第3話 これは私個人の身体でのことです




さて、2013年くらいでは、糖質制限はそれほどメジャーではなく、誰も頼るものがいない。

本くらいだが、この本の先生がブログを行っていた。

そして、コメントを書くと、なんと糖質制限のコメントには丁寧に返事をくれる。

これが助かった。


しばらくして、地元の病院で血液検査を受ける。

俺的にはどれほど優秀な身体になったのかと思っていたが、医師からは注意を受けた。

コレステロールの値が高すぎるのだと言う。

後々、最近までこれに振り回されることになるのだが、結局は関係ないことがわかる。

そして、頭でわかるのではなく、今は身体で実感しているので問題ない。

悪玉コレステロール:LDLが190近くある。

善玉コレステロール:HDLが108。

そして中性脂肪:TGが35というもの。

結論は、中性脂肪の値が低ければ問題ないことがわかる。

中性脂肪が高いと、本当の悪玉コレステロールとなるらしい。


ほとんどの医師はそれを認めたがらないらしいが、今はどうなのだろうか?

俺の今のLDLは160位だろう。

HDLも107、TGは40前後で維持している。

今となっては確信を持っているが、当初は振り回された。

悪玉、悪玉と言っているが、この悪玉コレステロールと呼ばれるものは、身体の細部に大切なものを運ぶ役割をするものらしい。

だから必要なものだ。

ただ、質が問題だ。

善玉コレステロールは、細部から回収してくる。

コレステロールは、言わば輸送車のようなものだと、俺は捉えている。

悪玉が大型トラック。

善玉が中型、小型輸送車。

間違えていたらすみません。


さて、質が問題だと言ったが、何を指標にすればいいのか。

これが中性脂肪だ。

これが一応60以下なら問題ないと言われているが、俺は40前後。

全く問題ない。


だが、今まで染みついた情報が邪魔をする。

油はオリーブオイルオンリーとなるが、たっぷりの油に肉を炒めたり野菜を炒めたりする。

ベトベトな感じに見えるだろう。

仮に鳥モモ肉を炒めると、ほぼ糖質量はないと考えて問題ない。

これにチーズをかけてレモン汁ででも食べれば、最高に優秀だろう。

毎日食べても問題ない。

かつてエスキモーはアザラシなどの肉だけで生活していたようだが、ビタミンCなどが不足していたという。

これは野菜不足だろう。

だが、生きてきた。

ビタミンCなどは野菜から摂取するように、俺はしている。

沖縄も健康長寿の島国だったが、本土から炭水化物系の食事が多く入ってきて不健康になって行っているのではないかと心配する。


とにかくイメージできれいなイメージが健康かと言えばそうではないことだ。

縄文人と弥生人、虫歯の後を比べると、明らかに弥生人で米を食べる文化の方が多い。

狩猟系の縄文人は少ないという。

虫歯もそういった意味では糖質量に比例して多くなるのだろう。

ライオンやトラが虫歯になったら死が待っているだろう。


また、最近AGEsという指標が注目されている。

終末糖化産物というものだが、まぁ、どれだけ糖質を摂取したのかと思えてもらえばいい。

これの値が高いと、身体が糖化する。

糖化=老化だ。

その計算式で間違いないと思う。

もし、本当の健康を手に入れたいのなら、人の見えないところで自分だけ糖質制限を行うといいだろう。

知らない間に健康を手に入れることになる。

最高じゃないか!


次にビタミンはフルーツ。

このイメージが強い人は多いのではないだろうか。

確かにそうだし、俺も大好きだ。

だが、今はあまり食べない。

摂取するよりも糖質が怖い。

それほどの感覚でいる。

だから野菜や海藻類から摂取しているのだろうと思う。

ただ、レモンやスダチなどは食べている。

甘いフルーツは控えているのだ。

食べたい。

そりゃたっぷり、口から溢れるくらいモモやパイナップルをほおばりたい。

だが、そこは一口だけ食べるようにしている。

ゆっくりと一口、二口。

それだけだ。

口の中でゆっくりと味わうと、少しすればその強烈に食べたい衝動が抑えられる。


とまぁ、こんな感じで今に至っているわけだが、最後の瞬間まで糖質制限は続けていきたい。

だが、これだけ偉そうに言っているが、ここ2~3年はたまに甘いものも食べている。

例えばチョコケーキやチーズケーキは大好物だ。

それを買って来ると、1個3当分にして3日は食べられる。

ホールではない。

そういった感じで制限はしている。

我慢は良くないのだ。

どうしても食べたくなったら量で制限する。

案外、味がわかれば満足するものだ。

パンなんかも10枚切りを1枚程度食べる。

だいたい糖質量は16gくらいだろう。

一口チョコなんかも、噛まずに舐めてゆっくり食べる。

1個を舐めていると、初めはもどかしいが、そのうち落ち着いて来る。

ここで甘いものを食べたときの自分の言い訳。

1度の食事では20g以下だが、1日で100gを超えなければいいだろう。

これはAGEsのための言い訳だ。


そんな感じでスーパー糖質制限をしたり、普通の緩い糖質制限をしてりして日々を過ごしている。

今は、週に1日、断食をしてもいいかもなんて思ってしてみたが、耐えられないときが多い。

お昼を少なくして、後は次の日の朝まで水やコーヒー、お茶といった飲み物だけ。

このメリットは翌朝の調子がいい。

やはり内臓も休ませてやらないといけない。

疲れたよ、なんて言ってくれないから。


ここまで思うままに、順序もバラバラに書いてきてしまいましたが、今この私の身体に起こっている事実です。

これからも糖質制限を実施して、自分としっかりと会話して、調子のいい身体を維持していきたいと思います。


最後まで目を通してくださった方、ありがとうございました。

もし、やってみようかと思われる方がおられましたら、江部先生の著書をお勧めします。

私もそれを元に行っています。

後は自分の身体と相談しながら行って下さい。

ボケ猫


(了)

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