その3 坂道を転げ落ちるように

ポエムタイトルでお茶を濁す。濁せていないけど。


さてここで、のそのそプレイを続けている。まだ二ヶ月くらいだった。そう、そのまま行けばやめてたかもしれないのです。


そんな時に、なんと、推しAのイベントが来ました。

なんと。

特に頑張りませんでした。

いや、ぶっちゃけ死ぬほど好き!!ってならないわけですよ。課金するほど好き!てなるのは私にはなかなかハードルが高い。

加えてソシャゲ飽き性の自覚があるので。半年後には辞めてる自信がありましたので!

順位覚えてないな。7000位くらいにはいたんじゃないかな。たぶん。

まあ、これで察するべきだったのだけど、プレイヤー少なかったんだね…へへ……あっ、そう、このゲームすでにサ終しています。一年で幕を閉じました。

特に悲しくはない。この話はもう少し後で詳しく。


でも、このイベントの、イベストが、今となってはとても大事なものでした。

詳しく言うと私が大変なので割愛だけれども、ここで私は、ついに「AとBの組み合わせはありなのでは??」と足を踏み外しました。わぁ。やってしまった。

歴戦の腐女子の皆様からしたら、その程度何言ってんだ当たり前だろ、みたいなところは重々承知なのだけれど、残念ながら当該CPは、結局最後まで私一人しか作り続けることはなかったのです。がっでむ。


そうして私はついに当該CPへの修羅の道を歩き始めたのでした……。


さて、と一つ踏み出したところで、自分で書こうとは微塵も思わない私でした。

そもそも二次なんて見ても描かない、そういう人生を送ってきたのです。あくまで原作が一番好きなので。

となると、巨大イラスト&小説投稿サイトピクシ○くんを頼らざるを得ない。

レッツ検索窓。

どう略すのか分からず、取り敢えず思いつく形で入れてみる。

パターン1……0件。

パターン2……0件。

いやもしかしたら逆カプならあるのでは?

パターン3……0件。


あれ?

おかしいな?

ここで異変に気付く私。

これはもしや……誰も作っていないのでは???

当該ジャンルの絵や小説はそれなりに上がっているので、つまりは、そういうことだった。

愕然とした。

割と真面目に打ちひしがれた。

そんな馬鹿な。

いやでも、もしかしたらあと少ししたら……と思いつつ、細々絵を描き始めることにした。

腐向けではなく。

普通に推しの絵を。


そう、このときの私はいつか好機は来ると思ってたんだ……。

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