第17話 不本意ながら危険な予感です

 応接室に戻った俺はカノンを寝かしつけようとベッドに連れていく。ベッドは一つしかないので、リリアに一緒に寝てあげるよう頼んだ。


 「……パパとママ、一緒に寝ないの?」


 いきなりカノンがそんなことを言いだし、思わず咳きこんでしまう。


 「だ、誰がパパとママよ!」


 リリアも顔を真っ赤にして叫ぶ。


 「そ、そうだぞ、カノン。俺たちはそういう関係じゃない」


 不思議そうに首をかしげるカノン。子供というのは無邪気な分怖い時がある。


 「と、とにかくこのお姉ちゃんと一緒に寝ような、カノン」


 冷や汗を搔きながら俺は二人をベッドに寝かせ、自分はソファに寝転がる。毛布を用意してくれていたので助かった。


 翌朝、目が覚めるといい匂いが漂っていた。起きてみると、サナエさんが応接室のテーブルに皿を並べている。


 「お早うございます。どうしたんですか、サナエさん」


 「おや起きたかい?何、可愛いお客さんが見えてるってんでね。年甲斐もなく張り切っちゃったよ」


 「朝食を作って来てくれたんですか?ありがとうございます」


 「何、年寄りは朝が早いからね」


 テーブルにはトーストと目玉焼き、サラダに牛乳が並んでいた。野菜はこの世界特有のものらしかったが、あとは前の世界とほとんど変わりがない。というかイメージとしては和食を作りそうなサナエさんがこういうメニューを用意してくれたことは正直意外だった。


 「この世界には味噌がほとんどないんでね。本当は味噌汁が飲みたいんだけど」


 日本人としてはそれは辛い所だ。サナエさんによると、日本人の転生者が細々と作っているものが僅かに存在するだけで、入手は困難らしい。


 「いい匂いねー。ありがとうございます、サナエさん」


 リリアも起きてきてカノンと一緒にテーブルに着く。


 「いただきます」


 この世界に転生してからゆっくり朝食を取ったのは初めての気がする。どれも前の世界とほとんど変わりがない味わいで美味しかった。


 「それじゃ俺は清掃に行ってくるから、カノンを頼む」


 「OK。後で作戦会議でしょ?」


 「ああ。その間はニブさんたちに見てもらうよう頼んでおくよ」


 俺はサナエさんと食器を片付けて庶務課に向かい、自分の組んだシフトに従って清掃業務を行った。リリアは急ぎの仕事がないのでカノンの面倒を見ることを支部長から許可されている。


 「可愛いねえ、カノンちゃんは。前の世界に残してきた孫を思い出すよ」


 サナエさんが仕事の合間にそんなことを言って笑う。


 「あんなかわいい子を狙うやつらがいるなんて許せないよ」


 「ええ。ですから何としてもあの子を守り抜きたいんです」


 「ふふ、いい子だねえ、あんたは。あの子が懐いているのも分かるよ」


 「よしてください。若返ってこんな見た目ですけど、俺、中身は冴えないおっさんですから」


 「年は関係ないよ。それにあたしから見たら子供に違いないさ」


 それはそうかもしれない。俺は改めて朝食の礼を言い、仕事に戻った。

 



 「ふむ、思ったより遥かに危険な相手のようだね。カノンを狙っているのは」


 清掃を一通り終え、俺はブンマ課長の許可をもらって支部長室に来ていた。アリーシャと共に昨夜の出来事を報告すると、支部長はそう言って机をトントンと叩く。


 「少なくとも正体不明の魔法を使う輩が二名以上いることは間違いないと思います。ある程度の規模を持った組織かもしれません」


 「カノン自体も謎だけど、敵もまた謎か。頭が痛いね、明日のメイビスの件もあるのに」


 「とにかく俺やアリーシャ先生の素性が敵にバレた以上、カノンをここに置いておくのも安全とは言い切れないかもしれませんね」


 「正面からここに襲撃してくるとは考えたくないがね。対応不可能な魔法を使われたらまずいかもしれん。ここの職員は荒事に慣れている者ばかりじゃないしね」


 「といってもここ以上に安全な所もすぐには思いつきません。どこかに隠しても見つけられたら防御はここ以上には出来ないと思います」


 「そもそも奴らはなぜトーマ君たちがここの関係者だと分かったのかな?君がカノンを保護してから山羊の胃袋カペラ・ストマクスに行くまで半日も経ってなかっただろう?」


 「はい。それなのに俺たちを見張るものがあそこにいた……」


 「お前たちがカノンを連れてきてすぐに査察課の者を動かしていたからよかったが、遅れていたら不測の事態を招いたかもしれん。お前たち警察からここに来るまで敵に尾行つけられていたんじゃないか?」


