第3話 にんじん村


現在

ディープブルーの


活動場所の拠点は

セレス帝国から離れた

小さな村

「にんじん村」だった

にんじん村はにんじんを

栽培しセレス帝国に献上している


もちろん部下の

アイナも一緒にいる

村人は彼をただの闇の使い手と

思っている


アイナ「ディープブルー様。起きてください」


ディープブルー「何だ、夕方か?」


基本的に夕方か昼から起き出すのが

ディープブルーの日常だ。

気だるげにディープブルーは起きてアイナが持っている武器をみた


ディープブルー「狩りでもいくのか?」


アイナ「いえ、違います。村人達が沢山こちらに来ていまして。護身のために…」


ディープブルー「…村人達が?」


気配を魔法探知をし追いながら起き上がる。


村人達は皆、差別されし者ばかりだ。

普通の闇の力の使い手として

差別されているからという理由(建前)で

この村にいるのだが。


ディープブルーが立ち上がり外に出ると

村人達がすぐそこまで来ていた


ディープブルー「何事だ?」


村人達が一斉に頭を下げだした


アイナ「ディープブルー様。村人達の様子がおかしいようですが。お下がり下さい」


ディープブルー「いや、大丈夫だ。お前達。どうした?何故頭を下げる?」


ディープブルーが問いかけると

村人達を代表して尊重の息子

ロットが話し出した


ロット「ディープブルー。いや、ディープブルー殿。前々から貴方はこの村を襲ってくる者達から護ってくれている事を私達は知っています。だから何か皆でお礼をしようという事になって。…夕方あたりには起きるかと思って皆で」


その言葉を聞いたアイナは

武器をしまった


アイナ「……」


ディープブルー「…あぁ、知ってたのか?…まぁ。別に気にするな。適当に追い払っただけだ」


ロット「そんなわけには。私達は貴方の力に少しであれなりたいと考えています。ささやかな宴を準備しています。参加してほしくて」


どうしても宴に誘いたくて

皆で来たらしい。

ディープブルーはめんどくさいことは

嫌いなので逃れたかったが

策略を1つすることにした


ディープブルー「うむ。なら宴にいこう。そこで1つ頼みたいことがある」


ディープブルーはアイナをつれて宴に

むかったのだった

アイナはあ、こんな顔してる時の

王は何か策を考えているなと

思ったのだった


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