第399話 スタンプラリーに行こう その3

エノクは、笑顔で駆け寄る。


「2人とも、お久しぶり!」


取り敢えず、足跡👣を追って歩き始める。そっか、あっちは早朝なのですよ。もう、夜遅いですし。


「えっと、そっちはこんばんは?だよね?」


「はい、こんばんは。」


ルイスは、優しく微笑んで言う。


「エノク、ばんわー!」


「寝起きログインだよ。」


眠そうに、欠伸をするエノク。


「アメリカでの生活が、充実してそうでなりよりなのです。僕は、少しだけ眠くなって来ました。」


ルイスは、小さく欠伸をするとエノクは笑う。


「そんな、ルイスに徹夜のお誘いなんだけど。」


「良いですが、ハルト君はどうします?」


エノクの言葉に、キョトンとする。


「勿論、徹夜とか久々だなぁ!明日は、日曜日!」


スコルとハティーは、眠そうに欠伸をして甘えるようにルイスに擦り寄る。ルイスは、優しく抱え込むと眠る2匹。ルイスは、フィンの背中に乗せる。


「では、人探しを続けましょうか。」


住民に話しかけ、30分かけてクリア。


「歩き疲れたぁ…。」


「俺、半日かけて終わらなかったのに…。」


半日…。ハルト君、半日も迷子になってたんです?それは、もう方向音痴では済まされないのでは…


「……取り敢えず、お茶しましょうか。」


ルイスは、苦笑しながらティーセットを出す。


「ルイスのお菓子!嬉しい、美味しい…。」


エノクは、嬉しそうにもぐもぐ。


もふもふ達も、嬉しそうにおやつタイム。はぁ…、うちの子が可愛い!お口汚して、勢いよく食べるスコル。自分のを食べず、スコルから横取りしようとしてフィンに嘴で軽く突かれるハティー。物足りない2匹に、自分のを少し分けてから食べるフィン。無言で、ちびちび食べるソル。尻尾をブンブンと振りながら、上機嫌で食べるリル。フィアは、飲み物だけ欲しい様なのです。飲む姿も優雅ですね。


5個目は、お料理クエストです。2人は、素材を集めに。もふもふも、走り出しました。


ルール:お客さんのリクエスト料理を作る。星3のレアリティから、クリアとなる。料理人のエプロンで、料理スキルが使えるように一時的になる。エプロンは、キッチンのみ効果を発動する。


「さて、始まりましたぁ!お料理の時間です!」


ハルトは、ノリノリで言う。


「ルイス、エプロンあるよ?」


「必要無いのですよ。」


ルイスは、自分のエプロンを取り出し微笑む。


「リクエスト、どうぞ。」


すると、リクエストを言う住民達。レシピを見る事なく、手慣れた感覚でお料理するルイス。


「うわぁ…、見ないで作れちゃうんだ。」


「しかも全て、星8以上…。」


ルイスは、困った雰囲気で笑う。


「料理には、限界レアリティーがあるのですが。何故、限界突破したレアリティーなんでしょう?」


「「イベントだから!」」


2人が言えば、複雑そうな表情のルイスだつた。最後のお客様から、スタンプゲットである。そして、ここでエノクは朝食の為にログアウトした。


エノクが戻り、ダンジョンクエスト!


その前に、スコルとハティーとフィアが寝たので、3人を帰還させます。さあ、ダンジョンへ!


敵は、弱いのでサクサク進む。


そして、最後のスタンプ…。


「タイムアタックきたー!」


「苦手なやーつ!」


「まあ、僕しか得意じゃなさそうです。」


周りを見ると、立ち止まる人々…。3人は、苦笑してからフィールドに入るのであった、、。

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