第261話 次なる作戦に向けて

取り敢えず、入国するとやって来ましたね。


「何故、プレイヤーを入れた!」


「頼りない貴方達だから、助太刀に来たのです。」


すると、激怒している。


「獣ふぜいが…」


はい、アウトです。隣のエルフさん達も、青ざめています。そして、プレイヤー達は素早く討伐。シャドーウォーカー(歩く影)と呼ばれる魔物ですね。


ですが…、シャドーウォーカーは法律国家の魔物。つまりは、まだ出てくる段階の魔物ではないです。これは、運営のミスではなく意図的な何かを感じますね。これ、日本サーバーでも起こりうるんですよね?いろいろ、気になる事が増えました…。


まあ、後で確認するとしましょう。


「では、ハイエルフの森へ行きましょうか。」


「1人でも、生存者が居れば良いのだが。」


エルフの言葉に、葛葉は考える様に言う。


「シャドーウォーカーが、影を奪うのに条件が必要です。暗い地下室に、逃げ込んで居たら助かる可能性もあるはず。ちなみに、心当たりはどうです?」


「地下室がある。ランタンを、着けていなければ生きてる可能性もある。取り敢えず、行ってみる。」


葛葉は、頷いてからプレイヤー達にバフをかける。そして、バーズを連れて救助に向かう。地下室のある建物は、木片の山となっていた。


「バーズさん、建築スキルは?」


「やってみる!」


木片が飛び散り、木製建物ができる。素早く中に入り、地下室に向かうとハイエルフの子ども達が。どうやら、大人達は子供達を逃すために命を散らしたらしい。子供達は、ずっと泣き続けていた。


「良かった、生きてた!」


エルフさん達は、嬉しそうに泣きます。しかし、泣いてばかりはいられません。女性エルフさんに、ここは任せて魔物狩を指示して貰わなければ。


取り敢えず、葛葉はルイスになると子供達を勇気づける言葉をかける。子供達に、その事で好かれてしまい、後で大変な事になるのは置いておく。食糧を渡し、葛葉に戻ると戦闘に参戦するのだった。


戦闘が終わり、バーズはエルフ達の家づくりに忙しそうにしている。エルフ達も、かなり協力的だ。


プレイヤー達も、かなりの人数が手伝いに来る。


終わる頃には、バーズを嫌な目で見る人はかなり減っていた。葛葉は、少しだけ安心する。


さてと、そろそろ敵を迎え撃つための場所。


迷いの森へ、行かなければ…。


本格的な戦いが、始まろうとしていました。










作者の独り言

ぐぅおー、寝てしまった!今日は、バレンタインなのでその話を書きたいです。興味ない方はスルーしましょう!それでは、さらばです!


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