 「それはないと思います。ここに来るまでかなり意識を集中して周りの気配を探っていましたし、わざと遠回りをして来ましたから」


 「どちらにしろ油断は出来ないが、とりあえずここで保護する以外今のところ道はないだろう。警察にも警戒を強化するよう頼んである。実際死人が複数出ているんだ。彼らも放ってはおかないだろう」


 「手すきの職員にも動いてもらっています。よほどのことがない限りとりあえずは大丈夫かと」


 「そういえば昨日助けてくれた方ですけど」


 「イアンか。少々変わってはいるが、腕は立つ。私の知る数少ない戦闘向きの<スキル>を持つ男だ」


 「あんな目立つ格好でパトロールしてたら警戒されませんか?」


 「だからいいのだ。我々の目的はカノンの保護であって奴らの捕縛ではない。それは警察に任せればいい。あんなのがうろうろしてたら敵も下手に動けないだろう」


 「こういう時は頼りになるんだけど、彼の場合やたら魔族と戦いたがるのが玉に瑕だよねえ」


 「ええ。下手に魔族を刺激するのはやめろと再三言ってるんですが」


 「まあそういうわけで奴らに関しては守りを固めるしか今のところ手はない。あとは明日のお披露目のことだけど……」

 

 「俺の方はコニーさんから話を聞きました。確かにユーティリスに新しい魔法の開発が出来るとは思えませんね」


 俺はコニーから聞いた話をアリーシャと支部長に説明した。支部長はさもありなんという顔で頷く。


 「まあ予想通りの内容だね。あの次男坊は町でも色々やらかして住人の評判は最悪だからね。侯爵家はうちにも散々嫌がらせをしてきてる。転生者を監督してるのが気に食わないようだからね」


 「転生者を?」


 「ああ、言ってなかったかな。今のマクシミリ候は転生者が嫌いらしいんだ」


 ……何だ。どこかで聞いたような。


 「しかしお前の言う通り今回急に新しい魔法を開発したというのは気になるな。私が調べたところでは最近侯爵家に変わったことはないそうだ。強いて言うなら新しいメイドが入ったことくらいだ」


 「メイドか。あれだけの屋敷にメイドがいても何の不思議もないね」


 「ええ。侯爵家に出入りしている商人から聞いたのですが、何でも子連れの若いメイドらしいです。しかしその者が言うにはそのメイドが入ったくらいから侯爵家の雰囲気が変わったと言うんです」


 「雰囲気?」


 「はい。どこがどうとはっきりは言えないそうですが、屋敷の人間が纏っている感じがどこか変だと」


 「気にはなるね。魔導師が来た、とかいうことはないんだね?」


 「ええ。お抱えの魔導師は何人かいるらしいですが、もう何年も出入りはないそうです」


 「新魔法の開発ともなれば長い時間を要するのが普通だ。それがやっと実を結んだ、と言われれば納得できなくもないが、やはりタイミングが良すぎるのは気になるね」


 「確かに。元々侯爵家は魔法にそれほど関心を持っていなかった印象があります。もし関心があればもっと次々に魔導師を雇っていたでしょう」


 「その魔法ですが、どうなんです?ゴーレムに複雑な命令を下せるようなものって出来るもんなんですか?」


 「あちこちの魔導研究している所に訊いてみたんだけどね。興味深い話が聞けたよ。ゴーレムってのは大抵の場合岩や土を魔力で錬成して創る。簡単だしどこでも創れるのからね。それ以外にも鉄などの金属を使うこともある。錬成は格段に難しくなるが、強度の面で非常に優れたものになる。そしてあまり一般的ではないが、液体を使ったゴーレムの作成も成功しているらしい。そしてさらに特殊な例として、動物の死体を使ったものもあるという話だ」


 「動物の死体?」


 「ああ。フレッシュ・ゴーレムというらしいんだが、あまり気分のいいもんじゃないね。この話をしてくれたのは魔導研究をしているエルフの中でも異端と呼ばれてる連中なんだが、彼らにゴーレムに複雑な命令を下せるような魔法が出来るかと尋ねたら、こう言ってたよ。、とね」


 「不可能ではない……。含みのある言い方ですね」


 「ああ。具体的な方法を聞いたら他言無用と断った上でこう答えた。そういうことも可能だろう、とね」


 「なんですって!?」


 「何らかの方法で自我を失わせた人間をコアにしてその周囲に土や岩を合成すれば普通のゴーレムより遥かに知能の高いものが出来るだろう、ということだ。そのエルフも実際に見たことはないらしいが、いわゆる禁忌に触れた研究をしている者の中には試作した者がいるかもしれない、とも言っていた」


