第140話 介護施設の理想と現実⑥
その頃第ニ応接室にては
幼馴染みの男性、友人と、友人の同僚の女性と私
部室からリモートにて、介護施設からは、介護主任と嫌疑の掛かった職員が対峙していた
幼馴染みの男性の「この話合いの席にご自身が選ばれた事をどう感じてますか?」の問いに
『マジ訳分かんないんだけど。なんなの?』当該女性
介護福祉士の女性の関係者皆、なるほどね…不遜…言葉使い、態度…一瞬で人を不快にさせたよ…
そう感じたそうである
「介護主任は?」
『出来るだけ丁寧には答えます』
この人は何故この場が設けられたのか?を考えて無難な答えして来たと感じたとの事
彼女達の 危機感の無さから
《施設長は、職員達に俺達が会話を録音している事とか。話てないかもしんない》と男性は感じ
介護サービス会社と同じ…職員を守る気がない…これ迄起きた事を重く受け止めてたら、改善する方向に向かうはずで。職員に施設内で起きた問題を伝えて、対応や態度を改める様にって、注意や指導するものではないのか?
反省を一つもしてない…人の心痛みを痛みとして感じる事の出来ない。可哀想な人達に対峙する事の…虚しさを感じたそうだ
「 職員の皆さん、アンケートで『市から、介護施設への配属を決められた。望まない部署だったのに…』と、本音ですよね?書いている人が数名いらっしゃいましたけど…介護職員して誇りを持って仕事をしていますか?」
男性の問いに介護主任は『…アンケート?』と答えたのに対し当該女性は
『… 何でアンタにそんな事言われなきゃなんないのよ!』と
私は 問うていた
「お年寄り達は人生の先輩なんですよ?お年寄り尊厳を奪う様な介護をする事… 愚かしい事だって思わないんですか?」
と
『 アンタは何よ?偉そうに…』
私は、介護サービス会社の訪問介護部の介護責任という立場で 話し合いの席に参加していた
『 施設長から、貴方方が『話があるそうだから少し話し合いなさい』と言われたんですけど… アンケートはそちらからの提示だったという事ですよね?』
『主任? 何でこの人達と話し合わなきゃいけないんですか?』
本当に信じられなかった…何故話し合いがもたれたか… 想像すらしてない事が驚きであった…今まで自分達のして来た事を、悪いとも思ってないって事だから…
憤りしか感じなかった…
男性が当該女性に
「 …穏やかに…穏便に話ししよう。と思ってたけど無理だわ…施設の職員さん皆で、俺達介護サービス会社の職員達に色々してくれたけど… あんたが一番タチ悪いよね?自分の言う事を聞いてればいいんだ。って態度で。お年寄りはおろか同僚にさえそんな態度でさ…」
「何を根拠に言ってんのよ?人を陥れようとして… 証拠はあるんでしょうね?」
『 アンタは何よ?偉そうに…』
ってソックリそのまま返したい心境だった…
人の優しさ、人生の先輩を敬う。そういう気持ちが無い人達に介護を受けていたお年寄り達が可哀想だ。彼らに嫌がらせされて女性と従姉の女性が可哀想だ。その想いで心が痛くなった
それは私達の共通した想いであった
男性はこの時に、(証拠はあるんですよ)と切り札を出す事に決めたと
感じた事は
職員を守る気がない。職場内の雰囲気を良くする気もない。これ迄起きた事を重く受け止めてない。改善する気もない。職員に施設内で起きた問題に対して対応や態度を改める様に、注意や指導してない。施設内で起きた問題の対応や態度を改める気もない。職員内で注意し合う事もしてない
こちらから問いたい事に対して答えられないのは分かった。守られるべきはお年寄り達なんだ…と
男性の
「入居者の方々と施設の職員の話合いの『月一会』今では施設側から入居者への『報告会』みたいな感じで、お年寄りの意見なんか話せる雰囲気じゃないと聞いたんですよね」
私の
「『要望を出す事にした』というより『要望をだしたい』聞きたい事があるのに『聞いてもくれないだろうから…』と憤っている方がいましたよ?」
介護主任『…』
当該女性『誰よ?』
思わず誰よじゃ無い!と叫びそうになった。その時友人が
メモで
《貴方達、市の職員ではなくて介護サービス会社の職員に思っている事を打ち明けている事に対して思う事は無いのですか?貴方達に話しても、何も改善されない処か、隠蔽される恐れがあると思っているって事ですよ?》
男性が…私も少しイライラしだしてる事を感じて
友人は助け船を出してくれたのだろう。彼女達にに見えない様に、目の前にメモを置いてくれて
『私達は、入居者に信頼されていないからですよね?』
この人がここまで言われて、何かを感じるんじゃなくて、事が起きた時に何をすべきか…何が原因だったのか 深く考えてくれていたら…
そう思わずにはいられなかった
『主任、こんな訳の分かんない、言い掛かりをつける人達になんか答える必要ないですよ』
「言い掛かり? お年寄り達を必死に集めた証拠を言い掛かりなんて言わせないんだから…」
私達以上に強い憤りを抱いている、 友人の同僚の女性も怒りに震えていたのだ
これでは埒が明かないと感じ
必死に私達に託して下さったお年寄り達の思いを
差し出す事にした…
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