第250話 見つけたぜ!

月明かりの綺麗な夜、ルイスはベットに座りストレージの整理をしている。左右には、リルとソル膝上にはスコルとハティー。背後には、フィンが座っている。ルイスは、フィンに背中を預けている。


フィンは、暇だったのかルイスの髪を嘴で突いて、相手しろと遊んでいる。勿論、ルイスに怪我させない様に手加減して。ルイスは、驚いている。


「ちょっ、フィンさん!?」


ルイスは、仕方なく庭にて5匹を相手する。5匹が、満足した所でお茶を淹れる。2人分…


「こんばんは、インフィニティ様。」


すると、精霊王が近づいて来る。


「やあ、こんばんは。楽しそうだったね、無邪気に庭で遊んでいるから子供達も集まって来てるよ。」


なるほど、この無数の光は力の弱い精霊さんなのですね。とても、綺麗で動いてる光とか追いかけてみましたけど。どうやら、追いかけっこは楽しかった様です。僕は、かなり疲れたんですけど。


「半年間、ガイアに修行させる事にしたよ。ちなみに、プロメアは太古に錬金術が栄え繁栄したアルケミストの国…黄金郷。メウロは、かつて最強と呼ばれた獣王が剣を捧げた祈りの森メシア。そして、ガイアは、精霊達の墓場である死の霊海カロンゼが修行場所になる。その場所に、いつか君達も踏み入れる事になる。何故なら、そこにはアレが居る。」


精霊王インフィニティは、険しい雰囲気である。


「それは、危ないのでは?」


ルイスは、心配そうに言う。


「大丈夫、ガイアには指一本でも触れさせるつもりは無いよ。何せ、可愛い僕の子供なんだから。そして、君には花嫁の件を含めて感謝しかないよ。」


インフィニティは、優しく微笑み明るく言う。


「僕の大切な仲間ですから。」


「そう、そっか。それは、良かった。」


ルイスの言葉に、本当に嬉しそうに笑うインフィニティ。ルイスは、ゆっくりと頷いた。


「じゃあ、秋まで自分のしたい事をするんだよ?」


精霊王インフィニティは、見通すかの様に笑い去って行った。ルイスは、驚き苦笑するのだった。




うーん、したい事…ですか?


そう言えば、最近はこもってませんね。こもって、ひたすらポーションを作ってダラダラしたいかも?


けれど、周りが許してくれるでしょうか?


いや、メンバーはきっと許してくれるはず。となると、問題なのは同盟ですね。お正月イベント…。


ふむ、取り敢えず…今日はログアウトですね。




さてと、ログインしました!


いそいそと、錬金道具を出して部屋に籠ります。ルンルンと、新しいレシピに挑戦するルイス。


トキヤは、それを見て思わず笑う。


「こらこら、引き籠るんじゃない。せめて、リーダーの椅子で作業しろ。みんなが、心配して仕事に手が付かないだろ?まったく、お前なぁ〜w」


さてと、取り敢えず移動して黙々と作業する。


「ルイス、引き籠るのか?」


グレンは、キョトンとしている。


「取り敢えず、引き籠れるだけですが。」


ルイスは、暢気に笑っている。


「なら、案外と終わりが近いかもな。」


トキヤは、掲示板を見ながら言う。


「ん?何か、イベントってありましたっけ?」


ルイスは、ティーカップを手に取り聞く。


「ルイスに、お客さんが来てる。」


トキヤは、掲示板をみせる。


「ふむっ、アメリカ最強と龍人ですか…無視で!」


ルイスは、楽しそうに黙々と作業する。


「ルイス、依頼確認しに行こっぜ!」


そして、買い物の帰りに出会うのだった



「へーい、待ってたぜ!」


「やっと、見つけた。おはよう、これから、暇ならお茶しないか?友好的に、話し合おうか。」


ルイスは、全力で逃げる。2人は、追いかけるのだった。グレンは、笑ってルイスの動きに合わせる。


こうして、追いかけっこが始まるのだった。


ルイスは、深いため息を吐き出す。グレンは、素晴らしい笑顔でドンマイと笑っているのだった。









作者の謝罪

気に入らなくて、全て書き直したら投稿が…


鬱展開は、嫌なので書き換えたらけっかです。


すみません…

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