 「そんな!そんなことが許されるわけが!」


 「まあそうだね。第一そんな技術を王国軍が採用するとも思えない」


 「人的被害を減らすことが目的でユーティリスの話に乗ったわけですから本末転倒もいいところですね」


 「王国軍の将官やフォートン卿の前で人間を核にしたゴーレムなんぞを錬成したらいくら侯爵家の者だって只では済まないだろう。いくらあのボンボンが間抜けでもそれくらいは分かりそうなものだ」


 確かにそうだ。


 「しかしそれ以外では今の魔法技術でゴーレムに複雑な命令を実行させるのは難しいというのが各所の一致した意見だ。エルフの研究者がそう言っているんだ。一介の貴族にそれが出来るとは思えないね」


 「でもユーティリスはそれを自信満々で王国軍に披露しようとしている」


 「我々エルフが重職を担うこの監督署でね。気に喰わないったらないねえ」


 「……」


 「どうかしたかい、アリーシャ?」


 「ユーティリスが新しい魔法を披露しようとしているのはメイビスが理由なんだと分かります。しかしそのタイミングで都合よく魔法が開発されたというのは腑に落ちない。さらに同じタイミングで謎だらけの少女が現れ、謎だらけの組織に狙われている。これは偶然なんでしょうか?」


 「カノンがユーティリスの件にも関係していると?」


 「根拠はありませんが」


 「ふむ、カノンのことは分からないが、新しい魔法が開発されたという点については少し考えがある」


 「というと?」


 「メイビスが欲しいからユーティリスが新しい魔法を開発して売り込もうとしているのではなく、?侯爵家に取り入った者がね」


 「ユーティリスに協力するために誰かがわざわざ侯爵家に、ですか?」


 「いや、目的は王国軍にその魔法を売り込む方だろう。そういう意味ではユーティリスもまた利用されているのかもしれない」


 「そんな策略に巻き込まれて結婚なんて、ますますメイビスが可哀そうですよ!」


 「全くだが、問題はメイビスのことだけでは済まないかもしれない。最近入った子づれのメイドとそれと時を同じくした侯爵家の雰囲気の変容。それに君たちが遭遇した謎の敵。その女は見知らぬ魔法を使っていたんだろう?」


 「はい。トーマの見たところ風魔法の亜種だろうということでしたが」 


 「ゴーレムに複雑な命令をさせるというのはある意味と言えるんじゃないかな?」


 「あっ!」


 「ユーティリスに魔法を提供した者とカノンを狙う者は同じ組織の人間……」


 「そう考えると不自然に一致した一連の出来事にある程度の説明がつけられるかもしれない、と私は思うんだがね」


 「まさかユーティリスが披露しようとしている魔法にカノンが関係していると?」


 「そこまでは分からないが、どうも偶然と片づけるには難しいくらい二つの件はリンクしているような気がするんだ」


 「……侯爵家に探りを入れたいですね」


 「しかし我々が行っても門前払いだろう。只でさえ監督署は侯爵家の覚えが悪い」


 「監督署の職員、という肩書でなければいけるかもしれません」


 考え込んだ表情でアリーシャが言う。


 「というと?」


 「私に考えがあります。少し時間をください。昼過ぎにまたここで集まれませんか?」


 「私はいいが、トーマ君は?」


 「大丈夫ですが」


 「なら決まりだ。急ぐのでこれで失礼します」


 そう言ってアリーシャは支部長室を出ていく。俺は俺で明日のお披露目に備えて試してみたいことがあったので、支部長に訓練場の使用を頼む。支部長はあっさり許可してくれ、俺は応接室に戻ってリリアを呼んだ。


 「協力?あんたに?」


 「ああ、試してみたいことがあるんだ。上手くすれば明日のお披露目を失敗させられるかもしれない」


 「いいけど、カノンはどうする?一人じゃ寂しがるわよ」


 「ニブさんかサナエさんに見てもらおう。庶務課で頼んでくるよ」

 

