第46話 あぁ抱きしめてあげたい…好きだよ
英士「 あぁ抱きしめてあげたいよ…」
呟いたオイラに、再び両手で 顔を覆って 静かに涙していた風歌ちゃんが可哀想に…
またピクって肩を揺らして… ゆっくりと顔から両手を離して
オイラを見つめてくれたから
真っ赤な瞳…瞼だって腫れぼったいのに…
(可愛い…)
英士 「 風歌ちゃん…」
思わずオイラ、画面越しの風歌ちゃんに右手を伸ばしてた
風歌ちゃんの左頬に触れてみる…
風歌ちゃんは両手を画面向かって伸ばすと、オイラの右手を両手で 包み込んでくれて…
あぁ、オイラ風歌ちゃんが好きだ
英士「あぁ抱きしめてあげたいよ…」
--
風歌side
山乃さんの事を考えていた
でも…私は…
トゥルルル
涙が溢れ出しそうなタイミングで鳴った携帯…
風歌「るなちゃん…」
るな『ふうちゃん…』
るなちゃん…電話くれたの?
悲しい涙が嬉し涙に変わったの…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます