第58話 迷惑掛けられないって嬉しいけどね!
風歌side
『~リモートで初会議を開きたいと思うんだけど…この後いいかな?』
って言ってたのに…山乃さんもリョウくんも私とるなちゃんに良く分かんない事?言ってからかうだけで
かと思ったら急に
英士『御厨くん! マッタリした時間良いなぁ…なんて考えてる場合じゃないじゃんね!』
涼也『本当ですよね! あまりに幸せすぎて幸せボケしてた!』
ますます分からない事叫ぶし
るなちゃんと
〈山乃さんと、リョウくんどうしたんだろう?〉
[分かんないよ。でも、ペースにはまっちゃダメよね?]
目と目で会話してたら
そうよ…話さなきゃいけない事が…
英士『風歌ちゃん、大事な話をしようと思ったのに脱線してゴメンね』
風歌「山乃さん?」
英士『英士って呼んでの下りは後にして…風歌ちゃん《これ以上Twitterとかにおかしな投稿を続けるならば、覚悟してもらう事になる。と施設から言われたから》は立派な脅迫だよ?』
風歌「山乃さん?何で?」
るな「私が、パ…倫叔父さんと、冴多先生と夏輝先生に話したの。勝手にゴメンなさい。でもふうちゃんが可哀想で…施設側の対応が許せなくて私…」
涼也『るなちゃん、分かっているから大丈夫だよ。俺も一緒。ふうちゃんを脅した奴らに怒ってんの。可哀想で仕方ないの』
風歌「リョウくん…」
英士 『風歌ちゃん、源本さんが『必ず俺が風歌を。るなちゃんを。涼也くんを。 大切な我が子達を守ってやるからな』『しっかり証拠をまとめて、 施設側と会社に反撃するんだ』って仰られたって…その想いは、オイラも同じだよ』
私…嬉しかったの
山乃さんの、リョウくんの、るなちゃん。そして…パパの想い。冴多先生と夏輝先生の優しさに
涙が出たの
英士涼也side
涼也『俺も同じ想いだからね。ふうちゃん。るなちゃん!ふうちゃんが山乃さんに『迷惑掛けられない』って想いに、るなちゃんも俺に『迷惑掛けられない』って嬉しいけどね!』
英士『オイラを心配してくれて嬉しいけどね!『るなちゃんありがとう。私も山乃さんにお付き合いは待って下さいって伝えるね』は風歌ちゃん!無しだかんね!』
涼也『『私もリョウくんに迷惑掛けたくないの。だから、リョウくんにお付き合いは待って下さいって伝えるね』るなちゃん!あり得ないんだからね!』
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