみて確信した。このペンダントは、この宝石で作られた物だと。この木の中で、一番光って綺麗な宝石があった。取ってみた。すると…

ーピカッッッー

宝石が光り出した。だんだんと周りの宝石も光っていく。まるでこの時を待ち望んでいたかのように…。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る