第350話 息抜きにクエストを…3

取り敢えず、次のクエストに行くのです。まだまた、クエストは終わらないのです。つぎは、7つ目のクエストです。敵は、強くは無いのです。


「あれが、今回の敵ですわ!」


トモは、恥じらいを捨てて乗ってみせる。


「突撃でごさるぅー!」


ユウユウも、ノリノリである。


「ユウユウ、止まるだっちゃ!」


「俺も行く…なの!」


ハルトは、オロオロしてグレンは語尾はヤケ糞。


「回復は、お任せください…にゃん…。」


恥ずかしそうに、両手で顔を隠しながら言うルイス


「ルイス、いつもみたいにノリノリにならないですわ。お嬢様語尾では、出来ていたですわ。」


「くっ…地獄過ぎますにゃん。」


ルイスは、思わず呻く。


「グレン、ここにランドセルと黄色帽子がござる。必要なら、白シャツと短パンも…」


ゴソゴソと出すユウユウ。かなり、ノリノリだ。リコーダーソードを、取り出すトモ。


「お前ら、準備良すぎなの!」


トモの言葉に、素早く突っ込むグレン。完全に、爆笑案件である。敵は来ているし、ルイスは深呼吸をしてから頭が痛そうに4人を見てから言う。


「これ、アーカイブ消しますよにゃん?」


「「「「もちろん(語尾)!」」」」


全力で、反射的に叫ぶように言う4人。


「うぅ…、やってやるのにゃん!」


「はいはい、もっと可愛くやるのですわ!」


トモは、笑いながら走り出す。


「ルイスが、1番軽傷な語尾でござるよ?」


ユウユウは、暢気に明るく笑い飛ばす。ルイスは、深呼吸をして全てを諦めた雰囲気でため息。そしてから、気を取り直してから少し妖し気に微笑む。


「では、不慣れなりにはっちゃけますにゃん♪」


「キタコレなの!」


グレンは、嬉しそうに言う。


「あ、やっと来たでござる。」


ユウユウは、楽しそうに笑う。


「ルイス、あまり色気を振りまくなですわ。」


トモは、苦笑しながら言う。


「にゃん?色気って、何の事にゃん?」


キョトンとして、4人を不思議そうに見る。


「「「「この、無意識ド天然…」」」」


「にゃ?」


なお、コメント欄はファンによるお祭り騒ぎとなっております。ルイスは、やれと言われているから、仕方なくやっているだけです。演技はノリ!


「終わった。被害者が増えないうちに、何とか全部倒せたな。敵が弱くて助かったぁ…。」


グレンは、別の意味で汗をかいている。


「いや、提案したのは俺だけど…マジごめん。」


トモも、息を切らしながらも謝っている。


「ふぅ…、恥ずかしかったのです。」


ルイスは、小さくため息をつく。魔物からドロップした品を回収。その中の一つに、納品クエストが。


「はちみつと蜂針、納品ですか。」


「切り替え早いな…」


ハルトは、思わず苦笑している。


「こういうネタは、日常茶飯事なのです。切り替えが早くなければ、ずるずると引きずられるのは理解してます。それに、クエストが多いですからね。」


ルイスは、真剣な雰囲気で言う。


「確かに、時間も有限だしな。」


トモは、思わず笑って言う。


「まだ、7つです。急いで、向かいましょう。」


「おー!」


ルイスの声に、ユウユウは元気よく言う。


「時間がないので…」


ルイスは、素早く突っ込む。


「サポートは、まかせろ!」


トモは、真剣に言う。素早く、グレンもルイスに合わせる。ユウユウも、バフを待機させる。


「はちみつと蜂針ゲット!」


「同じ場所に、小麦粉とバターと牛乳を届けるですかね。ぱんでも、つくるんでしょうか?」


ルイスは、キョトンとしている。


「つまり、買いに行くって事か?」


ユウユウは、暢気に言う。


「実は、持っているんですよね。breezeのお店で使われる、かなり厳選された素材を現在。これで大丈夫なら、僕個人の私物なので次に行きますが。」


「わーい、9つめクリア。」


ハルトが暢気に、笑ってしまう。


「多めに蜂蜜を取れましたね。バターと牛乳と小麦粉…何となく、ホットケーキが食べたいですね。」


ルイスの言葉に、トモは暢気に言う。


「相変わらずだな…」


思わず、笑う3人。


「ふわふわなやつ、希望!」


ユウユウは、元気よく手をあげて言う。


「後にしろ、急ぐぞ?」


グレンは、何かに気づいて慌てる。


「これ、制限時間ありだ!」


ハルトは、悲鳴じみた声で叫ぶ。


「リル、ソル!グレンは、ソルに後ろにユウユウくんをお願いします。ハルトくんは、騎獣を…」


素早く乗ると、走り出したのだった。そして、素材を渡してみると。お菓子作りを頼まれる。


クエスト、孫へのお菓子作り


ルイスは、マイエプロンを取り出してキッチンへ。すると、ほかのメンバーもエプロン装備する。


「クッキーを、簡単に作るのです。」


5人で、わいわいと可愛いクッキーを作る。ついでにだが、ホットケーキも作っていた。お爺さんに、クッキーとホットケーキを渡してみる。


「ありがとう助かったよ。」


そして、報酬と手紙を渡した。ルイス達は、エプロンを外してから外に出る。ルイスは、無言で手紙を見つめる。そして、深いため息を吐き出した。


「貴族への招待状…。」


「何を、やらされるんだろ?」


クエスト11は、貴族への招待状でした。


クエスト、不死林檎を奪え。ルイスは、険しい雰囲気で不穏な雰囲気の手紙を見つめるのだった。










作者の謝罪

起きれませんでした。申し訳ない

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