3話  入学への準備





クロム11歳(学園用装備)

携帯ようである拳銃が普通で

予備用として

装備 

 拳銃:ルガーMkⅡ(.22LR[FMJ]弾)


 FN five-seven(.22WMR弾仕様)

M P (マシン・ピストル)

   : Vz 61 スコーピオン

   ストックレス改造型

   (38ACP)

АПСБ改造型(38ACP)

   mini UZI 改造型(38ACP)


アリス 11歳 (学園用護身装備型)

  ルガーMk.I (.22LR)

  ベレッタM92(9mm×21 IMI)

基本的に魔術が使えるので時に

銃よる武装は最小限に留めている




☆ ☆ ☆



クロム10歳 アリス10歳


学園入学式まであと1年と2ヶ月

ちなみにこの世界は冬というのは無く秋が一番寒いだけで後は比較的暖かい 前世で言うとこの春夏春秋の繰り返しだった


この頃のクロムは銃の普通に召喚だけではなく、改造した状態で召喚ができるようになっていた

その証拠にアリスと外に行く時は必ずサプレッサー付きの

スコーピオンの38ACP仕様

これは町中で撃つ際 他人を傷つけてしまわないようにするために

変更をしているのとサプレッサーをつけることで銃声がほぼ聞こえないようにして 騒ぎを大きくしないようにするためだ


俺とアリスが学園入学の説明を受けてたあと 俺はアリスのために学園での活動に備えて装備を選んでいた

今の学園内での付き人の装備は

通常は剣が主流だが俺は元自衛隊なだけで剣はあまり扱えない

そのためやはり銃を選ぶのだが…


「やはり非殺傷と低反動と防御魔術に対する貫通力がないとな」

この世界の防御魔術はまず拳銃弾は効かないのとライフル弾でさえ

防ごうと思えば防げるが

ライフル弾以降は多分

無属性魔術がランクⅣ以上ないと無理だと思う

あと魔術で防いでるとはいえ行使している人をやってはいけない

ためある程度貫通力があって

尚かつ 人を殺傷しないものが

一番好ましい

そこで俺は22LR弾をFMJ(フルメタルジャケット)に改造した弾を発射

できるようにしたルガーMK.Ⅱの

サプレッサー内蔵型を護身用にすることにした

「よしこれにしよう

流石にこの弾丸は魔術防壁では

防げても跳弾するからな」


22LR弾

.22ロングライフル(Long Rifle)弾

(5.7mm×14弾)

射撃練習用弾に用いられるほど

安価である弾

欠点は弾頭部分が銅のコーティングがないため酸化が起きやすくなってしまう

ネットとかのサイトによると非力さが目立つ記述が多いが実際のところ人をやるには問題ないぐらいの威力があるが 最新鋭のベストなどには防がれてしまうため

'ベストに勝てない"=殺傷能力が無いと認識されてしまったために

今ではあまり使われていない弾であるが暗殺や用心警護 護身用

などに必要な威力は持っているため今でもヨーロッパやアメリカの銃が所持できる所を中心に人気を持っている

ちなみに日本での所持はほぼ不可能に等しく密入したらお縄なので

やらなように


そしてクロムは酸化が起きないようにするために弾頭の素材自体をどうに変えたため普通の.22LR弾と比べ格段に貫通力が強くなった


また この.22LR弾の貫通威力を高めたのが .22ウィンチェスター・マグナム・リムファイア(.22WMR)である この弾は.22LRの

5.7mm×14と違い

5.7mm×24となっており装薬量が2倍以上多い

そして.22LR FMJ弾仕様の

ルガーMK.Ⅱと.22WMR弾のリムを削った弾を扱えるように改造した FN five-sevenをもっていくことにきめた

「次はアリスのだな」

アリスは143cmの小柄ながらも

ヘカートⅡを一人でも余裕で扱えてるほど準に馴染んでいる

だから尚更迷う

「どれがいいのかわからない

アリスが帰ってきたら聞くしか無いなこれ」

そしてクロムは25種類の拳銃を召喚した

「は………つ 疲れた 」

流石のクロムでも25丁もの拳銃を召喚したからか疲れていた

「さっさとしまっとこ

あとはアリスに聞くだけだな」

そしてそう言って俺は異空間収納に拳銃をしまいベットに横たわる

その瞬間にアリスが帰ってきた

「私に何を聞きたいの?」

「ふぇぁ? あ アリス いやアリスが学園で使う拳銃って何がいいのかなって思って」

「なんだ そんなことだったの

私は訓練に使ってるあの拳銃で

いいよ」

アリスが訓練の時に使ってるのは9mm×21IMI弾仕様の

ベレッタM92だ

(本当にこれでいいのかな)

