美少女おじさん

@kannzakihibiki

セッション3回目

「ふぁ〜あ〜」

 あくびをしながらのそのそと布団から這い出る。

 一応の支度を済ませた後に服を着替え

 ギルドに向かう。


 下に行くとレシタと言うレプラカーンの女性が

 カウンターにいたので飲み物を頼み、過ごした。

 昔にやっていた作曲まがいな事をしていると

 ラヴァだったか俺たちの

 チーム?パーティー?の1人がやってきた。

 このパーティーの中では

 唯一の男性なんだよなぁアイツ…

 いやあ俺もなんだけどね今は違うけどさ…

 年上なんだろうか?

 まあ、蛮族なので年齢は分からないが。

 つい先日暇になったばかりだし

 買い物でも誘ってみるか。

 

など考えていると、ん?何か騒がしく……


 唖然とした。

 デカく黒い何かが倉庫側のシャッターから

 ゴゴゴっと入ってきたのだ。

 実際には多分だけどゴキャっとか

 ガチャガチャとか色々聞こえたが

 聞かなかったことにした

「でけえ……」

 つい、小声だが声が漏れてしまう

 おそらくリルドラケンだろうけど……

 それにしたってデカすぎんだろ……

 しかもいつのまにか

 黒髪の男の人も入ってきてるし

 いや、あれは普通に入ってきただけか

 と言うか倉庫の方にはレインちゃんがいたような

 悲鳴が聞こえないと言うことは多分見ていないか

 そこまできていなかったか…

 多分興味なかったんだろうな……


「ドラゴファミリアねぇ……」

 聴くところによると

 ウチのギルドマスターの知り合いらしいと

 え、というか、うちのマスターいないの!?

 どこ行ったん?書き置き?そうなのか……

 

 遠巻きに眺めてたけど濃い人たちだなー

 多分だけどこれからしばらくの間は

 この辺りに滞在するらしい


「買い物に行くけど誰かついてきてくれるか?」

 ここからはラヴァ君とユウキさんを誘って

 買い物と情報収集?に出かけることとなった。

 そう大した情報は得られなかったらしいが

 とりあえずは下水道に害獣騒ぎがあったらしい

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここから先はあまり思い出したくない……

下水道はもう行かない……そう心に誓うまでに至った出来事があったんだよ……ほんとね……


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