君に書く手紙




たとえば君に手紙を書くとする

出だしはきっとこうだ


「久しぶり。なんだか手紙を書きたくなった。」


そのあと

適当に梅雨の話題と相変わらず仕事が忙しい話を書いて


「君は変わらずにいるだろうか。いや、そんなことはないよな。きっと。」


なんて具合に遠まわしにさぐるだろう


そのあとは僕の気持ちが変わることはなかったことを書いて


「できたら・・・」



この先をどう書けばいいか

今までわからず

それで 手紙を書けていなかった



って書けばいいかな









ちょっと卑怯かな





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