クズすぎる叔父2
叔父は自分の左手を見ると発狂して叫ぶ。
「俺の手が、手がぁぁ!」
「アユナがどこにいるか吐け、言わなければ右腕を刺す」
そう俺が発狂している叔父に言ったら、叔父は俺を睨んで殴りかかろうとしながら俺に言ってくる。
「このガキ…よくも俺の手を‥この野郎!」
そう叔父が言って俺の頬を右手で殴ってきたので、俺は叔父の左手に刺さっていたナイフを抜いて叔父の右腕に刺す。
俺は叔父の右腕にナイフ刺した後に、ナイフをグリグリと掻き回した。
すると叔父は痛みのせいか涙と鼻水を垂らしながら俺に叫んで言ってくる。
「止めてくれ、頼むから! 謝るから!」
「なら、吐け! アユナはどこにいる」
そう俺が叫んだら、叔父は躊躇したが更に俺によって右腕をナイフで掻き回され、叫びながら言ってくる。
「スレイバーだ、アユナはスレイバーにいるはずだ!」
スレイバー? 場所が分からない以上、こいつに案内させるしかないな。
そう思った俺は涙を流して泣いている叔父に言う。
「分かった、俺をそこまで案内しろ」
「無理だ、もう手遅れだ! それにアユナが戻ってきたら俺の借金も戻ってきちまう」
そう叔父は叫びながら俺に言ってきた。
こいつ、どこまでクズなんだ…。それにまだ、手遅れと決まった訳ではない。
そう思った俺は叔父の腕に刺したナイフを抜きながら言う。
「黙れ、今から行くから支度しろ」
すると叔父は血が溢れてくる右腕のナイフで刺したところを血塗れになった左手で痛そうに押さえながら俺に言ってくる。
「分かった…お前をスレイバーに案内する。だが、その前に怪我の処置をさせてくれ」
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