第18話 武器スキル収集
「ここの26階層には剣士、斧士、槍士、盾士を持つリザードマンがいます」
結構種類が多いなっと思った。
少し歩いていくと早速リザードマンがいた。
【名前】
【種族】 アックスリザードマン
【年齢】 0
【レベル】 1
【ランク】 C+
【HP】 900/900
【MP】 100/100
【攻撃】 280
【防御】 240
【魔攻】 140
【魔防】 110
【敏捷】 170
【運】 3
【スキル】
・斧士Lv.6・かみつくLv.4・ひっかくLv.4
【ユニークスキル】
【称号】
アックスリザードマンはファイヤーリザードマンの魔法よりのステータスがが物理よりに変わっただけだった。
斧で斬りかかって来たのを弾き返して普通に胴を真っ2つにした。
『ピコーン!』
『斧士Lv.6を強奪しました』
『ひっかくLv.4を強奪し、ひっかくLv.MAXと統合しました』
ひっかくはもういらん!と思いながらも斧士が強奪できたのでよかった。
このまま残りの持ってないスキルを強奪して、次の階層に向かった。
「この27階層では鞭士、刀士、槌士が強奪できます」
鞭術は持っていてもその進化の鞭士は持っていなかったのでよかった。
しかし、リザードマンが鞭を使うのはあまり合わない気がする。
ここでも全部のスキルを強奪してまた次の階層に向かった。
「この28階層では、棒士、武士、弓士、鎌士が強奪できます」
「鎌っ!!」
個人的には武器の中で鎌が1番好きだった。
死神が持つような鎌を使える様になると思うとテンションが上がってきた。
そして武術のスキルは持っていたが、その進化の武士のスキルは持ってなかったためそれも嬉しかった。
テンションが上がったままスキルを強奪して、次の階層に向かった。
「やはり、29階層には武器のスキルを持ったリザードマンが集まっているようです」
ナービの読み通りこの階層で全ての武器のスキルが手に入るそうだ。
「また倒し過ぎたらユニークモンスター出るよね?」
「はい。出るかと思います」
レアスキルが欲しいため一応聞いてみた。
「なんのレアスキルが出るかな?」
「恐らく闘気と威圧は持っていると思います」
まぁ前のユニークモンスターよりは欲しいスキルを持っているみたいだ。
またスキルレベル上げをするのかと少し憂鬱になりながらも、強くなれるという嬉しさもあるので頑張っていこう。
「宝箱を発見しました。罠は解除してあります」
スキルレベル上げを始めてあまり時間が経たっていないがもう宝箱をみつけたようだ。
向かって行く、宝箱が見えてきた。
今は特にこれが欲しいというものは無いので使えるものが欲しいと思って開けた。
「おっ!スキルの書だ!」
早速使うと念じてみた。
『ピコーン!』
『契約魔法Lv.1を取得しまし、魔王Lv.2と統合しました』
これは互いの合意で契約を結ぶことが出るそうだ。
戦闘では使えなさそうだが地上に出てから使えそうな魔法が手に入った。
それからまたスキルレベル上げに向かった。
「ユニークモンスターが出現しました」
ナービからその報告を受けたのはスキルレベル上げを始めて1週間と少し経ったくらいの時だった。
武器系のスキルレベルは9まで上がった。元が高かった剣士はもう剣豪に進化させた。
【名前】
【種族】 ウエポンリザードマン
【年齢】 0
【レベル】 5
【ランク】 B−
【HP】 1800/1800
【MP】 600/600
【攻撃】 400
【防御】 340
【魔攻】 190
【魔防】 170
【敏捷】 300
【運】 14
【スキル】
・槍豪Lv.3・再生Lv.4・闘気Lv.6・威圧Lv.7
・かみつくLv.9・ひっかくLv.9
【ユニークスキル】
【称号】
・ユニークモンスター
見つからないように木の影に隠れながらナービに鑑定をしてもらった。
「なぜ隠れる必要があるのですか?」
ナービに何考えてるの?頭大丈夫?みたいなことを言われてしまったが、これは時空魔法の攻撃魔法を確かめるためである。
剣を鞘に入った状態で抜刀術をするように構える。
「次元斬!」
そう言って剣を振り抜いた。
そうしたら目の前にあった木からリザードマンまでにあった障害物がリザードマンごと切断された。
『ピコーン!』
『闘気Lv.6を強奪し、闘気Lv.3と統合しました』
『威圧Lv.7を強奪し、威圧Lv.3と統合しました』
「お見事です」
またナービに褒められた。しかし、これもまだ実践向きではない。これを放つのにMPを1500も使ってしまった。それに溜めが必要なのでそれも課題だ。しかし、物理防御を無視して斬れるのでそこはいい魔法だ。
「MPをもっと使えば今回は空間だけでしたが、時間も一緒に斬れるようになりますよ」
要するに今回は剣を振ってから空間ごと斬り裂く斬撃が発射されてそれに当たったら斬れたのだが、振った瞬間に空間ごと全て斬り裂くことができるようだ。つまり回避不可の攻撃魔法ということだ。
使ってみたいが、MPがまだまだ必要なため、だいぶ後になるだろう。
「今回は何かがドロップしているようですよ」
久しぶりに何かがドロップしたと気分よく見に行った。
「おっのー……」
そこには斧が落ちていた。
一応鑑定してもらった。
【名前】ファイヤーアックス
【レア度】C
【切れ味】C+
【魔力伝導率】C-
【耐久】300/300
【スキル】火魔法Lv.3
【特殊効果】【攻撃】+10
弱くない。確かに弱くは無いのだろうが全く欲しいという意欲が全く湧いてこない。
一応アイテムボックスに入れて、またスキルレベル上げに向かった。
「待って、これ長くない?」
あれから3週間程、つまりスキルレベル上げから1ヶ月経ったが今だ1回進化してレベルが4に上がったくらいだ。
「それは武器のスキルは魔法と違い、2回進化しなければなりませんから、長いでしょう」
〈聖〉の前に〈豪〉を挟むため長いようだ。
「恐らく後、2ヶ月程はかかると思います」
「まじか……」
なかなか辛くなってきたが、強くはなりたいので頑張ってやることにしてスキルレベルを上げていった。
「終わったぞーー!!!」
「お疲れ様です」
ナービの読み通りあれから2か月程、つまりスキルレベル上げを始めてから3ヶ月経ってやっと終わった。
あれから2回ユニークモンスターが出てきたが持っていた武器と武器スキルが変わっていただけだったので特に困ることも無く倒せた。
レベルは7も上がって、他のスキルレベルも多くが上がった。
そして偽装のスキルがLv.MAXになった時に派生スキルで迷彩魔法を覚えたが、魔王Lv.2と統合された。迷彩魔法は自分や物の色を変えて隠れたりするのにいいらしい。隠密と一緒に発動するとより効果は上がるそうだ。
そして★が1つ入手したところで、どのスキルを取得をした方がいいか聞いてみると、
「多重思考や神速思考がいいと思います」
1人で武器も魔法も使うためにこれらがあったら便利だとのことだ。そしてこのスキルはナービも使えるため、ナービのパワーアップにも繋がるそうだ。
『ピコーン!』
『多重思考Lv.1を取得しました』
とりあえず今回は多重思考を取得した。
そしてもうこの階層には少しも居たくないので、急いで30階層に向かった。
「早速進化させますか?」
「とりあえず寝る!」
30階層についてナービにそう聞かれたが、スキルレベル上げ中も睡眠はしていたが、起きたらまたスキルレベル上げと思いながら寝ていた。だから今日は何も考えずにゆっくり寝たかった。
「おやすみ!」
「おやすみなさい」
こうしてやっとスキルレベル上げが終わった。
【名前】 斉藤 零
【種族】 人間
【年齢】 18
【レベル】 49★ (7UP)
【ランキング】 1位
【HP】 2980/2980 (420UP)
【MP】 2450/2450 (350UP)
【攻撃】 530+40 (70UP)
【防御】 414+10 (56UP)
【魔攻】 530+40 (70UP)
【魔防】 414+10 (56UP)
【敏捷】 588+5 (77UP)
【運】 82
【スキル】
《物理系》
・剣豪Lv.MAX[進化可能](New)
・斧豪Lv.MAX[進化可能](New)
・槍豪Lv.MAX[進化可能](New)
・盾豪Lv.MAX[進化可能](New)
・鞭豪Lv.MAX[進化可能](New)
・刀豪Lv.MAX[進化可能](New)
・槌豪Lv.MAX[進化可能](New)
・棒豪Lv.MAX[進化可能](New)
・武豪Lv.MAX[進化可能](New)
・弓豪Lv.MAX[進化可能](New)
・鎌豪Lv.MAX[進化可能](New)
・投擲Lv.2・糸操作Lv.6・喰いつくLv.6
・ひっかくLv.MAX・突進Lv.8・威圧Lv.7(4UP)
・闘気Lv.6(3UP)・隠密Lv.MAX・ 木登りLv.3
・統率Lv.2
《耐性系》
・恐怖耐性Lv.4・打撃耐性Lv.8・斬撃耐性Lv.5
・火耐性Lv.8・水耐性Lv.2・風耐性Lv.8
・土耐性Lv.3・闇耐性Lv.8・光耐性Lv.2
《特殊系》
・吸血Lv.3・超音波Lv.5・性豪Lv.5・飛行Lv.5
・再生Lv.4
・罠感知Lv.MAX(2UP)[進化可能]
・罠解除Lv.3・偽装Lv.MAX (3UP)
【ユニークスキル】
・ナビゲーション・限界突破・極限突破
・強奪Lv.8(1UP)・崩壊Lv.7(2UP)
・多重思考Lv.1(New)
【エクストラスキル】
・魔王Lv.2
【称号】
・先駆者
・挑戦者
・一騎当千
・魔を統べる者
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