閑話 ω0、θ0の概念におけるゼロ除算、またブラックホールの特異点解消、「マルチバース」の概念について

※ω0、θ0の概念については以下を参照


https://kakuyomu.jp/works/1177354054908172869/episodes/1177354055017102004


https://kakuyomu.jp/works/1177354054908172869/episodes/1177354055131918209


https://kakuyomu.jp/works/1177354054908172869/episodes/16816452218261965693


1.四則計算におけるθ0、また「基準」としてのω0の概念について


ここで四則計算において x÷0をx÷θ0と置き、

x÷θ0=θ0と定義する。―①

また可換体に①を追加したものをメタ可換体と置く。


この件に関して、可換体においてゼロ除算以外の四則計算は可能なので①のように定義しても他の四則計算に影響は及ぼさない。


また0による乗法の際はその性質上ω0による乗法になる。

そのため、


(例) 5÷θ0=θ0 の場合でも

    θ0×θ0=5とはならない。

(0の乗法にはω0が対応するため)


また四則計算においてはゼロ除算の場合のみθ0が出現するが、その他の場合はこの限りではない。


(例)位取りの0はθ0である。 「505」の十の位の0はθ0

   二進法における「0と1」の0はθ0である。


またθ0は概念上「相対無」の0である。これはθ0=¬1の定義の性質上明らかである。したがってθ0は「絶対無」を意味しない。


対してω0は概念上「基準」の0と考えることができる。

ゆえに (例)0!=1 →ω0!=1

       2^0=1 →2^ω0=1


これらは階乗、べき乗の「基準」が1となることに相当すると考えれば合理的である。


2.ブラックホールにおける特異点解消について


ブラックホールの事象の地平面を表すシュヴァルツシルト半径等の計算式において、


r=0の場合、従来の計算方法では曲率等が無限大になり特異点となった。


しかし上記のメタ可換体を用いると、ブラックホールの特異点の解消ができる。


(例)クレッチマン不変量を元に考える。


K=48G^2・M^2/c^4・r^6

K=48G^2・M^2/c^4÷r^6


r(r^6)にθ0を代入


K=θ0


したがって解は概念上「相対無」となる。


そこで以下のことが仮説として挙げられる。


・r=0(θ0)の場合空間の破れが生じ、いわゆる「私たちの宇宙」とは異なる「別の宇宙」へ繋がるのではないか?

つまり私たちの宇宙から見た「相対無」になるのではないか?


→マルチバースの概念へと繋がる。


また、マルチバースにおける「別の宇宙」は「私たちの宇宙」とは異なる空間であるので、部分的に(または包括的に)「私たちの宇宙」とは異なる物理法則で動いている可能性がある。


※英語版はこちらを参照


https://www.academia.edu/45008667/The_concepts_of_%CF%890_%CE%B80_in_Division_by_Zero_Gravitational_Singularity_Elimination_Black_Hole_and_the_concept_of_multiverse_



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