日記⑤ 熱を帯びる
異常な夏
人々はマスクを着けて毎日を過ごしている。
2020年コロナ禍による世界情勢は日本にも大きな傷を残している。
いつ終わるのか。答えのない疑問が終始私たちの行動を圧えつけていた。
熱中症を危惧するテレビが連日流れ続ける。
額を流れる汗に文句を言っても仕方がないけどアスファルトを流れる水もまた熱を空へ運ぶ。
歩道を歩く体に一瞬店先の冷気が身にしみる。
痛い。
一瞬の鎌鼬に驚喜しよう。
私もまた砂漠を歩く諸人の一人なのだろうとぼやける赤信号をみて思った。
瞬く間に体は熱を受けまた灼熱を歩く旅人となる。
いったいいつまで続くのだろうか
私はまた陽炎に姿を隠していった。
感情は爆発だ 神城ハクア @haiime
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