第279話 君への感謝
時矢は、早朝にログインするとデイリーを終わらせてログアウトする。そして、お湯を沸かしてドリップ珈琲を淹れる。そして、スマホでネット注文で朝ご飯を注文した。静かな、無言の時間である。
「…ん?凄い、お祝いメッセージの数だな。」
スマホとパソコンを、確認して呟く。暫くすると、注文したご飯が来る。食べながら、無言で確認して返信していく。全部終わり、片付けて珈琲を飲む。
そして、2杯目の珈琲を自室に運び、パソコンで仕事をする。時間は、まだ早朝5時である。
なので、夕方まで料理以外の家事と買い物をおわらせる。瑠衣達も、春休みが終わり学校が始まったので居ないから。居れば、早めにログインするが。
少しだけ、残念に思いながらもする事をする。
そして、暇になる。牧田から、LINEがあり牧田とお茶しながらいろいろ話したりする。
すると、瑠衣がケーキを持って来る。どうやら、手作りらしい。神崎達も、来てプレゼントを渡してきた。神崎は、ハンカチ。アーサーは、時計だ。牧田は、Tシャツ。瑠衣は、猫の置き物をくれた。
夕飯を、瑠衣が作ってくれてbreezeメンバーと牧田でお祝いする。そして、解散した。
時矢は、直ぐにログインした。
トキヤはお店の書類仕事をする。まだ、暫く3人はログインしないだろう。すこしでも、多く終わらせようとおもうのだった。暫くしてから、なんとなく思った事を呟く。そう、いつも思っている事だ。
「何だかんだで、ルイスもハイスペックなんだよなぁ…。文武両道で、家事が出来て器用だし。」
すると、同意する住民メンバー達。
「トキヤさん、花園に来てください。」
ルイスは、やはり準備してくれていた。そして、プレゼントで、その武器を見た時に息を呑む。
精霊弓 世界樹の祈り
壊れる事のない、今ある弓の中で最高火力の弓。そして、精霊王の祝福がかけられている。
「ルイス?ちょっと待て…」
「日頃の感謝も、含まれているのですよ。」
ルイスは、逃げてルーカスの後ろに隠れる。ルーカスは、課金アイテム無限矢筒である。
矢が、自動で矢筒に戻って来るアイテムだ。
なお、壊れた矢と消費アイテムの矢は戻ってはこない。中には、消費アイテムの矢がたくさんだ。ルイスが、羽を集めてたのはこの矢達を作るため。
グレンからは、弓を引く様の手袋を渡される。
トキヤは、嬉しそうに笑う。これで、悩んでいた問題が解決したからである。ただ、無限矢筒は使用制限を掛けられやすいアイテムだ。なので、現在の矢筒を基本は使う事にしたのだった。
作者の謝罪
昨日は、トキヤさんの誕生日。待ってた方、投稿遅れてすみません。トキヤさんも、ごめんない!
トキヤ「まあ、俺は気にしないけど…」
作者「すまぬ、寝落ちした。」
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