3 葉桜の君に
『4000メートル
これは
ただこの
けれども、
その
とはいえ、
「よう!
「どうしたの? これ」
「いや、
そう
「じゃあ、お
パンや
「おっ、なんか
「いや、
「ほう。これが
これが
ふたりして
――
「
「そ、それは……」
「ごめんなさい」
「ひとろくまるまる。
『ひとろくまるまる』は『
なので、
きっとここしかないはずだ。
16
「
「
「いや、
そこまで
「それに?」
「マイナスとマイナスを
「ううん。ありがと♡」
「
それでも
たとえ
ふたりは
しかし、それ
ふたりはほどけて
ふと
――
そんなことを
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