第330話 旅行3日目

今日は、牧田達のトークショーを見に行く。開始数時間前で、客席は満杯になり大変な賑わいだ。


「やっぱり、牧田さん達凄いな。」


「早めに来て、正解だったな。」


呆気に取られる神崎に、時矢は思わず笑いながらも言う。瑠衣達は、無言で頷き開始まで待つ。


そして、トークショー開始。


緊張するゲストに、さりげなくカバーしたり、話題を振ったりと気遣いも完璧である2人。


新しい機能の説明も、スラスラしている。


トークショーも、終わりお客さん達も素早く移動。その場には、瑠衣達しか居なくなってしまう。


「待たせたな、マッキーさんだぜ。」


「まっちゃん、お帰り。」


牧田の挨拶に、瑠衣達も挨拶。


「牧田、人を盾にするなんてひどいっす!」


アーサーは、少しだけ不機嫌に言う。牧田は、苦笑している。どうやら、ファンの待ち伏せにあった様である。瑠衣達は、思わず笑ってしまう。


そして、遊園地に移動。


すると、スタンプラリーカードを渡される。その店を中心に、スタンプを集めに回って行く。


「一つ目のスタンプは、フリューゲルのマーク。」


時矢は、スタンプを確認しながら言う。


「8箇所だろ?フリューゲル、紫陽花、ネコネコ団、ジェネシス、美品の匠、道楽嬉笑、海船そしてだ…breezeだろ。うん、それしか浮かばない。」



クラン名→リーダー→スタンプ対象


フリューゲル→マッキー→アトラクション

紫陽花→シャルム→アイテムショップ  

ネコネコ団→トンガ→体験コーナー

ジェネシス→セロン→アトラクション

美品の匠→マリーヌ♡→アイテムショップ

道楽嬉笑→烏丸→ホラーアトラクション

海船→ルッツ→出店

breeze→ルイス→お土産屋


瑠衣達は、ジェットコースターに乗り。キーホルダーを買い、体験コーナーでアクセサリー作り。絶叫アトラクションに乗り、アイテムショップをぶらりする。入店だけで、スタンプが貰えたから。そしてから、お化け屋敷へ。神崎は、お化けが嫌いなので終始無言であった。思わず笑う、瑠衣達。そして、出店で昼ごはんを食べて、お土産を購入する。


これで、全部のスタンプをコンプリート!


くじを引けると、箱を渡される。


時矢は、お菓子の詰め合わせ

牧田は、ツノウサギのぬいぐるみ

アーサーは、コラボTシャツ

神崎は、コラボの帽子

春都は、割引券

瑠衣は、コラボぬいぐるみ詰め合わせセット


袋に入れて貰い、そのほかのアトラクションとかを見て回る。神崎達も、楽しそうである。アーサーと牧田は、カメラ片手にそんな3人を撮影。


ちなみに、時矢は写真担当。昔は、牧田の手伝いでカメラマンしていたので、手ぶれもない。


そして、ホテルにチェックイン。


夜ご飯は、ホテルでとる事に。すると、集まれる同盟メンバーも来ている。そして、みんなでわいわいと食事をする。更に賑やかで、楽しい瑠衣達。


その後、部屋に向かいシャワー浴びてゲームにログイン。そして、暫くしてログアウトして寝る。




次の日の朝、今日は旅行最終日である。


瑠衣達は、楽しそうに歩き出した。遊園地は、とても広くアトラクションだけでなく出店も数多い。まだまだ、遊べる所は多いのだ。大人達も、優しく見守るかんじで着いてくる。今日は、昼までしか遊べないので厳選して遊ぼうときめるのだった。

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