そう思いつつ俺は9mm×21IMI弾が200発とマガジンが10本入った箱をアリスに渡した




☆ ★ ☆ ★ ☆




持っていく装備を決めてから6ヶ月


アリスと俺はあと6ヶ月で学園都市

ライズウォーリアまでいかなければならない上に学園内で所持することが義務とされているため

(アリスとかの生徒も自分または親に買ってもらう必要がある)

剣を選ぶ必要があったそこで俺は

前世の刀 日本刀を召喚した

それはただの日本刀ではなく

前世の旧日本軍が上官用としていた刀で普通の日本刀より少し短い

600mmの刀身で持ち手や鞘を含めると780mmになるだ 

「やはり日本刀は1.46メル(身長146cm)の俺でも扱いやすいからいいよな」

と言い素振りをしていく

そして色々な技をやるがイマイチだったそれはそのはず

まずクロムには剣の技能がゼロだからだ

「はー でも俺の知識だとる○に剣心とかソ○ドア○トオン○インとか時代劇に出てくる程度の剣技しか無いからな 駄目だなこれは」

そういうと俺は刀を納めて

孤児院の中に戻る


シャワーを浴び終え 部屋に戻ると俺のベットにアリスが可愛い寝顔をしながら寝ていた

「う またこれか

あんな顔で寝られていると

起こさないからやめてほしいのにな」

「ぁう…………………ん むにゃ

ん…………………ぅ」

「はーこうなったら」

そして俺はアリスのほっぺを突っつく

ツンツンフニフニ


ツンツンフニフニ


ツンツンフニフニ


「ん…………………ぁうん?」

アリスがなんで起こすの?

と言わんばかりにこちらをみる

「そこ俺のベットなんだけど」

「ふぇ? あーごめん

クロムくんがいないからベットでゴロゴロしてたらつい寝ちゃった

で 何?もしかして剣を買ってやるとかなにか言いにきたわけ?」

やはりアリスの洞察力は恐ろしい

もしかして魔術でも使ってるか?

そう思いつつ俺は考えにふける

「クロム? クーローム!」

「ふぇ?!あ ごめんちょっと考え事してた」

「で 聞いてたの?」

「もちろん 剣ならライズウォーリアで買うもう一つ言うとあと

1週間で出発するから明後日から荷造り始めといて で」

「え  まだ入学式まで5か月ぐらいあるのになんで?」

「実はな 」

去年 突然孤児院の所長に呼ばれて アリスが学園に行くなら

寮ではなく家を買えと言われたことクロムが先にライズウォーリアに家を既に買っている事や

俺が選んだその家の近くにシノンって言うグリース領グリンツェル出身の子が買った家があること

生活費は出発の際に渡すこと

などを言われたことをアリスに話したら

「みんな 私のことそんなに考えてたなんて」

「だろ あとライズウォーリア

に行くには馬車ではいかないよ」

「え?じゃあ何で行くの?」

「ついてきて」

そして俺とアリスは孤児院を出て行きいつも訓練に使ってる

ところの家のような場所の後ろにある小屋にアリスを案内する

そこには

「え? 何これ 鉄の塊?」

「そう 俺の最高傑作 車だ」

そこにあったのはクロムが改造を施した6人乗ってもさらに荷物まで乗せれるピックアップトラックだった

しかもただのトラックではなく

荷台から何まで15ミリの装甲

に加え防弾ガラスをつけていて

さらにその重量を運ぶために

エンジンを強力な物に変えたいうならばクロム's pickup軽装甲トラックだろう

もちろんディーゼルエンジンだから燃料を入れないと動かない


そして俺はアリスを車に乗せ

エンジンを掛ける

キュウキュッキュッドゥー

ドルドルドルドルドルドル

一通り

「すごい音 クロムこれってどう動くの?」

「あとで見せてやる」

そう言って少しばかりピックアップトラックを走らせた

その後俺はアリスにエンジンを見せてどう動くのかとか何から何まで説明するも

「なんで私にこれを作ってる

って言わないの?」

と説教されたのに加えて

その日の夜はアリスからの質問攻めからの添い寝の刑を受けた

結局アリスから抱きつけられて

あまり寝れなかったが

そのときクロムが思ったのは

「アリスはしっかりといろいろ成長してる」だった


そしてアリスと俺はライズウォーリアに向かう準備を進めるであった

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