 「そうね」


 俺はそのまま庶務課に出向き、ニブとサナエさんにカノンの世話を頼んだ。二人とも快諾してくれ、課長の許可を取って応接室に戻る。


 「少しこのお姉ちゃんたちと遊んでてくれカノン。いい子に出来るな?」


 俺の言葉に頷くカノンの頭を撫で、俺はリリアと訓練場に向かった。


 「お前の魔法属性ってそういえば何なんだ?」


 訓練場に来た俺はリリアに尋ねる。


 「風よ、風属性。今更?」


 「だってお前が魔法を使ったの、会った時の転移魔法しか見てないからな」


 「そういえばそうだったか。でもカノンを助けて逃げた時は使ってたのよ。風をまとって高速移動する魔法」


 あの時の速さはやはり魔法によるものだったか。


 「風魔法か。検証しづらいかな」


 「何よ、協力を頼んでおいて失礼ね」


 「いや別にお前のせいじゃないんだけど……」


 いや待て。こちらが工夫すればいけるか。


 「ちょっと集中するから、待っててくれるか」


 「え、うん」


 俺は目を閉じ、自分がイメージした<スキル>を頭の中で形づくる。水に能力を溶かし込むイメージ。そしてそのまま魔法の錬成に繋げる。


 「堅牢氷壁アイス・ウォール!!」


 目の前に氷の壁を出現させ、俺はそのまま意識を集中し続ける。


 「お前の使える魔法でアリーシャ先生の暴風狂殺陣マッド・ストームみたいな攻撃魔法はあるか?」


 「ええ。あんなすごい威力はないけど旋風で敵を穿つ魔法なら使えるわよ」


 「そいつであの氷の壁を攻撃してくれないか。出来るだけ長い時間持続して」


 「ええ?長時間魔法を持続させるのって疲れるのよー」


 「頼む、一瞬じゃ検証にならないんだ」


 「しょうがないなあ。分かったわよ。……旋風突進波ゲイル・ラッシュ!」


 渦を巻いた風が垂直に突進し、氷の壁に当たる。ドリルのように回転しながら風の刃が氷を削っていく。よし、いい感じだ。


 「ねえ、まだ?」


 「もう少し頑張ってくれ」


 風が氷の表面をえぐっていく。よし、そろそろいいか。俺は体の中に溜めていた力を解放するようなイメージで<スキル>を発動する。


 「反風魔滅業アンチ・ウィンド!」


 その途端、リリアの旋風が掻き消えた。


 「わ!嘘、これがあんたの<スキル>?本当に魔法を消せるんだ」


 「ありがとう。上手くいったよ」


 「確かにこれは世間に知られたらことかもねー」


 成功はしたが普通に<スキル>を使うよりかなり体力を消耗する感じだ。何回も使うのは難しいな。


 「これで明日は大丈夫ね?」


 「まだ安心はできないよ。何が起こるか分からないからね」


 俺は息を切らせながらそう言った。支部長の考えが正しければ予想だにしない事態が起きることもあり得るだろう。俺は気を引き締め、大きく息を吐いた。




 応接室に戻ると、ニブがカノンに色々な服を着させてうっとりしていた。懲りない人だ。しかし昨日のようにカノンが怯えている様子はない。なんとか打ち解けてもらえたようだ。その分ニブの顔がとろっとろに溶けているが。


 「サナエさんは?」


 「ちゅ、昼食を用意してくるって、さっき出て行った……」


 朝に続いて昼まで?流石に申し訳ない。しかし今の状況を考えるとカノンを外に連れ出すのは極力控えた方がいい。ここはサナエさんの厚意に甘えさせてもらうか。


 「はい、お待ちどう」


 しばらくしてサマエさんがホテルのルームサービスで食事を運んでくるサービスワゴンみたいな物に食事を入れて帰ってきた。俺は丁寧にお礼を言い、テーブルに皿を並べる。昼食のメニューはピラフのような焼き飯にスープがかかったものだった。


 「パパラプレートじゃない!どうしたんですか、これ?」


 「特別に出前を頼んだんだよ。あそこは行きつけでね」


 昨日リリアが食べたがってたのはこれか。確かに美味そうだ。


 「すいません、何もかも。お代はいくらですか?」


 「いいんだよ、気にしなくって。監督署の借金を返し終わったら今度奢っとくれ」


 「本当にありがとうございます」


 「いいからいいから。カノンちゃんの分は子供用に味付けしてもらったからね」


 「いただきます」


 スープを掬って飲んでみると、独特の辛酸っぱい味がした。トムヤムクンに近いかもしれないが、色はほぼ透明だ。次に焼き飯を食べる。長粒種の米にスープが染み込んで味わい深い。


 「う~ん、やっぱり美味しいわねー」


 リリアもニコニコしながらスプーンを口に運んでいる。カノンはと見ると、一生懸命スプーンを動かしながら美味しそうに食べていた。子供用に味付けしたと言っていたからこの辛酸っぱさが抑えられているのだろう。


 サナエさんにみんなで礼を言い、サービスワゴンを運ぶのを手伝ってから、俺はまた支部長室に向かった。ここのところずっとここに通ってる気がするな、俺。


 「失礼します」


 ノックして部屋に入ると支部長しかいなかった。アリーシャはまだ用事が終わってないのか。


 「遅くなりました」


 しばらく待っていると、息を切らせながらアリーシャがやってきた。


 「待っていたよ。どうだい、首尾は?」


 「上手くいきました。トーマ、すぐ着替えて出かける準備をしろ」


 「出かけるって、どこへです?」


 「侯爵家だ。今からお前にあそこへ潜入してもらう」


 「はあっ!?」


 思いもかけない言葉に俺は思わず間抜けな声を上げてしまった。





 

 

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